泡姫王
長谷河さん 34歳
店舗スタッフ
年収500万円以上
勤続年数1年0ヶ月
中途半端は、もう嫌だ。本当の自分に気づかせてくれたこの世界で、接客を極め、目標に向かう
フラフラと流され、看護の道へ。“人と接する楽しさ”を知るも、生死と向き合う重みに耐えきれず挫折
――今日はよろしくお願いします。
どうも、こちらこそ。
――あの、失礼ながら、長谷河さんって貫禄がありますよね。
いやいや(笑)。僕は昔からどこに行っても目立たず、何をやっても中途半端で……。周りからは「お前、よくも悪くも普通だよな」って言われてきたような人間ですよ(笑)。
小1から始めた水泳はなんの成績も残さず、中1でフェードアウト。成績もずっと中の下。委員長や部長になるでもなく、学生時代を通してもこれといった思い出がないくらい。
――部活動は?
中学は吹奏楽部でした。友達に誘われて「まあいっか」というノリで始めて。
――付き合いがいいんですね。ちなみになんの楽器を?
フルートです。それも、希望楽器の調査用紙に先輩が勝手に「フルート」って書いて出したのが通っちゃっただけで。どうしてもやりたくないってほどじゃないから「まあいっか」と、3年間そのまま(笑)。
――ええと、お優しい……。
ここまで来ると流されやすいだけでしょう(笑)。
高校を選ぶときだって、当時観ていたドラマの影響で「理学療法士になりたいな」と思っていたのに、進路指導で「同じ医療系なら看護師のほうが稼げるんじゃない?」と言われただけでもう希望を変更。看護科に進むことにしちゃって。
しかも、その結果がまた中途半端なことに……。
――といいますと?
高校の看護科って、普通教科や看護の導入を学ぶ3年に加えて、教養科目と専門科目を学ぶ2年の計5年構成になっていまして、4年目からは現場に入るんです。
人と接することは好きだったから、病院内の実習で患者さんと話したりお世話したりしてよろこんでもらえるとうれしくなって「天職かも」なんてつい思うときもありました。だけど、病院は人のいのちを扱うところ。昨日まで元気だった方が翌日お亡くなりになることも珍しくない。
それが想像以上に辛くて、何度か同じ経験をするうちに「これを仕事にするなんて無理だ」と痛感。スタートから数カ月で逃げるように退学しました。
――お辛かったでしょう……。やっぱりお優しいんだと思います。
いやいや。とんでもない。
――その後はどうされたんですか?
中退とはいえ普通科のカリキュラムは終えていたから、高卒資格はもらえました。かといってここから受験勉強をする気にはなれず、“置き薬”の会社に営業職で就職を。これまでと近しい業界で、人と話す仕事だし、僕が応募できるなかでは一番給料もよかったですし。
どうも、こちらこそ。
――あの、失礼ながら、長谷河さんって貫禄がありますよね。
いやいや(笑)。僕は昔からどこに行っても目立たず、何をやっても中途半端で……。周りからは「お前、よくも悪くも普通だよな」って言われてきたような人間ですよ(笑)。
小1から始めた水泳はなんの成績も残さず、中1でフェードアウト。成績もずっと中の下。委員長や部長になるでもなく、学生時代を通してもこれといった思い出がないくらい。
――部活動は?
中学は吹奏楽部でした。友達に誘われて「まあいっか」というノリで始めて。
――付き合いがいいんですね。ちなみになんの楽器を?
フルートです。それも、希望楽器の調査用紙に先輩が勝手に「フルート」って書いて出したのが通っちゃっただけで。どうしてもやりたくないってほどじゃないから「まあいっか」と、3年間そのまま(笑)。
――ええと、お優しい……。
ここまで来ると流されやすいだけでしょう(笑)。
高校を選ぶときだって、当時観ていたドラマの影響で「理学療法士になりたいな」と思っていたのに、進路指導で「同じ医療系なら看護師のほうが稼げるんじゃない?」と言われただけでもう希望を変更。看護科に進むことにしちゃって。
しかも、その結果がまた中途半端なことに……。
――といいますと?
