独占インタビュー！Lesson.1 札幌校（札幌YESグループ）｜風俗男性求人・バイト【メンズバニラ】

──ご出身は？

生まれ育ったのは北海道の道東地方で、小学校の卒業間近に札幌へ。母親の彼氏のDVから逃げてきた感じです。母親と弟とともに。

──なんと……それは大変でしたね。

確かに大変でしたね（笑）。当時は毎日、殴られるわ蹴られるわ棒で叩かれるわ……。本当に殺そうと思いましたね、その彼氏を。札幌へ逃げるときに受けた心理診断でも「もう少しでこの子は人を殺してた」って言われたくらいですから。
でも、児童相談所とかDV被害者のサポート機関とか、あらゆる人たちが力になってくれたことで、いろいろあっても真っ直ぐに成長できた。おかげさまで、札幌に越してからは平和に暮らせたし、中学、高校では部活も青春も満喫しましたね。まあ、頭は悪かったですけど（笑）。

──楽しければ何よりです（笑）。では、高校卒業後は？

不動産の管理会社とか焼肉店とかカラオケ屋とか、あれこれとバイトをしながら警察官の採用試験を受けていました。というのもDVを受けていた頃、警察の人もみんな親身に話を聞いてくれて、本当に救われたんですよ。だから「僕もああなりたい」って思いがあって。
一次試験が筆記で、二次試験が体力テストと面接。2回受験して両方とも二次までは進めたものの、2回とも不合格でした。たぶん面接がダメだったんでしょう。そしたらなんだかもう、どうでもよくなっちゃって……（笑）。だからそのあとは適当に仕事を探して、スーパーセンターで自転車販売のバイトをすることに。でも、「適当に」とか言いつつ働きぶりは真面目だったので、勤続1年半で社員登用の話ももらえました。

──それで社員に？

いえ、なりませんでした。というか、その話をきっかけにバイト自体を辞めました（笑）。

──それはなぜ？

自転車を修理して組み立てて販売して、という単純作業に飽きちゃった（笑）。それに同じ仕事ばかりだと、今後の自分の成長もないですからね。給料がそこそこよかっただけにちょっともったいない気もしましたが、いいきっかけだしってことで退職しました。
だけど、やっぱりお金は欲しい。だから“札幌・高収入・求人”でWeb検索して、ヒットした『札幌YESグループ』に応募。運よく採用してもらえたって感じです。僕が19歳くらいのときなので、今からだいたい6年前。ずいぶん昔だなあ（笑）。

──6年前のご入社ながら、プロフィールによると勤続年数は2年と。

あ、そうそう。一度辞めてるんですよ、ちょっとした出来心で（笑）。

──出来心？

はい。実は入社3カ月くらいで、「茨城の水戸エリアが忙しいから、半年くらい応援に行ってくれないか」と上司に頼まれまして。「何もできない新人の僕が？」とも思ったけれど、せっかくもらったチャンスだしと受諾。ビクビクしながら赴任しました。
だけど思いのほか、あっちでの仕事が楽しくて。気がつけば1年半近くもいたうえに、札幌に帰りたい気持ちもなくなりまして……（笑）。

──本当にいいところだったんですね。

そうですね。だけど若かりし頃の僕はその楽しさにテンションが上がりすぎて、いつしか「もっと別の仕事がしたい」と思うように。みんなの意見も聞かずに半ば勢いで退職して、北海道で新しい職業を探すことにしたんです。

──水戸での職探しはしなかった？

やっぱり勝手知ったる土地のほうが安心しますから。しかも、軽くホームシック状態になっちゃって（笑）。
ただ、辞めてからすぐに後悔しましたよ。だってあそこには尊敬する先輩たちもたくさんいたし、何かあればすぐに相談に乗ってもらえたので悩み事もなかった。今すぐ戻ろうと思って求人検索もしたけれど、「コロナ真っ只中だから『札幌YESグループ』の募集がない」となって……。
だからとりあえず、なんとなくで現場監督の仕事を始めました。再び募集がかかるまでの“つなぎ”のつもりだったんですが、予定外の目標ができたので2年くらい働いたんじゃないかな。

──予定外の目標？

社長を破産させるという壮大な目標です（笑）。だって僕たち現場の人間は、手取り13万円で休みは週1。なのに、1人だけ裕福に暮らしているなんてイラつくじゃないですか。だから社長を呼んで飲み会を毎週開いて、0次会から6次会まで大人数でどんちゃん騒ぎ。キャバクラにも行って、指名もドリンクもじゃんじゃん入れて……（笑）。
おかげさまで最後のほうは、クレジットカードも切れなくなっていましたね（笑）。その段階で「よし、目標達成！」と心置きなく退職。そして、募集が再びかかったこのグループに戻ってきたわけです。

──数年ぶりに戻った『札幌YESグループ』。働いた感想は？

「ああ、やっぱりここが一番だな」ですね。そう思える理由は、一緒に働く仲間が楽しいとか給料が高いとかいろいろですけど、一個人の意見がちゃんと業務に反映されるのがいいなって。

──と、いうと？

大きい会社だとハイハイと流されがちでも、このグループは1人ひとりのアイディアを尊重してくれる。たとえば「お店の備品にコレがあると便利じゃないですか？」と提案すれば、「じゃあ置いてみよう」みたいな。細かいことはほかにもたくさんありますが、やっぱり自分の考えたことが明確にかたちとなるのはうれしいですよ。

──やりがいにもつながりそう。

もちろん。むしろこの達成感や充実感は、ここじゃないと味わえないでしょうね。
あとは、なんでも相談できるスタッフとして女の子に頼ってもらえたときもうれしいかな。だからこそ、その信頼に応えるべく、それぞれの悩みには誠心誠意向き合うようにしています。

──女の子との向き合い方。何かコツはある？

その場しのぎのことを言わず、善悪も押し付けない、ですかね。だって、仮に僕が女の子に何かを相談されたとして、「それは間違い。正解はこれ！」なんて持論を語っても、「は？」ってなるだけじゃないですか（笑）。もちろん僕なりのフォローはしますけど、あくまで最終判断は女の子自身。「解決はできないけど、よき理解者でいるからね」っていう、そんな距離感を大切にしています。

──素敵な距離感！ ところで、現在の田野さんの業務内容は？

今は配属先の『Lesson.1』で、通常の店舗業務のほかに撮影の補助や写真加工、媒体の更新作業も担当しています。それから、店舗ホームページのデザイン考案にラフ制作なんかも……。いろいろな業務を任せてもらえるので、すごく楽しいですよ。まあ、あとは役職をもらえたら完璧だなって（笑）。

──おや、今の役職は？

役なしの一般社員です。もっとたくさんの仕事をこなして、早く店長になりたいな。
ただ僕、しばらくは昇格できない気がする……。なぜなら早番のときにしょっちゅう遅刻しては「朝ちゃんと起きられるようになったら肩書きをつけるね」と言われているから。
もしかしたら、一番がんばらなきゃいけないのは朝起きることかも。大音量の目覚まし時計、買ってきます……（笑）。

──応援しています！ すぐ買ってきてください！（笑）