独占インタビュー！キャンパスサミット 船橋本店｜風俗男性求人・バイト【メンズバニラ】

――まずは子どもの頃のお話を。

本当に自由気ままな子どもだったと思います。小学校5年生のとき、ヤンギャルが流行っていて、それに憧れた結果、ミニスカと厚底ブーツにランドセルというスタイルで登校してました（笑）。まあ見てもらったらわかる通り、今でもギャルメイク。私のポリシーみたいなものです。
そんな感じで、学校のルールは一切無視。勉強だって一切しない。とにかく遊んでばかり。
ただ、親が教育熱心で、水泳に書道、ピアノにバレエとかなりの習い事はやってましたね。

――忙しそうな毎日。

言われてみれば確かにそうかも（笑）。あと、もう時効だと思うので言っちゃうと、高校のときはデートクラブに登録してお小遣い稼ぎもしてましたし。今でいうパパ活ですね（笑）。
と、まあ、毎日何かしら予定があったけど、それが当たり前だと思ってたから大変だと感じたことはありません。むしろその名残りから、今でもボーッとしてる時間が嫌いなんですよ。

――高校を卒業したあとは？

ネイルスクールに通うことにしました。「もっとギャルを極めるぞー」って（笑）。
でも、そんな矢先に妊娠が発覚。しかも、相手は妻子持ち。あげく「それは困る」と言われる始末……。
そういうことで、今35歳ですけど、15歳の息子がいるんです。

――若くしてシングルマザーになる決意をしたと。

はい。自分が絶対、幸せにするって決めたんです。
とはいえ、お金と仕事については考えましたね。まだ19歳でしたからお金なんてあるわけない。で、どうしようか考えたとき、デートクラブのことを思い出して。高校のときも、空いた時間で稼げてたなと。
このときは生活費に加えて出産費用も必要だったから、もう必死でしたね。

――どんなことが大変だった？

デートクラブって、男性から誘ってもらえなきゃ始まらない。だから、まずは複数のサイトに登録して、目に留まるようにバッチリメイクで自分の一番盛れる角度から撮ったプロフィール写真を用意。そして、常に反応をうかがう。もう、毎日、ケータイとにらめっこでしたね。それに会えたとしても、相手を楽しませなきゃ次の機会はないので、言動にも注意しなきゃだし。
要するにプロデュースからデートの企画まで全部1人でやってたというわけです（笑）。
それでも、なんとか生活費と出産費用を稼いで、20歳のとき無事に子どもを生むことができました。

――その後は？

しばらくは、貯金を切り崩しながら子育てに専念しました。それで、息子を託児所に預けられるようになった頃から、デリヘルのキャストを始めたんです。

――なぜキャストを？

やはり、デートクラブみたいに1人ですべてをこなすのは大変だったというのが理由ですね。
それに業界は変われど、男性を楽しませたり、よろこばせたりするのには自信がありましたから、絶対に稼げると思ったんです。シフトも自由に組めるお店を見つけたので、子育ても心配ないなと思って。

――経験を活かせるうえに、労働環境もぴったりだったわけですね。

ちなみに、初めて働いたのは人妻店。私みたいなギャルはほかにいなくて、いい意味で目立つことができたんです。新人ながらもたくさん指名をもらえて、これはチャンスだと。「この方はノリのいいほうが好みかな？ 落ち着いた雰囲気のほうがいいかな？」って常に考えながら接客。もう全員、私のリピーターにするつもりでした（笑）。結果的には、ありがたいことに店のナンバーとして長く働くことができましたね。
そんな中、あるお客様から「うちの会社で営業として働かない？」と言われて。その方は飲料メーカーの人事。私のコミュニケーションスキルを買ってくれたんだと思います。
ただ、給料はキャストの稼ぎの半分以下。それでも、考えた末に思いきって挑戦することにしたんです。

――挑戦した理由は？

私は今まで、常識的な社会のルールやマナーを知らないまま生きてきた。自分自身は別に恥じることはなかったけど、もしも息子に聞かれたときには教えられないじゃないですか。だから社会勉強の意味が大きかったですね。

――営業の仕事はいかがでした？

最初はダメダメ。取引先との会話にまったくついていけず。だから、どんな会話にもついていけるように、経済誌やビジネス書を片っ端から読みましたね。それに、仕事で何かあれば、二つ返事ですぐに駆けつけてたし。
で、しばらく経ったころ、以前は相手にすらされなかった取引先に、熱意が伝わったみたいで契約してもらえたんです。右も左もわからないとこからスタートして、時間はかなり掛かっちゃいましたけど、すごくうれしかったのを覚えています。
今思えば、それなりに充実した3年間でしたね。

――退職の理由は？

営業の仕事はあくまで社会勉強のためだったので。給料も安かったし（笑）。なので、週1回程度だったけど、実はデリヘルのキャストを掛け持ちしてたんです（笑）。
そんなわけで、社会勉強を積んだわけだし、子どもを育てるためにキャスト一本でいこうと決めたんですが、このタイミングである悩みが……。

――詳しくお聞かせください。

息子がサッカーの強豪校に進学することが決まったんです。
もし息子がメディアに出たときのことを考えたら、「母親が風俗嬢ってどうなの？」って思っちゃって。私はキャストで恥ずかしいと思ったことはありませんけど、世間の目はやっぱり違う。このご時世、SNSの誹謗中傷は絶えないし、どこから足をすくわれるかもわからない。私のせいで、息子が辛い思いをするのは嫌だなと。
とはいえ、会社は辞めちゃったし、再就職するにしても給料が安いのは目に見えてる。これから学費だなんだで、お金はもっと必要になってくるのに。

――まさかの事態。どうすることに？

同じ風俗店でもスタッフとして働くのはどうかなと。キャストと違って表に出るわけじゃないし、デリヘルならお客様と顔を合わせることもない。それに、給料も一般職よりずっといい。で、ネットで調べて『キャンパスサミット アニバーサリー』に応募したんです。
面接でいろいろと聞く中で、悩みについても相談に乗ってもらいました。そのうえで社長が「うちは普通の会社と変わらないから、恥じることはないよ」と力強く答えてくれて。
それで完全に吹っ切ることができましたね。

――現在の業務は？

送迎や待機所の清掃、あと広報活動。キャストとして働いてたから、ある程度仕事は把握してたつもりだったけど、知らないことだらけ。その都度ほかのスタッフに聞いている状況ですね。でも、嫌な顔ひとつしないで教えてくれるし、ミスは絶対フォローしてくれる。事務所の雰囲気もすごくいいですね。まあ、この業界なので下ネタは多いですけど（笑）。

――（笑）。最後に今後の目標を教えてください。

今任されてる業務を1人でこなせるようになりたい。あと最近、キャストから相談を受けるようになってきたので、自分の経験を活かしながらサポートしていければいいな。