高校の看護科って、普通教科や看護の導入を学ぶ3年に加えて、教養科目と専門科目を学ぶ2年の計5年構成になっていまして、4年目からは現場に入るんです。
人と接することは好きだったから、病院内の実習で患者さんと話したりお世話したりしてよろこんでもらえるとうれしくなって「天職かも」なんてつい思うときもありました。だけど、病院は人のいのちを扱うところ。昨日まで元気だった方が翌日お亡くなりになることも珍しくない。
それが想像以上に辛くて、何度か同じ経験をするうちに「これを仕事にするなんて無理だ」と痛感。スタートから数カ月で逃げるように退学しました。
――お辛かったでしょう……。やっぱりお優しいんだと思います。
いやいや。とんでもない。
――その後はどうされたんですか?
中退とはいえ普通科のカリキュラムは終えていたから、高卒資格はもらえました。かといってここから受験勉強をする気にはなれず、“置き薬”の会社に営業職で就職を。これまでと近しい業界で、人と話す仕事だし、僕が応募できるなかでは一番給料もよかったですし。
フラフラと流され、20代を過ごす。“何をしても普通”から抜け出すため、夜の仕事を副業に
――今度は相性がよさそう。
僕もそう思っていたんですが、これが意外とハードで……。お客様のご都合やご自宅の薬の減り具合によっては、土日や夜遅くに電話とか訪問の必要があって。プライベートも気が休まらず、出かける予定も立てられなくて、いつまでもオンオフがうまくできないままでした。
そのうちにしんどさがたまりにたまって結局、1年で退職。
――10代なら仕方がないのでは……。
それが、20代もそんな調子で職を転々と……(笑)。ホテルの受付に建築現場の施工管理、工場勤務と、どれも数年は続けたんですが、夜勤があったり人間関係がキツかったり、業績悪化で給料が減っちゃったり。必ず何か無理が積もり積もっていきまして。
日々、目の前のことは一生懸命やってきたつもりでしたが、気付けば30代。大人としてそろそろ身を立てたいし貯金もしたいなと。それで、製造ラインをやっているときに副業を探し始めました。
とはいえ、工場の朝夜二交替のシフト勤務に合う職場となるとなかなか見つからず。ナイトレジャー業界にまで範囲を広げたところで『泡姫王』の店舗スタッフ募集を見つけたんです。
――ピンポイントでこのお店を選んだんですか?
ええ。小倉エリアのお店の中では、時給がいいほうだったので(笑)。
――(笑)。お金が目的ですもんね。
はい。で、ダブルワークを始めるとすぐに副業が本業の収入を超えて。最初は「うわ、すごい!」とハイになってバリバリやっていたんですが……。
――すみません、なんとなく先が読めました(笑)。
それです(笑)。半年もすると体力的にも精神的にもキツくなり、「僕のキャパはここまでだな」と実感して、掛け持ちをやめることに決めました。
で、どちらかを選ぶとなると『泡姫王』一択だろうと。
――決め手はやはり収入面?
