MADAM Papillon-マダムパピヨン-

愛知(名古屋・栄

サービスワーク(エステ店

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MADAM Papillon-マダムパピヨン-

ちょくさん 45

店舗スタッフ

年収500万円以上

勤続年数08ヶ月

人生の後半戦はやりたいことに挑戦。夜の世界に飛び込んだのは、支えたい人たちが居るから

それなりに歩んできた40年。人生の折り返し地点を迎えた管理職が下した、“意外な決断”

――これまでの経歴を。

大学を卒業後、神奈川県にある建築系のメーカーに入社しました。とはいっても特に建築業界を志望していたわけじゃなくて、野球クラブがある会社を狙って就活をしていたら、たまたまそこに内定をもらったという感じでした。

――野球がお好きなんですね。

ええ。子どもの頃から野球が好きで、中学、高校、大学と部活で野球をやっていました。まあ甲子園とかプロを目指せるようなレベルじゃなくて、あくまで趣味で楽しむ程度でしたけどね。ただ、せっかく野球クラブがある会社を選んだのに、ちょうど僕が入社した年度から廃部になってしまったという(笑)。それからは、ずっと観る専です。

――(笑)。ちなみに、どのような業務を?

いわゆるルート営業ですね。得意先を回るのがメインだから精神的な負荷はそれほど大きくなかったんですが、時代も時代だったのでサービス残業は当たり前。泊まり込みで働くのも珍しくはなかったです。だけどその割には給料がイマイチ。
地元の愛知県で自動車系の仕事をしている友達から景気のいい話を聞くたびに、不満が募っていきましたね。それで4年ほど勤めたあたりで、僕も地元に帰ってきて自動車部品のメーカーに転職を決めました。

――収入は上がった?

前職に比べると1.5倍くらいにはアップしましたね。しかも前の会社に比べたら残業も少ない。もちろん働き方改革が叫ばれる今の基準と比較すれば、ハードではありましたけど。
これといった不満もなかったし、気づけば勤めて10年以上。四十路を迎え、数十名の部下をまとめる立場になり、最終的には課長のポストを内示されて……。

――順調に出世コースを歩んだと。

いえ、辞めました(笑)。

――えっ!?

実は僕、ずっとナイトレジャー業界で働きたいと思っていたんですよ。
というのも建築系メーカーの時代に、副業でデリヘルのドライバーをやっていたことがあって、その経験から夜の業界で働く女性をサポートしたいと強く感じていたんですよね。

“支えたい人たち”が居たから。順調な出世街道を投げ捨て、夜の世界へ飛び込んだ

――なぜ女性のサポートをしたいと?

きっかけは、たくさんのキャストを送迎する中で、同い年のシングルマザーと親しくなったことですね。親しくなったといっても、男女の仲ではないですよ(笑)。
彼女は資格とか学歴のような武器を持っていないからこそ、風俗でがんばって働いていた。自分の子どもを養うためにね。それってすごく立派なことじゃないですか。でも世間からするとシングルマザーの風俗嬢という響きだけで、色眼鏡で見られがち。実際には、昼職で働くOLたちと何も変わらない普通の感覚を持った女性なのに。偏見を持たれながらも一生懸命がんばる彼女たちがしっかり稼げるように手伝いをしたいと、いつしか考えるようになっていったんです。
まあかっこいいこと言っちゃいましたけど、ナイトレジャーに惹かれたのは「もともと風俗が好き」とか「稼げる」とか、こっちの理由のほうが大きいんですけどね(笑)。

――(笑)。その後は?

結局、転職で愛知に戻ることに決まったので、デリヘルのドライバーはそのタイミングで辞めてしまいました。ただ自動車部品メーカーで働いている間も、ナイトレジャー業界のことはずっと頭の片隅にあって。で、正式に課長にまで昇進してしまったら、さすがにもうその会社に骨を埋めるしかないだろうと。これからの人生を考えて、やりたいことに挑戦できる最後のタイミングかなと思ったんです。

――周囲の反対はなかった?

