夜の世界で20年。「女性のため」を信条に仕事と向き合ってきた、ベテランスタッフの再スタート
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PROFESSIONAL
INTERVIEW
札幌ハレ系
店舗スタッフ
一ノ渡 淳さん 47歳
夜の世界で20年。「女性のため」を信条に仕事と向き合ってきた、ベテランスタッフの再スタート

札幌ハレ系
店舗スタッフ
一ノ渡 淳さん 47歳
- 年収
- 600万以上
- 勤続年数
- 20年4ヶ月
青森県出身。高校卒業後、フリーター生活を送ったのち、風俗情報誌を扱う広告代理店に就職。
ナイトレジャー業界に20年以上身を置くベテランで、『ハレ系』には2002年に入社。各地の店舗で経験を積み、店長としてマネジメント業務にも携わる。その後1年の休職を経て、2020年から『札幌ハレ系』の店舗スタッフとして再スタートを切った。
弾き語りに憧れ電子ピアノを購入するも挫折。肘掛けと化しているとのこと。
入社20年を超えるベテランスタッフ。その歴史は、“妹のよくないうわさ”を耳にしたことから始まった

――入社して20年以上になるとお聞きしました。
はい。うちの会社は全国展開をしていて、そのほとんどのエリアの店舗で経験を積みました。まあ、ナイトレジャーの業界歴で言うとさらに長いんですが。
――ちなみに何年くらい?
25年近いですね。最初は東京にある広告代理店で、風俗情報誌の営業を。忙しくて家に帰れないなんて日もありましたけど、何度もお店へ打ち合わせに行き、それをもとに広告イメージのラフを書いてと充実した毎日でした。
で、入社から2年ほど経ったとき、札幌に立ち上げる子会社の責任者に。初めての大役に意気込んでいたものの、広告費が高いという理由でまったく売れず……。会社のために手を尽くして売上を立てようとがんばっていたんですが、親会社の脱税が発覚してあっけなく倒産。もちろん子会社も畳んで、僕は職を失い東京へ戻ることになりました。
――それは大変でしたね。
その後、ほかの広告代理店や、営業先だった吉原の高級ソープランドから「うちで働きなよ」と声をかけていただきましたが、どうもピンと来なくて。この先どうしようかなと考えていたタイミングで、妹のよくないうわさを耳にしたんです。
――よくないうわさ?
非合法のことをしているとか、なんとか。いわゆる“援交”ってやつですね。「それはダメだろう。そもそもどうしてそんなにお金が必要なんだ?」ってとにかく驚いてしまって。聞くと、大学進学したいけど親に負担はかけたくないから、と言われました。だからといって受け入れることはできないので、代わりに自分が学費を稼いでやると。で、高収入が目指せる風俗の仕事を転職先として考えるように。そして、妹みたいにお金でいろいろ困っている女性が、安心、安全に働くための手助けをしたいと思うようになったんです。
――そして『ハレ系』に入社された、と。
はい。でも実は、別のグループ会社に入社するつもりだったんですよ(笑)。
――というと?
もう1つ別のグループの面接も受けていて。どちらもちゃんとした会社だと知っていて甲乙つけ難かったんですが、『ハレ系』の面接官がちょっとだけ怖かったんですね。だから内定を辞退するつもりが、なぜだか入社手続きをしていまして……。当時はメールなんてありませんから、電話でやり取りをしているうちに間違えちゃったんだと思います(笑)。
はい。うちの会社は全国展開をしていて、そのほとんどのエリアの店舗で経験を積みました。まあ、ナイトレジャーの業界歴で言うとさらに長いんですが。
――ちなみに何年くらい?
