独占インタビュー！SIGNALグループ｜風俗男性求人・バイト【メンズバニラ】

――齊藤さんは27歳で専務取締役就任、年収は1,000万円と伺いました。

ありがたいことに。ここまで10年間、ただ目の前のやるべきことをやり続けてきただけなんですけど、ちょっとすごいところまで来れたんじゃないかなと。だって、昔は本当にしょうもなかったから。もし、小学校、中学校、高校のときの担任が今の僕を見たら、「あの悪ガキが!?」ってびっくりしますよ（笑）。

――（笑）。どんな子どもだったんですか？

端的に言えば“やんちゃ”。板書している先生に消しカスを投げたり、先生の椅子に画鋲を仕掛けたり。しょうもないですよね（笑）。もちろん勉強もしているはずがなく（笑）。高校はかろうじて入れた感じでしたけど、そこも2年生で辞めちゃいましたしね。

――何かきっかけがあって？

なんだかつまらなくなっちゃって。高校最大のイベントである修学旅行が終わり、学校を辞める友達も増えてきて「これ以上楽しいことは今後の高校生活にないな」と。人生なんて、元気に楽しく過ごせないとつまんないじゃないですか。

――たしかにそうかもしれません。

とは言っても、楽しく過ごすためにはお金がいりますよね。高校中退の僕が手っ取り早く働くには……と考えて、親父が経営している建設会社に、社員としてねじ込んでもらいました。でも建設業に興味があるわけじゃないから、やっぱり楽しくない（笑）。
そんなときです、「ナイトワークがアツいらしい」と耳に入ったのは。“アツい”はよくわかんなかったんですけど、ナイトワークって響きになんか、めちゃくちゃ興味が湧いちゃって。少なくとも父親の会社よりは絶対楽しいだろう、と。ひどい息子ですよね（笑）。

――（笑）。では、その流れでナイトワークに？

いや、そのときは17歳だったので18歳になるのを待ってからですね。で、求人サイトで最初に目についたセクキャバの『SIGNALグループ』に応募したというわけです。
で、面接で当時の代表に言われたんですよ。「やった分だけ稼げるよ」って。正直その場では、何をやればいいのかわからなかったけど、とりあえずやったらいいのか、じゃあやるかって（笑）。

――勢いがいいですね。

というより何も考えてなかったんですよ（笑）。でも、そんな僕が今では1,000万円プレイヤー。本当にここには夢があるんです。

――入社後のことを。

最初はドリンクの提供やテーブルの片付けといった基本的なホール業務から。次第に、受付でお客様に料金を説明して席のご案内をしたり、女の子をどの席につけるかを考えたりする業務も任せてもらえるようになって。3年経った22歳のときに主任に昇進。そこで「まだまだ上の役職があるな」って僕の眠っていた向上心に火がついちゃったんですよ（笑）。
で、その頃から、上にあがるためにはどうしたらいいのかを考え始めました。

――どういうことを考えたんですか？

自分の働きを認めてもらうには、周りと同じことだけをしていてはだめだと気づいて。「フロアの床掃除」って指示があったら、床だけじゃなくてテーブルもキレイに、備品も補充して……と、先回って終わらすとか。
特に、僕だけに任された仕事では、自分ならではのやり方を見てもらえるチャンスでしたね。

――“自分ならではのやり方”とは？

例えば、女性の面接では「どういうお店で働きたいか」を聞くようにしてました。働くうえで重視する点は人によって違い、そこがズレると退店に繋がってしまう。入店してもらうことだけではなく、入店後に続けていける環境づくりも考えていたんです。「女の子同士の仲がいい店で働きたい」という子がいたら、先輩キャストさんに「こういう女の子が入るから声かけてあげてね」ってお願いしたり、「未経験でも接客がしやすいお店で働きたい」という子には、慣れるまで物腰が柔らかい常連さんだけ接客してもらう、というような。
そういう取り組みを続けて、1年後にはグループの『EN女医』の店長になれた。うれしかったですね。

――店長になって心がけたことはありましたか？

誰よりも元気に楽しく仕事をしようと思っていました。目立ちたがり屋な僕が店長になったからには“すすきので1番元気なお店”にしよう、と。そのうえで意識していたのは、不機嫌な顔を周りに見せないこと。上司がピリつくと、従業員に伝染してお客様にも伝わっちゃうんですよね。
逆に、自分が楽しんでいれば、それがお客様に伝わるとも思っていて。実際、フロアをアゲる役は大得意。毎日率先して盛り上げていたら、みんなの士気も上がって、お客様も喜んでくれて、売り上げもついてきて、いいこと三昧（笑）。結果、僕自身の評価にもつながり、26歳で部長、27歳で常務、専務と役職も上がっていきました。

――現在はどのような仕事を？

日々の売上目標の策定や、利益を可視化するためのデータ整理とかが多いかな。経営陣としての業務がメインなので、圧倒的にデスクワークの時間が増えました。パソコンなんか学校の授業以来さわってないレベルだから苦戦していますが、なんとかやっています。

――もうお店には立たないんですか？

本来は、現場周りは視察程度に留める立場です。とはいえ、やっぱり現場を知っていないと店の雰囲気がわからないし、部下の様子も近くで見たいので、経営陣のポジションにいる割には顔を出しているほうですね。
あと、少しだけ本音を言うと、目立てないことが辛くて（笑）。たまにはフロアを沸かせて、みんなに僕の盛り上げワザを伝授しないといけないので、出過ぎない程度に店に立ってます（笑）。

――『SIGNALグループ』にはどんな方が向いていますか？

野心家や負けず嫌いな人には向いてると思います。動機はなんであれ「上にいくためには何をしたらいいか」を考えて行動できる人が強いんじゃないかな。
ちなみに、僕が入社するときに面接で聞いた言葉、「やった分だけ稼げる」を、僕も面接で応募者に伝えてるんですよ。野心家にも負けず嫌いにも金持ちになりたいって人にも刺さるでしょ、このフレーズ（笑）。
会社としても個人の努力に給料で応えるシステムを整えていますし、3店舗目の出店も考えているので、我こそはという方の応募を待っています！

――最後に今後の目標を教えてください。

部下たちの役職や給料が上がるようサポートすることです。がんばっている人が報われると僕もすごくうれしくて。僕自身、上司に助けてもらってここまで来れたので、今度は僕が部下に返す番だと思ってます。
あとは、週休2日制度の導入。初任給もこの10年で見直されて上がっているから、休みの日数も変えていけばもっと働きやすくなると思うんです。現在、制度導入に向けて奮闘中なので期待していてください！

――これからも楽しみですね。

どんどんよりよい会社に変えていったあとは、次の世代に託して、僕は消えます（笑）。で、ふらっと世界旅行なんか行きたいですね。それまでは元気にグループを盛り上げていきますよ。