たしかに高収入は魅力的でした。でも、一番の決め手になったのは仕事自体のおもしろさだったんですよ。
僕の希望もあって、当初から店頭や電話での接客業務を中心に担当していますが、トークの持っていき方ひとつでお客様がワンランク高いコースを選んでくれたり、機嫌よく女の子のところへ行ってくれたり。いろんなお客様と話せるのが楽しかったし、毎日、手応えを感じました。
考えてみれば人と接する仕事はいくつか経験してきたものの、どれも不完全燃焼で終わってましたからね。それに、実際の環境を知ったうえで正社員になれるというのも大きかったです。
僕もそう思っていたんですが、これが意外とハードで……。お客様のご都合やご自宅の薬の減り具合によっては、土日や夜遅くに電話とか訪問の必要があって。プライベートも気が休まらず、出かける予定も立てられなくて、いつまでもオンオフがうまくできないままでした。
そのうちにしんどさがたまりにたまって結局、1年で退職。
――10代なら仕方がないのでは……。
それが、20代もそんな調子で職を転々と……(笑)。ホテルの受付に建築現場の施工管理、工場勤務と、どれも数年は続けたんですが、夜勤があったり人間関係がキツかったり、業績悪化で給料が減っちゃったり。必ず何か無理が積もり積もっていきまして。
日々、目の前のことは一生懸命やってきたつもりでしたが、気付けば30代。大人としてそろそろ身を立てたいし貯金もしたいなと。それで、製造ラインをやっているときに副業を探し始めました。
とはいえ、工場の朝夜二交替のシフト勤務に合う職場となるとなかなか見つからず。ナイトレジャー業界にまで範囲を広げたところで『泡姫王』の店舗スタッフ募集を見つけたんです。
――ピンポイントでこのお店を選んだんですか?
ええ。小倉エリアのお店の中では、時給がいいほうだったので(笑)。
――(笑)。お金が目的ですもんね。
はい。で、ダブルワークを始めるとすぐに副業が本業の収入を超えて。最初は「うわ、すごい!」とハイになってバリバリやっていたんですが……。
――すみません、なんとなく先が読めました(笑)。
それです(笑)。半年もすると体力的にも精神的にもキツくなり、「僕のキャパはここまでだな」と実感して、掛け持ちをやめることに決めました。
で、どちらかを選ぶとなると『泡姫王』一択だろうと。
――決め手はやはり収入面?
たしかに高収入は魅力的でした。でも、一番の決め手になったのは仕事自体のおもしろさだったんですよ。
僕の希望もあって、当初から店頭や電話での接客業務を中心に担当していますが、トークの持っていき方ひとつでお客様がワンランク高いコースを選んでくれたり、機嫌よく女の子のところへ行ってくれたり。いろんなお客様と話せるのが楽しかったし、毎日、手応えを感じました。
考えてみれば人と接する仕事はいくつか経験してきたものの、どれも不完全燃焼で終わってましたからね。それに、実際の環境を知ったうえで正社員になれるというのも大きかったです。
フラフラと流された自分は、もういない。30代半ばで気づいた“接客への情熱と矜持”
――正社員になって変わったことは。
一番の変化は業務内容じゃなくて、気持ちの面ですかね。
――なるほど。具体的にはどんなふうに?
特に責任感がすごく強くなったなと。「これからは僕もお店の売上を担うんだ」って考えると自然と気が引き締まるというか。店舗が今日、明日、今月の目標を達成するためには、毎日、自分の一挙手一投足すら無駄にしちゃいけないと思うようになりました。
そうすると「お客様のご希望をちゃんと理解できているか」、「もっといいお勧めの仕方があるんじゃないか」、「もっと業務を改善できるんじゃないか」といろんなことに目がいって、分析して動く大切さに気づきました。
――短期間でものすごく成長されたのでは。
そうですかね?(笑)
あ、でも、以前は行き当たりばったりで流されてばかりいたのに、いまは自分のポリシーみたいなものがはっきりしたとは思います。
――それはどのような?
「接客だけは誰にも負けたくない!」って。考えてみれば、僕は看護実習のときから「相手を笑顔にしたい」「よろこんでもらいたい」とずっと思っていて、営業職や接客業を選んだのもそれが大きな理由でした。ただ中途半端だっただけで、お客様に対する気持ちは自分の中にずっとあったんじゃないかなと。
だから、いまも数字を追ってはいますが、目先の売上を一番にはしていません。“お客様ファースト”“女の子ファースト”を実現したうえで目標を達成できるのが理想ですね。
――ようやくご自分を見つけられたご様子。なんだかうれしくなってきました。
ありがとうございます(笑)。でも実は僕、自分のことはいつも嫌いなんですよ。
ただ、お客様から「この間オススメしてくれた子がよかったから、また来ちゃったよ」とか「今日もいい子いる? お兄さんに聞けば間違いないでしょ」なんて声をいただけると本当に胸が熱くなって……。
仕事が認められると、自分を認められたようで自信を持てますよね。だからというわけじゃないけど、今後もっといろんな部分を磨いて、接客を極めたいなと。
――先々が楽しみですね! それでは最後に、未来の後輩へメッセージを。
一生懸命やっていても、人生がうまくいっていない人ってきっといると思うんです。そんな方でも大丈夫。30代半ばの僕もここでやっと自分を見つけましたから(笑)。
不安ならまずはアルバイトで、この仕事やうちの雰囲気を知ってからでもいいんじゃないでしょうか。
一番の変化は業務内容じゃなくて、気持ちの面ですかね。
――なるほど。具体的にはどんなふうに?