25年近いですね。最初は東京にある広告代理店で、風俗情報誌の営業を。忙しくて家に帰れないなんて日もありましたけど、何度もお店へ打ち合わせに行き、それをもとに広告イメージのラフを書いてと充実した毎日でした。
で、入社から2年ほど経ったとき、札幌に立ち上げる子会社の責任者に。初めての大役に意気込んでいたものの、広告費が高いという理由でまったく売れず……。会社のために手を尽くして売上を立てようとがんばっていたんですが、親会社の脱税が発覚してあっけなく倒産。もちろん子会社も畳んで、僕は職を失い東京へ戻ることになりました。
――それは大変でしたね。
その後、ほかの広告代理店や、営業先だった吉原の高級ソープランドから「うちで働きなよ」と声をかけていただきましたが、どうもピンと来なくて。この先どうしようかなと考えていたタイミングで、妹のよくないうわさを耳にしたんです。
――よくないうわさ?
非合法のことをしているとか、なんとか。いわゆる“援交”ってやつですね。「それはダメだろう。そもそもどうしてそんなにお金が必要なんだ?」ってとにかく驚いてしまって。聞くと、大学進学したいけど親に負担はかけたくないから、と言われました。だからといって受け入れることはできないので、代わりに自分が学費を稼いでやると。で、高収入が目指せる風俗の仕事を転職先として考えるように。そして、妹みたいにお金でいろいろ困っている女性が、安心、安全に働くための手助けをしたいと思うようになったんです。
――そして『ハレ系』に入社された、と。
はい。でも実は、別のグループ会社に入社するつもりだったんですよ(笑)。
――というと?
もう1つ別のグループの面接も受けていて。どちらもちゃんとした会社だと知っていて甲乙つけ難かったんですが、『ハレ系』の面接官がちょっとだけ怖かったんですね。だから内定を辞退するつもりが、なぜだか入社手続きをしていまして……。当時はメールなんてありませんから、電話でやり取りをしているうちに間違えちゃったんだと思います(笑)。
1人ひとりと向き合い“女の子のため”を模索する日々。そこに襲いかかる大震災で休業を余儀なくされる

――入社当初のお話を。
最初は横浜・川崎エリアに配属されました。代理店時代も毎日風俗店には通っていましたが、実際にスタッフとして働くとでは感覚が違って。しかもすごく忙しいので時間が経つのは早かったです。
そして、5年ほど同エリアの店舗を複数経験したのち『札幌ハレ系』に異動、店長を任せてもらえることに。
――店長としてどのような取り組みを?
エリアが違えば来客数や仕事のスピード感も違う。それに女の子の雰囲気も変わるので、1人ひとりと向き合いながら札幌に合ったやり方を模索しました。
あと「店長は誰よりも早く来て、従業員が働けるようにしておく」という部長の教えの実践。出社後まずは清掃をして、業者が置いていったタオルを所定の位置に。売上を伸ばすための工夫はもちろん、こういう些細なことにも気を配りたいなと。『奥サマンサ』や『クラーク夫人』など、ほかの店舗で店長を務めたときもそのスタンスは変えず、女の子が働きやすい環境づくりに取り組む日々でした。
――その後もずっと札幌に?
7年ほどで1度札幌を離れています。僕の面接を担当してくれた方が「熊本に一ノ渡がほしい」と推してくださり異動を。
熊本の女の子たちはとにかくしっかりしていて、志が高い子ばかり。この子たちのためにがんばるぞと思っていたんですが……その矢先、熊本地震が起きたんです。
――2016年の震災ですね。
はい。地震の発生が21時すぎだったので店は営業中。幸い、女の子、お客様、スタッフ、誰も怪我なく無事に避難することができまして。本当に安心しました。
とはいえ店内はめちゃくちゃ。モニターは落ちて壊れていたし、壁にはヒビが入ってるしで、休業せざるを得ない状況に。そこで女の子たちには福岡の店舗に出勤してもらい、スタッフは送り迎えを。僕は毎日電話やメールで密にやり取りして、心のケアも欠かさないようにしました。
そして、被災から1カ月ほどで店舗の補修工事が終了。記念すべき営業再開の日には、在籍している女の子全員がお店に来てくれたんです。出勤予定のない子まで。みんな泣いてよろこんでくれて。
――よかったですね。
本当に……。そんなことがあり営業再開から数カ月、みんなの協力のおかげでお店も軌道に乗り始めた頃、僕は福岡に異動。その後家庭の事情で仕事を休んで2年前に復帰し、札幌に。ブランクもあるので店長職は降り、店舗スタッフとして再スタートすることを決めました。
最初は横浜・川崎エリアに配属されました。代理店時代も毎日風俗店には通っていましたが、実際にスタッフとして働くとでは感覚が違って。しかもすごく忙しいので時間が経つのは早かったです。
そして、5年ほど同エリアの店舗を複数経験したのち『札幌ハレ系』に異動、店長を任せてもらえることに。
――店長としてどのような取り組みを?
