独占インタビュー！風俗王 小倉店｜風俗男性求人・バイト【メンズバニラ】

――まずは幼少期のお話を。

これでもスポーツ少年でした。最近ちょっと丸くなったので、面影はないかもしれませんが（笑）。当時はサッカーと水泳を両立していてね、そこそこがんばって打ち込んでいたんですよ。まあ、どっちも高1のときに辞めちゃったけど。

――どうしてですか？

いやあ、がんばっていたとはいえ、あくまで「そこそこ」だったので。特に目標を掲げてやっていたわけではないし、高校生になると、いろんな誘惑が……。早い話が、遊びたかったんです（笑）。
というわけで、入学後は一気にタガが外れちゃって。遊ぶ金を稼ぐために週5でバイトして、働いたあとは深夜まで友達とバイクを乗り回す。そんなことをしていたら、朝から学校なんて行けるわけがない。だから、たまに登校した日には、「僕、あと何回休めますか？」なんて先生に聞いたりして（笑）。無事に出席日数ギリギリで卒業することができました。

――卒業後は？

地元の美容院で、見習いとして働き始めました。将来的には資格を取ることも視野に入れて、通信制の美容学校にも通っていたんです。

――美容師を目指した理由は？

なんとなく、かっこよかったから。というのも、ちょうどその頃、美容師が主役のドラマをやってて。知りません？ “平成を抱いた男”とか言われるほどの人気俳優がカリスマ美容師役で、とにかくむちゃくちゃ流行ったんですよ。もう、周りはみんな美容師を目指してましたもん（笑）。
とはいえ、そんな動機で始めた仕事が続くわけがないですよね。結局、2年も経たないうちに美容師の道は断念。そのあとは、高校時代の友達と一緒に鹿児島県に移住して、飲み屋を経営することにしたんです。

――経営ですか？ なかなか思い切りましたね（笑）。

でしょ。友達が「鹿児島の繁華街でキャバクラやるわ」って言うもんだから、僕も「じゃあ、その近くでラウンジでも開くわ」って。ほんと、なんとなくというか、若気の至りというか、今思うと「よくやったな」と（笑）。

――それで行動に移してしまうのがすごい。準備など大変だったのでは？

それが、土地も働いてくれる女の子も、その友人のツテですぐに見つかりまして。開業資金に1,000万円くらいかかったけど、そこは親に土下座をして貸してもらえることに。
そんなこんなでオープンまでこぎつけて、5年もすれば親への借金を全額返済できるくらいまで、トントン拍子に、順調にことが進んじゃったんですよ。

――うまくいったのには、何か秘訣でも？

いやあ、ただただ運と人に恵まれただけで、僕は何もしていないんです（笑）。というのも、店長として雇った人が、ビックリするほど業界経験豊富な方でね。店のことはすべて任せていたので、成功したのは彼のおかげでしかありません。

――とは言いつつ、手島さんの方針もよかったのでは？

いやいや、本当にそんなことは。それどころか、僕は彼に甘えて遊んでばかりいた。金はそこそこあったはずなのに、借金寸前まで使い込んじゃって……。それでも店自体は好調だったから、危機感も何も感じていなかったという。マジで、ただのしょうもないヤツなんですよ。
だから、その彼が店を辞めてしまったとき、店長を信頼して働いていた女の子たちもスタッフも全員辞めちゃって。当然のようにお客様も離れていってしまい、「ああ、終わったな」と。それまでのツケが回ってきたんだと思いましたね。

――その後、どうしたんですか？

どうしたもこうしたもないです（笑）。もう、取り返せる状況ではありませんでしたから。僕はただただ粛々と、店を畳んで福岡へ戻っただけです。たしか、32歳のときだったかな。
地元に帰ったあとは、幸いにも、ラウンジ時代の知人に飲食店の仕事を紹介してもらえたので、食いぶちには困りませんでした。そこで2年ほど働いたんですが、閉業するということで、またその店でできたツテを頼って、次は雀荘でバイトを。『風俗王小倉店』に入社する前までの約5年間、お世話になりましたね。

――人望があったんですね。

人望があったのかはとにかく、こんな僕に手を差し伸べてくれる方がいたんですよね。だから、そんなありがたい誘いは断りたくないなって。
なんて言ってますけど、一度だけ断ったことが。それが『風俗王小倉店』のオーナーの誘いなんです。

――オーナーさんとはもともと顔見知りだった？

顔見知りというか、実はバイトしていた雀荘の常連だったんですよ。で、当初からなぜかめちゃくちゃ懇意にしてくれていて。僕のこれまでの経歴を話すと、「うちで正社員として働きなよ」と言ってくれてね。ただ、人からの紹介で働き始めたばかりだったし、すぐにOKというわけには……。
とはいえ、そんな生活をいつまでも続けるわけにはいかない。40歳目前になって、「そろそろちゃんしないとな」と考えたときに、オーナーの顔が浮かんで。ダメ元で連絡した結果、今の僕があるってわけです。

――縁があっての入社だったと。

はい。オーナーには、本当に感謝しかないですね。
しかも、実際に一緒に働いてみてからというもの、日々学ばせてもらうことばかりで。

――例えば、どういう部分を？

これは経営者としては当たり前のことだと思うんですけど、常に店のことを考えている。それは何も、売上の部分だけじゃありません。従業員のことを思って、きちんと見えるカタチで還元してくれるんです。しっかりした稼ぎがあるからこそ、仕事ってがんばれるもんでしょ。
そんな人の近くにいると、自分が店を経営していたときにはまったく何もしていなかったんだと、嫌と言うほど実感しましたね。

――“当たり前”の大切さに気づいたということですね。

遅ればせながら（笑）。で、これも当たり前のことなんですけど、トップがしっかりしていると、利益もおのずと出る。だから、うちのグループは今、エリアをどんどん拡大しています。実際に最初、僕は佐賀県の嬉野にある系列店で働き始めたんです。そこから今の小倉店ができるってことでここに。それで、今年中には小倉に2号店を出店予定。結果として現れていますよね。

――わかりやすい結果だと思います。

そんな現状なので、最初から「店長目指してます」みたいなやる気のある方も大歓迎ですよ。もちろん、わからないことがあればなんでも教えるので、そこは安心してほしいですね。
……あ、今、本当に大丈夫か？ って思いましたよね（笑）。

――いやいや、そんなことは（笑）。

実は僕、少し前に昇格しまして。今は『風俗王小倉店』の店長という立場。過去に失敗したからこそ今のポジションのありがたみがわかるし、店が盛り上がったらうれしい。とにかく「店のために」「従業員のために」という責任感でやってます。
ということで店長のわたくしから、最後に店の魅力を伝えたいと思います！

――（笑）。お願いします。

当店は服装も自由で、すごくフランクな職場。社会保険も完備で、福利厚生もしっかりしている。なにより、がんばりを評価して、しっかり給料に還元される環境が整っている。ね、うちってなかなかいい店でしょ？ 僕だったら、すぐに応募しちゃうと思いますね（笑）。