特に責任感がすごく強くなったなと。「これからは僕もお店の売上を担うんだ」って考えると自然と気が引き締まるというか。店舗が今日、明日、今月の目標を達成するためには、毎日、自分の一挙手一投足すら無駄にしちゃいけないと思うようになりました。
そうすると「お客様のご希望をちゃんと理解できているか」、「もっといいお勧めの仕方があるんじゃないか」、「もっと業務を改善できるんじゃないか」といろんなことに目がいって、分析して動く大切さに気づきました。
――短期間でものすごく成長されたのでは。
そうですかね?(笑)
あ、でも、以前は行き当たりばったりで流されてばかりいたのに、いまは自分のポリシーみたいなものがはっきりしたとは思います。
――それはどのような?
「接客だけは誰にも負けたくない!」って。考えてみれば、僕は看護実習のときから「相手を笑顔にしたい」「よろこんでもらいたい」とずっと思っていて、営業職や接客業を選んだのもそれが大きな理由でした。ただ中途半端だっただけで、お客様に対する気持ちは自分の中にずっとあったんじゃないかなと。
だから、いまも数字を追ってはいますが、目先の売上を一番にはしていません。“お客様ファースト”“女の子ファースト”を実現したうえで目標を達成できるのが理想ですね。
――ようやくご自分を見つけられたご様子。なんだかうれしくなってきました。
ありがとうございます(笑)。でも実は僕、自分のことはいつも嫌いなんですよ。
ただ、お客様から「この間オススメしてくれた子がよかったから、また来ちゃったよ」とか「今日もいい子いる? お兄さんに聞けば間違いないでしょ」なんて声をいただけると本当に胸が熱くなって……。
仕事が認められると、自分を認められたようで自信を持てますよね。だからというわけじゃないけど、今後もっといろんな部分を磨いて、接客を極めたいなと。
――先々が楽しみですね! それでは最後に、未来の後輩へメッセージを。
一生懸命やっていても、人生がうまくいっていない人ってきっといると思うんです。そんな方でも大丈夫。30代半ばの僕もここでやっと自分を見つけましたから(笑)。
不安ならまずはアルバイトで、この仕事やうちの雰囲気を知ってからでもいいんじゃないでしょうか。
写真・記事:メンズバニラ編集部
店舗スタッフ
長谷河さん 34歳
年収500万円以上
勤続年数1年0ヶ月
福岡県遠賀郡出身。貫禄ある外見に反し、自己評価は「流されやすすぎる」とのこと。中学の担任の勧めで看護師を目指すも、19歳で病院実習を経験し挫折。その後は30代前半まで営業、接客、建築現場、製造ラインなど職を転々とする。
33歳のとき本業と掛け持ちで『泡姫王』の接客アルバイトを開始。半年でダブルワークをやめ、店舗スタッフとして正社員に。そこから自身のスキルアップに余念がない。
長谷河さんがはたらく会社の求人募集情報
リアル給与明細
店長・幹部候補
職位
店長
年齢
39歳
勤続期間
4年
-
合計500,000円
-
基本給300,000円
-
役職手当100,000円
-
歩合100,000円
店舗スタッフ
職位
受付スタッフ
年齢
29歳
勤続期間
2年 4ヶ月
-
合計1,200円
-
時給1,200円
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