独占インタビュー！ドMなバニーちゃん名古屋中村店｜風俗男性求人・バイト【メンズバニラ】

――伊東さんはナイトレジャー業界の経験が長いと伺いました。

はい。25、6歳のころ、大阪の風俗店に勤めたのが始まりなので……もう20年以上この世界にいるのか。時間が過ぎるのは早いなあ（笑）。

――（笑）。出身も大阪ですか？

いえ、生まれも育ちも東海地方にある小さな地方都市です。高校卒業後7、8年は、足場の組み立て作業やダンプカーのドライバーなど、地元の先輩に紹介してもらった仕事で生活していました。
まあ、それはそれで楽しかったものの、25歳くらいになると「先輩に頼りっきりの生活とはオサラバしたい」っていう気持ちが芽生えてきましてね。それで、大阪へ。

――転居先に大阪を選んだ理由は？

「どうせなら都会で働きたい」と考えまして。地元の近くで馴染みがあったのは東京と大阪だったけど、前者には仲のいい先輩が多かった。後者には誰もいなかった。それだけです（笑）。
で、仕事を探していたらスポーツ新聞で風俗店の求人広告を見つけたので、すぐに応募を。

――応募の決め手は？

私が重視していた「寮」、「日払い」、「即採用」の3つを満たしていたこと。生活するには仕事だけじゃなく家も必要。あと、貯金に余裕もなかったし（笑）。
ただ、結果的には20年以上この世界のお世話になっていますが、最初からナイトレジャー業界を志していたわけではないんです。条件に合った仕事が、たまたま風俗店だっただけで。

――当時、ナイトレジャー業界はどういう印象でした？

うーん……まあ、良くはなかったかな（笑）。25年くらい前は、まだ「ナイトレジャーはブラック」というイメージが強い時代でしたから。
でも、いざ働いてみたら驚くほど「普通の職場」で、ブラックとは程遠かった。同僚はみんな穏やかだし、仕事内容も店頭での受付と電話応対くらい。精神的にも肉体的にも「キツい」と感じることのないまま、1年ほどで店長に昇進させてもらいました。

――未経験からスピード出世。

いえいえ。スタッフの遅刻や欠勤が日常茶飯事という中、私は一応、勤怠だけは良かったので、きっとそのおかげでしょう（笑）。それに景気も良くて、がんばって宣伝しなくても勝手にお客様が来てくれた。系列店がどんどん増えて、新たなポストが生まれて。そんな状況なら、誰だって昇進できますよ（笑）。
それにしても、こうしてあの頃のことを話していると、「いろいろ変わったなあ」としみじみ感じますね。

――どんなところに変化を感じますか？

この業界に限った話ではないけど、やっぱり「ハイテク化」でしょう。当時はインターネット黎明期。ほとんどの店がホームページを持っていなかったし、集客も求人も雑誌と新聞がメイン。それが今では、遊ぶにしても働くにしても、ネットやSNSで検索するのが当たり前になりました。あと、宣材写真の撮影機材がインスタントカメラからデジタルカメラに替わり、「暗くて顔がわからない」みたいな失敗作を簡単に撮り直せるようになった。昔のフィルムは値段が高くて、撮影の経費も馬鹿にならなかったんですよ（笑）。

――仕事のやり方も変化していったのでは。

まさに。でも私は、業界全体がどんどんデジタル化しているにも関わらず、その流れから目を逸らしてしまった。さっきも言った通り、大してがんばらなくてもお客様は来てくれたので（笑）。

――（笑）。

当時は甘え切っていたんです。その店を辞めて他の風俗店に移ったときも考えを改めず、受付に立ってただお客様を待っているだけ。ブログもメルマガもできない。パソコンもろくに扱えない。それじゃあ店にとっては“お荷物”だし、厄介者になっていることくらいはすぐに勘付くから、長続きもしませんよ。結局、短い期間で転職を繰り返しました。
しかも、そうこうしているうちに、別の悩みも生まれてしまってね。

――別の悩みとは？

この仕事をしていると、「人」に囲まれた状態が続きます。店頭でもバックヤードでも、常に女の子やお客様の感情を考えなければいけません。いくら甘えていたとはいえ、そこだけは忘れていなかったつもりでした。でも、仕事がうまくいかないことで心の余裕までなくなったのか、周囲に気を遣うことに疲れてしまった。
それに、ポンポンと店を変えていた私には相談できる人がいなくてね。自業自得ですが、一人で悩んではますます落ち込む悪循環に。ついには、「アルバイトでもいいから、できるだけ独りで働きたい」と考えて、37歳でトラックの運転手に転身しました。

――風俗業界を離れていた時期があるんですね。

だけどそれがもう、大失敗（笑）。昔、ダンプカーを運転していた頃は何時間走っても疲れなかったのに、40歳近くになってトラックに乗ったら、体力がもたずギブアップ。2年と続かず、その後は『ドMグループ』が運営する大阪のデリヘル店でアルバイトを始めたんです。

――そうして風俗業界に戻ってきたんですね。

はい。正直、当初は人付き合いに対して不安があったものの、同僚がいい人ばかりで助かりました。唯一、大変だったのはパソコン作業。ホームページの更新すら満足にできなくてね。

――どうやって克服を？

それもみんなのおかげですよ。物覚えの悪い年寄りが何度同じことを聞いても、根気強く教えてくれたから。その甲斐あって更新作業はもちろん、店で使うワークシートを自作できるまでになりました。
そんな恵まれた環境で働き続けて数年、会社からのお誘いで晴れて正社員に。『ドMグループ』は新規出店を続けていたし、「猫の手も借りたい」ってところだと思いますけど（笑）。

――そんなことはないかと……（笑）。

でも、本当に感謝しているんですよ。一度は離れた業界なのに8年以上も働き続けることができて、今では『ドMなバニーちゃん名古屋中村店』の店長まで任せてもらえて。
今は悩みをすぐに吐き出せるような、相談しやすい環境づくりに努めていますが、それは私なりの恩返し。『ドMグループ』に入社して一番、助けてもらったと感じている部分ですから。

――素敵な考え方ですね。では未来の後輩にメッセージを。

読者の皆さんに伝えたいのは、「先入観に惑わされず、ご自身で一度体験してください」ということ。
この業界には、未だに「キツい」「休みがない」みたいなイメージが残っているじゃないですか。でも『ドMグループ』は週休二日制も可能だし、福利厚生にも力を入れている。それに「お互いが支え合う」という社風が浸透しているので、体力的にもそれほどキツくない。おかげで、48歳でも最前線で働ける（笑）。

――（笑）。働きやすい環境が整っていると。

こういった流れは、ウチに限った話ではありません。待遇面の改善を進めている店はいくらでもある。いわゆる「一般企業」と同じく我々の世界でも“働き方改革”は始まっているし、今後ますます加速するでしょう。だから、皆さんもそのあたりは安心してください。

――キャリアが長い伊東さんならではの言葉ですね。最後に今後の目標を。

大きいことを言った直後で恥ずかしいけど……「老後をのんびり過ごしたい」かな。実は私、「楽隠居」が夢なんです（笑）。
皆さん、ぜひ『ドMなバニーちゃん名古屋中村店』に入社して、私を追い抜いてください。私も一生懸命サポートしますので。皆さんのために、そして自分のために（笑）。