独占インタビュー！プリンセスグループ｜風俗男性求人・バイト【メンズバニラ】

──ご出身は？

札幌市です。親が割と放任主義だったためか、学生時代の私は自由奔放の問題児。勉強が嫌いで中学はサボりがちだったし、高校も進んだは進んだものの、1カ月で中退しちゃいました（笑）。
とはいっても、その後は真面目にやらざるを得ませんでしたけどね。何せ、すぐに就職して社会人になったので。

──仕事は何を？

通信会社の個人営業です。人と話すのは嫌いじゃないから、割と性には合っていたし、給料もいいほうでした。でも仕事内容がキツくって……。電話でアポを取って実際に会って商談という流れなんですが、100件くらいかけても、契約につながるのなんて1本あるかないか。これがまあメンタルに来るんです。
通信系の営業はどこもこんなものかなって半ば諦めていたんですが、部署内にすごい新人が現れまして。

──すごい新人？

電話を100件かければ契約を10本取るような成約率で、あっという間にトップセールスマンになったやつ（笑）。そんな破竹の勢いに感化されて、私はだんだん憧れというか、ライバル心を抱くようになりました。そいつがいたから厳しい状況でもがんばれたし、いつか超えてみたいと数字を追っていくのが楽しかったですね。
結局、成績で勝つことは叶わなかったものの、おかげで私の営業スキルは右肩上がり。入社1年もした頃には業界にいろんなツテもできたので、思いきって独立することにしました。滑り出しも好調で、会社勤めのときより収入も増えたんですよ。

──それはすごい。

ただ、寝る間も惜しんで働いていたせいか、その分だけ身体の負担も……。ライバルもいないから仕事のモチベーションも維持できなくって、1年ほどで心身ともに限界が来ちゃいました。
で、そのリフレッシュ期間とばかりに、心機一転、東京に移り住むことにしたんです。仕事漬けの生活とはおさらばして、必要最低限のお金だけをアルバイトで稼ぐ。あとの時間は好きに過ごしていました。
せっかくならと思って、東京のほかにもいろんな地域を転々と。中でも一番長くいたのは関西のほうで、お笑い文化が盛んな明るい風土だからか、心身ともに順調に回復。なんなら、アルバイトのほかにフリーランスでの仕事もできるようになったんです。
といっても通信系の営業に戻るのではなく、ホームページの制作代行をメインに行っていました。

──その後のことを。

それが、関西に移り住んで2年くらい経った頃、突如としてホームシックになるという。雪が積もらなかったり、四季を感じられないのが耐えられなくって（笑）。こんな風に思うのは、北国出身者あるあるかもしれませんね。
フリーランスの仕事にも慣れて、パソコンさえあればとりあえずの食いぶちは稼げる環境だったこともあり、晴れて帰郷したというわけです。

──地元に戻ってからは？

昼はホームページの制作代行をしつつ、夜はニュークラで黒服を。未知の世界で、華やかな印象もあって面白そうだなと。実際に働いてみても、今までの人生で関わったこともないような人たちと話せて楽しかったですね。
そうそう、ありがたいことに私目当てに通ってくれるお客様もいて、ときどきシャンパンを入れてもらったり。そんな活躍を認められてか、入社半年で店舗の現場責任者に昇格。職責を全うすべく、過去の営業経験も活用して尽力しました。たとえば、毎日のように案内所を訪ねて自分のお店を売り込んで、そこからの紹介による売上を10倍にしたりとか。

──実績も充分。

ただ、責任者ともなると付き合いも増えて、お酒を飲む機会が倍増。お客様の誘いは断れませんから、どんどん肝臓にもダメージがいくわけです。次第に体調の悪化も自覚してきて、いつまでも続けられる仕事じゃないなと考えるようになりました。
あとは、何より給料面がね……。

──というと？

とにかく昇給できないんですよ。お店の売上に貢献しても私の給料は一向に増えず、上司を問い詰めても「来月は上げるから」って、毎月同じ言葉の繰り返し。この会社で働き続けていたらダメだと思って、入社1年経った頃にはもう転職活動を始めました。
とはいっても、候補は『プリンセスグループ』だけの一点集中でしたけど（笑）。

──決め手はいったい何？

同じ夜の仕事でも、風俗店のスタッフは業務中にお酒を飲まないっていうのがひとつ。あと、ここはすすきのでも大きなグループで、高級店をいくつも運営しているのが大きかったかな。いろいろ調べてほかと比較しても、安定して稼げそうなのはもちろん、昇給、昇格のシステムもしっかりとした印象だったので、「ここしかない」って感じでした。

──入社されていかがでしたか？

想像以上にすごいなっていう印象。給料面はもちろんのこと、評価制度についても大満足です。もう昇格の話もいただけましたし。

──どういった点が評価の対象に？

過去の通信関係の経験がたまたま活きたのかなと。入社当時、グループ全体のネットワーク環境を確認してみたら、一通り必要なものが揃ってはいたんです。でも元本職の私からすると、まだ改善の余地があるように見えたので、店長に「これ買いましょう！」なんて直談判。新人の意見だからと無下にされることもなかったし、今ではネット関係のメンテナンスも任されています。
おそらくはそういうところも見てくれて、評価してもらえたのかなって。

──やりがいも出ますね。現在、業務上の苦労はありますか？

受付で女の子の指名を獲得することかな。ルームでの接客は完全に任せるしかない分、受付での営業トークはスタッフの腕の見せどころではあるんですけど、営業経験があるとはいえ結構難しくって……。
何しろ通信時代とは違い、扱っている商材は“人”。そのときそのときで接客対応できる女の子が違う中で、千差万別の好みを持つお客様にどうアプローチするのか。なおかつ1日を通して、接客数がゼロの子を出さないためにはどうするのか。決まった正解なんてないので、今も勉強中です。

──ひたむきに模索する日々と。

もちろん、難しいからこその達成感もあります。満足して帰っていくお客様を見たときとか、女の子がたくさん稼いだときとか。自分のしたことが笑顔となって返ってくるのは、本当にたまりませんね。
だからこそがんばろうって思えるし、今では大きな目標もできました。

──ぜひ教えてください。

お店の売上をもっと伸ばして、年4回あるボーナスの額を大幅に上げることです。これは先輩に聞いたんですけど、職位によってはボーナスだけで普通の会社員の年収くらいもらえるみたいで。大手のグループだからポストも常に空きがあるし、今から楽しみで仕方ありません。