独占インタビュー！わっしょい☆元祖廃男コース専門店｜風俗男性求人・バイト【メンズバニラ】

――まずは幼少期のお話を。

サッカー少年でした。ポジションはフォワードで、割とうまかったんですよ。そう見えるでしょ？（笑）

――はい、雰囲気があります。

でしょ（笑）。しかも、たいした努力をしなくても、試合に出れば点が取れたんです。本能というか嗅覚というか感覚というか、考えるよりも先に身体が動くタイプというか。まあ、才能があったのかも（笑）。周りからもだいぶチヤホヤされて、自分でも正直自信がありました。……と言ってもこれ、中学生までの話なんですけど（笑）。

――高校では続けなかった？

いえ、運よく地元の強豪校から声を掛けてもらって、スポーツ推薦枠で入学して……って、最初はよかったんですけどねえ。高2の冬で辞めちゃいました。

――何があったんですか？

強豪校だけあって、部員数が多くて。主力選手がいるAチームと、その下のBチームと分けられたんですが、当然みんなAチームに入りたいじゃないですか。だから切磋琢磨しあう。これだけ聞くと、青春って感じがしますよね。

――たしかに。

でもチームメイトは中学時代にチヤホヤされてきた連中ばかりで、みんなプライドが高い（笑）。しょうもないマウントの取り合いもあったし、姑息なやり方で仲間を蹴落とそうとしてくるヤツなんかもいました。
さらには「息子のために……」と監督に媚を売る親も出てくる始末。しばらくして、その“息子”はAチームに昇格したんですけど、それが実力なのか、根回しの結果なのかわからなくて、すごくモヤモヤしたというか。今までは純粋にサッカーだけを楽しめていたのに、「ここはなんか違うな」「こんな環境でやるのはイヤだな」と、徐々にサッカーから気持ちが離れて退部しちゃったんです。

――やる気を失ってしまったんですね。

はい。しかも推薦枠で入学したから学校での肩身が狭くなり、教室に居づらいから授業もサボるようになり……（笑）。

――退部したときの周囲の反応は？

父が大変でした。なんせ僕以上に「お前にはサッカーの才能がある！」って張り切ってたもんで（笑）。顔を合わすたびに「なぜ辞めたんだ」と。それがうっとうしくて反発して……を繰り返しているうちに、家にも居づらくなっちゃって。高校を卒業すると逃げるように家を出て、しばらく友達の家を転々とする生活を送るようになったんです。ときには友達がつかまらなくて、廃ビルの屋上で寝たことも。あれはもう、二度とやりたくないですね（笑）。

――その生活からはどのように抜け出したんですか？

さすがに「家を借りる分くらいのお金は稼ごう」と、コールセンターで働き始めまして。最初はバイトだったのが正社員になって、バイトをまとめるリーダーになって、そのリーダーたちを含めた現場すべてを取りまとめるスーパバイザーになって。最終的には、ちょっといい家に住めるぐらいまで出世できました。

――仕事が向いてたんですね。

どうなんでしょう。ただ、お客様の欲している対応や、会社が僕に求める役割みたいなものは、なんとなくわかったというか。その通りの動きが出来ちゃったというか。

――本能で。

それです（笑）。まあ、たぶん要領だけはよかったのかな（笑）。
でも立場が変わってからは考え方も変わりましたよ。後輩から頼られるとやりがいを感じたし、頼ってもらえるように、話しかけやすい存在でいることを心がけるようになって。今の僕の笑顔と愛嬌は、そのときに身に付けたものです（笑）。

――（笑）。

でもね、仕事は順調だったもの、結婚生活はうまくいかなくて。僕、21歳のときに同僚と結婚して、25歳で離婚してるんですよ。で、それが原因でコールセンターの仕事を退職しました。

――なぜ仕事まで辞めてしまったんですか？

職場結婚で周りに事情を知っている人も多かったから、勝手に気まずさを感じちゃって。それまで楽しかった仕事が全然楽しく思えなくなってしまったんです。サッカーを辞めたときと同じですよ。「この環境では続けられない」ってね。このとき気付きました。環境とモチベーションってイコールなんだなあ、と。
でまあ、その後もいろいろあって、今に至ります。

――いろいろ、とは？

やっぱり気になりますよね（笑）。実はWeb系の事業を始めて、失敗しちゃったんですよ。今から4、5年前ってフリーランスで働くのが流行りだした時代で。その波に乗っかろうと思ったんですけど、ダメでした。あるあるというか、あんまり面白くない話でしょ？（笑）
で、やっぱり安定した収入が欲しいと考えて入社したのが『わっしょい☆元祖廃男コース専門店』。風俗業界は稼げそうってイメージがあって、直感で決めたんです。

――入社後のお話を。

業務に関しては、特に困ることもなく。で、入社して半年が経った頃には主任に。そのあと大分県にある系列店で半年ほど勤務して、今はWEB事業部の責任者をやらせてもらってます。以前にフリーランスで働いてた経験を買ってもらえたのかと。責任者になったのはつい最近、1カ月前の話なんですけどね。

――すごく順調。

でも、僕はまだまだ上にいくつもりです。そのために最近意識してやってるのが、「人から何かをパクる」（笑）。

――詳しく教えてください（笑）。

うちで働くスタッフって、本当にいろんなタイプがいて。全体を見て指示を出せる人、細かいところまで確認してミスを防いでくれる人、女の子とのコミュニケーションが抜群にうまい人って感じで、みんな何かしら得意なことがある。一緒に働いていると、日々新たな発見の連続なんですよ。だから上司や同僚、後輩のやり方を自分も取り入れてみたら、完璧になれるんじゃ……なんて（笑）。

――いいチームなんですね。

はい、間違いないです。それに、困っている人がいれば助け合うような仲間意識もあって。環境もいいし、人間関係もいいしで、そもそもお店自体が完璧。尊敬できる人たちと一緒に働くことで成長を実感できるしで、今、仕事がすごく楽しいですね。

――では、今後の目標を。

新店舗の立ち上げをしてみたいです。大分県の系列店にいた理由が「人員不足によるヘルプ」だったんですが、「せっかくなら売上を伸ばしてやる」って気持ちも強くて。スタッフ間でしっかりコミュニケーションを取って、当たり前のことは当たり前にやるとか、そういう部分を意識したら少しずつお客様のリピート率が上がってきたんです。
でも「めちゃくちゃ成果を出したぞ」って言える前に、福岡に戻ることになって……。ドヤ顔で店に帰ってこれなかったんですよ（笑）。だから、次に新しい店を出すときは、自分が最初から携わって、グループ内で一番の店にする。これが今の目標です！

――そんな平田さんから、未来の後輩に向けて一言。

ここは本当に楽しく稼げて、成長できる店。だから、やりたいことがわからずに悩んでる人がいれば、うちに来てほしいと思います。一緒に目標に向かってがんばってくれる人がいたら、うれしいなあ。やっぱりチームプレーって、大切ですからね。サッカーでも起業でも失敗した僕が言うから、間違いないでしょ？（笑）