エリアが違えば来客数や仕事のスピード感も違う。それに女の子の雰囲気も変わるので、1人ひとりと向き合いながら札幌に合ったやり方を模索しました。
あと「店長は誰よりも早く来て、従業員が働けるようにしておく」という部長の教えの実践。出社後まずは清掃をして、業者が置いていったタオルを所定の位置に。売上を伸ばすための工夫はもちろん、こういう些細なことにも気を配りたいなと。『奥サマンサ』や『クラーク夫人』など、ほかの店舗で店長を務めたときもそのスタンスは変えず、女の子が働きやすい環境づくりに取り組む日々でした。
――その後もずっと札幌に?
7年ほどで1度札幌を離れています。僕の面接を担当してくれた方が「熊本に一ノ渡がほしい」と推してくださり異動を。
熊本の女の子たちはとにかくしっかりしていて、志が高い子ばかり。この子たちのためにがんばるぞと思っていたんですが……その矢先、熊本地震が起きたんです。
――2016年の震災ですね。
はい。地震の発生が21時すぎだったので店は営業中。幸い、女の子、お客様、スタッフ、誰も怪我なく無事に避難することができまして。本当に安心しました。
とはいえ店内はめちゃくちゃ。モニターは落ちて壊れていたし、壁にはヒビが入ってるしで、休業せざるを得ない状況に。そこで女の子たちには福岡の店舗に出勤してもらい、スタッフは送り迎えを。僕は毎日電話やメールで密にやり取りして、心のケアも欠かさないようにしました。
そして、被災から1カ月ほどで店舗の補修工事が終了。記念すべき営業再開の日には、在籍している女の子全員がお店に来てくれたんです。出勤予定のない子まで。みんな泣いてよろこんでくれて。
――よかったですね。
本当に……。そんなことがあり営業再開から数カ月、みんなの協力のおかげでお店も軌道に乗り始めた頃、僕は福岡に異動。その後家庭の事情で仕事を休んで2年前に復帰し、札幌に。ブランクもあるので店長職は降り、店舗スタッフとして再スタートすることを決めました。
“女の子が業界を卒業する姿”を見守るために。豊富な経験を武器にベテランおじさんが再スタートを切る

――再び店舗スタッフとなり、心境の変化は?
仕事への向き合い方に変化はないですね。むしろ5年後も、10年後も、身体が続く限りは受付に立ちたいです。
――一ノ渡さんにとって、仕事のやりがいとは?
女の子たちが自分の目標を叶えて、気持ちよく業界を卒業していくことがやりがいにつながっています。社会的に弱い立場になってしまうことのある女性が、安心、安全に働けるお店をつくりたいという当初の思いは、この20年間変わっていません。
――キャストさんと向き合うときに気をつけていることは?
嘘をつかないこと、ですね。どうしても店の都合で女の子に我慢してもらう場面もありますが、そんなときにはちゃんと理由を説明する。そしたら、みんな納得してくれると思うんです。あとは、行動や考え方を間違えていたら「それは違うよ」と教えてあげること。それが女の子のためになると思うので。
今は直接的に向き合う場面は減ってしまったけれど、お部屋の掃除や、受付業務など、身近なところから精一杯サポートしています。周りのスタッフや上司も、みんな協力してくれますから。
――スタッフさん同士の連携もしっかり取れているんですね。
はい。『札幌ハレ系』はね、とにかくスタッフの結束力が強いんですよ。だから、女の子のためにみんなが動ける。その理由は働く環境が整っているからだと、僕は思っています。勤務時間は管理されているし、福利厚生もしっかりと用意されている。会社がちゃんとしているからこそ、組織としてブレないんですよ。今思えば、あのとき入社するグループを間違えてよかったなと(笑)。
――では、『札幌ハレ系』に向いているのはどんな人?
