独占インタビュー！ハピネス福岡（ハピネスグループ）｜風俗男性求人・バイト【メンズバニラ】

――入社して3カ月。仕事には慣れましたか？

接客や電話対応といった基本業務はなんとか。でも勉強しなきゃいけないことはまだまだ多いですね。
それに「あの仕事もこの仕事もやってみたい」とつい手を出したくなってしまうので、その点も気を付けたいなと。

――積極的な気もするのですが。

いえいえ。むしろ先輩方からは「渕上は生き急ぎすぎ。いろいろな業務を中途半端に覚えるより、まずは1つの仕事をちゃんとやり切ることが大切だよ」と言われます。で、そのたびに反省を……。
というのも、似たような感じで苦労した経験があるんです。高校時代にもあれこれとやりたいことに手を出した結果、本分がおろそかになって……。

――詳しく教えてください。

もともとは高校で情報系の勉強をするつもりだったんですけどね。入学後にバイクの免許を取ったらツーリングにハマっちゃって。海へ山へと走り回っているうちに仲間ができて。今度は彼らと遊ぶことに夢中になって……と、興味の対象がコロコロ変わっていったんです（笑）。
結局当初の目的なんてどこへやら。いつの間にか進級すら危なくなり、結局、2年生になる前に通信制の高校へ編入を。

――親御さんには怒られませんでした？

かなり（笑）。でも「通信制高校の学費は自分で出すから」と説得して、なんとか編入は許してもらえました。
その後は学校と、お金を稼ぐためのアルバイトを両立する感じで。と言っても高校へは年に1回行けばいいだけだったので、ほとんど働いていたんですけどね。

――アルバイトは何を？

地元の運送会社でドライバーの助手を。家具の配送や組み立てをやっていました。体力は結構必要だったけど、お客様が完成した家具を見てよろこんでくれる場面に立ち会えるのがうれしかった。時給の高さで選んだ仕事のわりにはやりがいがあったので、僕なりに精一杯働きましたね。
そうして高校を卒業するときに、上司から「この先、正社員として働いてみないか」と声をかけてもらえたので、そのまま就職しました。

――就職してからのお話を。

それが1年で辞めちゃったんですよ。職場へのストレスが溜まって。

――何があったんですか？

扱う商品は重い物が多いので、基本的には正社員のドライバーとアルバイトの助手の二人一組で仕事をするんです。ただ、僕についたバイトが本当にヤバかった。荷物は持つけど、その後の組み立て作業ではボーッと突っ立ったまま。「何か手伝えることはないですか？」みたいな気遣いの一言もないし、とにかくやる気のない人でした。
だからと言ってバイトの人数は多くなかったので、担当を変えてもらうことはできず……。次第に車内で一緒に過ごしているだけでも嫌になっちゃったんですよ。

――それは大変ですね。

あとは、なんとなくほかの仕事をやってみたいという気持ちも。それで『ハピネス福岡』に転職を。

――なぜ風俗業界へ？

ドライバーのときよりも稼ぎたかったので「高収入」と検索して見つけたのがこの業界でした。その中でも求人サイトのトップに掲載されていたのが『ハピネス福岡』。給料は35万円スタートと高かったし、お弁当の支給や社員旅行などの待遇面もかなりよさそうな感じで。
それに店の求人動画を観たときに、憧れのような気持ちも芽生えたんですよね。

――憧れ？

社長をはじめ、店で働くスタッフの仕事ぶりを紹介する内容だったのですが、声を掛け合いながらよりよい店内のレイアウトをみんなで考えたり、回線がパンクしそうなほど予約の電話がかかってきている状況でも、積極的に応対したりする姿がカッコよかった。なんかその様子を観て、例のバイト君みたいな人がいない、活気に満ちあふれた人ばかりが集う職場だと思ったんです。
面接で店に行った際も、周りの人達が「今日はありがとうございます」と笑顔でハキハキと声を掛けてくれて、本当に動画のときと変わらない勢いを感じて。だから採用の連絡をいただいたときは、なんの迷いもありませんでした。

――では、入社当初のお話を。

初日は先輩が風俗業界のことはもちろん、接客中の声の大きさやトーン、言葉遣いなど仕事の基本についてこと細かにレクチャーしてくれました。あとはこれまでずっと作業着で働く職場だったので、スーツの着方やネクタイの締め方とかも。

――指導が丁寧。

「え、そんなところまで教えてくれるの」とびっくりしました（笑）。それからは実践形式で接客や電話対応をして、その都度先輩からアドバイスを。いつも傍で見てくれていたので、本当に心強かったですね。

――教育体制がしっかりとしていますね。

そのおかげでなんとかここまで。働き始めた頃はお客様からの要望をただ聞くだけに終始していたんですけど、最近では自分から女の子やコースの提案が積極的にできるようになりました。今では、自分が対応した方から帰り際に「君がオススメしてくれた通りでよかった」と感謝される機会も増えてきて、この仕事ならではの面白さがわかってきたような気がするんです。
今後は苦手なことを少しでも克服して、携われる業務の幅を広げたいと思っています。

――苦手なこと？

マルチタスクです。スタッフの仕事って接客対応、お客様や女の子からの電話、パソコンでのデータ入力、先輩方への確認など、さまざまな業務を同時進行で求められる場面が多くて。
でもまだ僕はいろんなことを回せる力量が足りていない。だから今は少し時間がかかっても、手持ちの仕事を整理した上で、1つずつ確実にやりきるようにしています。そして徐々にスピードと正確性を上げていきたいと考えています。

――まずは目の前の仕事に着実に取り組みたいと。

そうですね。あと将来はスタッフの教育担当をやってみたいなと思っています。初日から付き添って教えてくれた先輩のように、僕もいつでも新人へ丁寧に指導ができればなと。
まあもしかしたら「指導だなんて、入社3カ月の新人が偉そうに」って、この記事を読んでくれている方にはツッコまれるかもしれませんが（笑）。

――いえいえ。素敵な考えだと思います。

ありがとうございます（笑）。次の後輩が入ってくるときまでには、必ずワンランク成長してみせます。