さすがに家庭があったらできなかったでしょうね。幸か不幸かそのときにはバツがひとつ付いていて、身内に止められるようなこともありませんでしたから(笑)。

――『MADAM Papillon-マダムパピヨン-』との出会いは?

ここに応募したのは、言ってしまえば偶然です。ナイトレジャー系であれば業態は問わなかったので、メンズエステに限らずヘルスやらソープやら、色々と求人を見ていましたから。
ただ、面接を受けたときに「ゆくゆくしっかりと稼げるようにする」と言ってもらえたのが心強かった。あと、オーナーが僕のことをかなり気に入ってくれたんですよね。
引き継ぎもあったから退職がなかなかスムーズにいかず、『MADAM Papillon-マダムパピヨン-』で働き始めるまでに時間がかかってしまいそうだったんですけど、オーナーは「いつまででも待つよ」と言ってくれた。そこまで自分のことを求めてもらえるなら、ぜひここで働きたいと思いましたね。

好きこそものの上手なれ。何よりも大切なのは、“一人ひとりと真摯に向き合う”こと

――入社後のことを。

デリヘルでのドライバー経験があったとはいえ、業種は違うし、内勤スタッフもはじめて。失敗も多かったですね。たとえばダブルブッキングをしてしまったり、施術中に間違えて部屋に入ってしまったり……。
でも僕がミスをするたびに先輩スタッフやセラピストがフォローしてくれたので、幸い大事になったことはありません。

――互いに助け合う空気感があるんですね。

ウチは大きなグループではないので、だからこその温かみのようなものはあります。それと自分で言うのもなんですが、僕が真面目に仕事に取り組んでいたというのも大きかったかな。少なくとも一生懸命やってさえいれば、見捨てられるなんてことはあり得ません。今なら僕もフォローに回ることができますし。

――それは心強いですね。ところで、現在の業務は?

いろんな業務を任されています。受付、面接、部屋のチェックなど、わりと最初の頃から手広く関わらせてもらいながら、徐々にステップアップしていった感じです。
どんな仕事にもやりがいはありますが、やっぱり一番は女性のサポート。「こういうポーズで写真を撮ってみたら?」とか「SNSにこういう投稿をしてアピールしてみたら?」なんていう提案をしてみたり。それを実践してくれた子が売上を伸ばしていく姿を見ると、誇らしい気持ちになりますよ。
でも、逆に苦労するのも彼女たちとの関わり。みんな事情や性格が違うのでマニュアル通りの対応ばかりしていると、信頼を失ってしまうんですよね。

――後輩にはどのような人物を求める?

あえて言うなら僕と同じで、女好きな人ですかね。

――えっ!?

別に変な意味じゃなくて、実はけっこう真面目な話で(笑)。というのも、この仕事をするにあたってはセラピストとの円滑なコミュニケーションは必須。さっきお話ししたように、うまくいかないことだって多いと思います。それでも折れずに接していくためには、やっぱり根本的に女性が好きというのは重要なことかと。
最初から慣れている必要はないので、粘り強く真摯に向き合っていく姿勢さえ持ってもらえたらと思います。

――なるほど、納得しました。

まあ普段の僕はエロいことしか考えてないので、新しく入る方にはぜひ気軽に接してもらえたらうれしいですね(笑)。
写真・記事:メンズバニラ編集部

店舗スタッフ

ちょくさん 45

年収500万円以上

勤続年数08ヶ月

愛知県出身。神奈川県の建築会社で社会人デビューしたのち、自動車業界への転職を機に愛知県へUターン。10年以上勤め、とあるきっかけで『MADAM Papillon-マダムパピヨン-』へ。内勤スタッフとして、幅広い業務にあたっている。
柔和な雰囲気を持つナイスミドルだが、同僚からは「仕事熱心なエロい人」と評される一面も。また、休日はもっぱら球場に足を運ぶという、生粋の竜党。

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