相手の話をよく聞く人、でしょうか。先輩や上司の言うことはもちろん、女の子の話にも耳を傾けてそれに応えようと行動する人。
あとは、尋ねる姿勢も大切かな。僕は社歴が長い分、経験も人より多いですが、だからといって偉ぶりたくはないし、なんでもかんでも率先して話しをするわけでもありません。でもなにかつまずいたときには質問してくれれば、相談に乗るしアドバイスもできる。そうしたら自分の成長にもつながるはずなので。
――ベテランの風格ですね。
ただのベテランおじさんですよ(笑)。今後、もしもまた昇格するようなことがあっても、とっつきやすくて優しい存在であり続けたい。そして女の子たちの晴れやかな姿を見守っていきます。
仕事への向き合い方に変化はないですね。むしろ5年後も、10年後も、身体が続く限りは受付に立ちたいです。
――一ノ渡さんにとって、仕事のやりがいとは?
女の子たちが自分の目標を叶えて、気持ちよく業界を卒業していくことがやりがいにつながっています。社会的に弱い立場になってしまうことのある女性が、安心、安全に働けるお店をつくりたいという当初の思いは、この20年間変わっていません。
――キャストさんと向き合うときに気をつけていることは?
嘘をつかないこと、ですね。どうしても店の都合で女の子に我慢してもらう場面もありますが、そんなときにはちゃんと理由を説明する。そしたら、みんな納得してくれると思うんです。あとは、行動や考え方を間違えていたら「それは違うよ」と教えてあげること。それが女の子のためになると思うので。
今は直接的に向き合う場面は減ってしまったけれど、お部屋の掃除や、受付業務など、身近なところから精一杯サポートしています。周りのスタッフや上司も、みんな協力してくれますから。
――スタッフさん同士の連携もしっかり取れているんですね。
はい。『札幌ハレ系』はね、とにかくスタッフの結束力が強いんですよ。だから、女の子のためにみんなが動ける。その理由は働く環境が整っているからだと、僕は思っています。勤務時間は管理されているし、福利厚生もしっかりと用意されている。会社がちゃんとしているからこそ、組織としてブレないんですよ。今思えば、あのとき入社するグループを間違えてよかったなと(笑)。
――では、『札幌ハレ系』に向いているのはどんな人?
相手の話をよく聞く人、でしょうか。先輩や上司の言うことはもちろん、女の子の話にも耳を傾けてそれに応えようと行動する人。
あとは、尋ねる姿勢も大切かな。僕は社歴が長い分、経験も人より多いですが、だからといって偉ぶりたくはないし、なんでもかんでも率先して話しをするわけでもありません。でもなにかつまずいたときには質問してくれれば、相談に乗るしアドバイスもできる。そうしたら自分の成長にもつながるはずなので。
――ベテランの風格ですね。
ただのベテランおじさんですよ(笑)。今後、もしもまた昇格するようなことがあっても、とっつきやすくて優しい存在であり続けたい。そして女の子たちの晴れやかな姿を見守っていきます。
写真・記事:メンズバニラ編集部
店長・幹部候補
年齢
42歳
職位
店長
-
基本給400,000円
-
交通費12,000円
-
役職手当100,000円
勤続期間
8年 6ヶ月
合計
512,000円
店舗スタッフ
年齢
20歳
職位
社員
-
基本給280,000円
-
交通費18,000円
勤続期間
1年
合計
298,000円
応募について
採用担当者
クラシマ
応募について
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※毎週月~土曜日、10:00~18:00(祝日休)にお問い合わせ下さい。
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