独占インタビュー！人妻おしゃれ関係｜風俗男性求人・バイト【メンズバニラ】

──ご出身は？

北海道札幌市です。高校卒業後は、地元のコンピューター系の専門学校に進学しました。というのも、当時はファミコンがはやっていて、僕もああいうゲームをつくりたいなと。でも、いざ入学したらそこは事務系ソフトの製作が専門で、グラフィックとかそういうのは何もやっていなかった。事前にちゃんと調べておけよって話なんですけど（笑）。
目的とはまったく違う学校だったから1年で中退して、その後は不動産の営業会社に就職を。

──営業職に興味があった？

いいえ、全然。専門学生のときにバイトしていたスナックの常連さんに「君は話が上手だから不動産営業に向いているよ」と言われたのを真に受けてやってみただけ（笑）。
でも楽しかったですよ。バブル真っ只中というのもあって、小さい会社なのに初任給は60万円くらいもらえたし、いろいろなお客様や大家さんから面白い話も聞けたし、おまけに入社から5年後、バブル崩壊の影響で社長が借金まみれになって会社が倒産したし（笑）。

──なんという災難……。

ビックリでしたよ。ある日突然の、社長の蒸発。それでも商談中のお客様はいるから無給で出社して、「社長はどこだ!?」なんて会社に怒鳴り込みに来る“ヤが付く借金取り”の対応もして……（笑）。
そんな苦労をなんとか乗り越えつつ退職したあとは、知り合いの大家さんからハウスクリーニングの依頼を請け負って生活しながら就職活動。
そのうちに幼なじみが「俺が勤める不動産会社を紹介するよ」と言ってくれて、僕もそこで働けることになりました。面接してもらった次の日からね。

──展開が早い！

早いのは得意ですから（笑）。それに仕事内容は以前と同じだったので、特に問題もありませんでした。ただ、不動産の世界に長く居すぎたからか、だんだんと「もうやりきったな」という感情が芽生えてきちゃって。
ほかの業種も経験してみようと、5年で退職しました。
で、ここからがすごい偶然の出来事なんですけど、職探し中にふらりと遊びに行った風俗店の店長が、たまたま知り合いだったんですよ。「澤木くん、今何してるの？ え、無職？ じゃあウチに来なよ」という流れで、次はそのお店で働けることに。面接してもらった次の日からね。

──本当に展開が早い！

早いのは得意ですから（笑）。

──初めての風俗業。働いた感想は？

入社初日に思ったのは、「エライところに来ちゃったな」と（笑）。なぜなら朝10時から夜12時まで、休憩もなくずっと店頭に立ちっぱなし。あとで聞けば、最初に厳しい扱いをすることで「コイツは使えるか」みたいなテストをしていたそうですが……。
今は業界自体が穏やかだからそんな風潮はないし、やろうと思ってもできない時代ですけど、アレは本当にキツかったなあ（笑）。

──大変そう。ちなみに、その後もずっとキツイまま？

いえ、そのテストは入社3日目までで、4日目からはちゃんと休憩ももらえたしイスにも座れたしで快適でしたよ（笑）。むしろ女の子との二人三脚の業務とか、きらびやかな夜の世界とか、触れるものすべてが新鮮で楽しかった。毎日がドキドキわくわく大冒険、みたいな（笑）。そうして5年ほど勤めたら、女の子との接し方もわかってきて、業界知識も深まって、役職もつけてもらえて……。
で、そこでまたしても僕は思うわけです。「もうやりきったな」と（笑）。

──（笑）。

そのあとは友達からの紹介を受けて、愛知県の自動車工場で働くことにしました。まったくの異業種をやりたかった僕にとって、ピッタリの仕事。そう思っていたんですけどね、最初の頃は（笑）。

──いったい、何があった？

ベルトコンベアーで流れてきた部品にサッと手を加えて、ピッとボタンを押すだけのラクラク作業、みたいなのをイメージしていたのに、そういう部署に配属できた期間はごくわずか。あとは退職までずっと“工場内で一番キツイ”と言われる超肉体労働の部署にいました。重たいケースを何千個と手作業で運んで、酷暑の中でも常時長袖着用……。人間がやる仕事じゃなかったと思います（笑）。とはいえ、5年は辞めずにがんばったけど。

──すごい。それはなぜ？

仕事をマスターしたうえで言いたかった。「もうやりきったな」と（笑）。
そんなこんなで、やりきったのちに再び札幌へ。しばらくは次の仕事も決めず適当に過ごしていましたが、あるとき急にすすきのが気になってね。「ずいぶんと変わってるだろうな」なんて思いながら繁華街をプラプラと歩いていたら、またも偶然に当時の仕事仲間に遭遇しまして。
「仕事を探しているなら、いいお店を紹介するよ」という流れで、『人妻おしゃれ関係』にたどり着きました。もちろん働いたのは、面接してもらった次の日から。やっぱり展開が早いでしょ（笑）。

──約5年ぶりの業界復帰。感想は？

僕が業界に入った頃と比べて、本当に平和になりましたよ。だって、オラついてくる同僚もいなければ、気性の荒いお客様もいない（笑）。時代が変わってすごく働きやすくなったなと思います。ただ、僕自身の苦労は増えましたけどね。

──どんな苦労が？

実は50歳を過ぎたあたりから物忘れが増えてきて、ついさっき言われたことが頭から抜けたり、人の名前が出てこなかったり、退室要請のコールバックを忘れて女の子を延々と部屋に待たせたりっていうミスがたびたび……。みんな優しいから笑って許してくれますけど、心の中では「ボケボケくそじじい、いい加減にしろ！」なんて思っているはず（笑）。しっかり反省して、記憶力の向上に努めます。

──応援しています！

あとは体力も衰えてきたので、お店の忙しさについていけるよう健康にも気を遣おうかな。というのも、うちはコロナの影響をまったく受けずに、業績はここまでずっと右肩上がり。多忙と聞くと嫌がる人もいるでしょうけど、忙しいほど売上があがって僕たちの給料に反映されますから、稼ぎたい人には最高の職場です。
僕は『人妻おしゃれ関係』で勤続10年、業界歴はトータルで15年ほどになるけど、こんなに繁盛している風俗店はほかに知らないほど。おかげさまで、やりがいを感じながら楽しく働けています。

──ではそんなベテランから、みなさんにアドバイスを。

やることをちゃんとやって真面目にがんばれば、上限なく上を目指せるのが風俗業の魅力。信念を持って働いた結果は、役職や給料でしっかりと表れます。「大金を手に入れたい」「えらそうな肩書きが欲しい」「自分の店を持ちたい」など、どんな夢でも叶う確率が高い世界です。
迷っているなら、物は試しでやってみるといいんじゃないかな。業務の内容もそんなに難しいものじゃないので。言ってしまえば“1+1”さえできればオッケー（笑）。年齢も性別も関係ありません。あまり考え込まずにプラス思考でいれば、きっとすごくいい世界だと思いますよ。

──素敵なエール。ありがとうございます。

……って、ちょっと立派すぎましたかね？ 普段の僕が大ボケな分、こんなにカッコいいことを言ったとバレたらお店のみんなに大笑いされそう。「ボケボケくそじじい、いい加減にしろ！」って（笑）。