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KOBE GOLD(神戸ゴールド)
井上さん 25歳
店舗スタッフ
年収450万円以上
勤続年数0年8ヶ月
17歳で母になる。8年経ったいま、ようやく見つけた、私らしく働ける場所
16歳で妊娠、17歳で出産を経験。両親からのエールを胸に「子育て」という“未知の世界”へ
――ご出身は?
神戸市の灘区です。家の近くには川が流れていて、小さい頃はよく近所の男の子たちとビショビショになりながら一緒にはしゃいでいました。家の中でじっとしているのが無理なタイプで、暇さえあれば外に飛び出しちゃう、みたいな(笑)。
――活発なお子さんだったんですね。
中学生になっても変わらずそんな感じで、放課後にはみんなとカラオケに行ったり、先輩に化粧を教えてもらったりと、勉強よりも遊びが中心でしたね。数学の公式とかを聞いても「こんなの将来使わないでしょ」って、まったく興味が持てず……。だから、3年生になる頃には「早く働いて自分の稼いだお金で好きなことしたい」という気持ちのほうが大きくなっていったんです。
――では、高校には行かず就職を?
はい。地元にあった化粧水や美容液の製造工場で働くことにしました。商品の検品や梱包といった単純作業は、正直、ちょっと退屈でしたけど、周りには同年代も何人かいたので、ワイワイしながら楽しく過ごしていましたね。
で、退勤後は友達や先輩たちと遊びに出かけるっていう。そのときはなんとなく、この生活がこのまま続いていくんだろうなあと思っていたんです。でも、16歳で休職することになって。
――いったいなぜ?
妊娠をしたんです。
最初は「どうしよう」って、不安でいっぱいでした。将来のこととか、自分に育てられるのかなとか。それに相手も同い年で、お互い「家庭を築く」なんて想像もつかない状態。でも、家族に相談していく中で、少しずつ気持ちが変わっていったんですよね。一番の味方だった両親が、「私たちもサポートする」「最後はあんたが決めなさい」と声をかけてくれて。私自身も「なんとかなる」「私はこの子を産みたい」と思えるようになって。無事、出産することができました。
ただ、子育てを始めて、またすぐに新たな問題に直面して……。
――というと?
生後3カ月くらいで息子の父親とは別れることになったんです。最初は仕事終わりでも育児に参加してくれていたんですけどね。徐々に消極的になり、気付いたら休日も私たちと距離を置くようになってしまって。まあ、若かったしまだまだ遊びたかったんでしょう。それで、私もだんだん邪魔に思えてきて(笑)。だったら、いっそのこと一人で育てたほうがラクかもしれないと、シングルマザーになりました。
神戸市の灘区です。家の近くには川が流れていて、小さい頃はよく近所の男の子たちとビショビショになりながら一緒にはしゃいでいました。家の中でじっとしているのが無理なタイプで、暇さえあれば外に飛び出しちゃう、みたいな(笑)。
――活発なお子さんだったんですね。
中学生になっても変わらずそんな感じで、放課後にはみんなとカラオケに行ったり、先輩に化粧を教えてもらったりと、勉強よりも遊びが中心でしたね。数学の公式とかを聞いても「こんなの将来使わないでしょ」って、まったく興味が持てず……。だから、3年生になる頃には「早く働いて自分の稼いだお金で好きなことしたい」という気持ちのほうが大きくなっていったんです。
――では、高校には行かず就職を?
はい。地元にあった化粧水や美容液の製造工場で働くことにしました。商品の検品や梱包といった単純作業は、正直、ちょっと退屈でしたけど、周りには同年代も何人かいたので、ワイワイしながら楽しく過ごしていましたね。
で、退勤後は友達や先輩たちと遊びに出かけるっていう。そのときはなんとなく、この生活がこのまま続いていくんだろうなあと思っていたんです。でも、16歳で休職することになって。
――いったいなぜ?
妊娠をしたんです。
最初は「どうしよう」って、不安でいっぱいでした。将来のこととか、自分に育てられるのかなとか。それに相手も同い年で、お互い「家庭を築く」なんて想像もつかない状態。でも、家族に相談していく中で、少しずつ気持ちが変わっていったんですよね。一番の味方だった両親が、「私たちもサポートする」「最後はあんたが決めなさい」と声をかけてくれて。私自身も「なんとかなる」「私はこの子を産みたい」と思えるようになって。無事、出産することができました。
ただ、子育てを始めて、またすぐに新たな問題に直面して……。
――というと?
生後3カ月くらいで息子の父親とは別れることになったんです。最初は仕事終わりでも育児に参加してくれていたんですけどね。徐々に消極的になり、気付いたら休日も私たちと距離を置くようになってしまって。まあ、若かったしまだまだ遊びたかったんでしょう。それで、私もだんだん邪魔に思えてきて(笑)。だったら、いっそのこと一人で育てたほうがラクかもしれないと、シングルマザーになりました。
どんなに大変な状況でも、息子のためならがんばれる。激変した生活の中で、ふと頭に浮かんだ“選択肢”
――シングルマザーになってからの生活は?
両親や親戚に支えてもらいつつ、息子が1歳になる頃に保育園に預けることができたので、仕事に復帰しました。
ただ、工場は就業時間が固定だったから、子育てと両立するのは厳しいなあと。そこで、子どもの生活に合わせて働ける仕事に変えようと思い、スポーツ用品店やアパレルショップ、結婚式場など、シフトが自由だったところでバイトを何件か掛け持ちし始めて、たまにハシゴしたりもして。
――かなり働き詰めだったのでは?
割と大変でしたけど、“息子のため”と思ったら、なんでもがんばれました。バイト先が接客業ばかりだったのもよかったのかな。人とコミュニケーションを取るのが好きなので、仕事も楽しかったんです。
でも、急なシフト変更や早退を繰り返していると、だんだん印象も居心地も悪くなってしまって……。「もっと時間の融通が利く仕事はないかな」「でもお給料は高いほうがいいな」と悩んでいたとき、ふと、ナイトワークという選択肢が浮かんだんです。それでいろいろ調べて、「自由出勤で稼げるならやってみよう」と、22歳のときに、メンズエステでセラピストの仕事を始めました。
――実際に働いてみて、いかがでしたか?
なんか初日からトントン拍子でお客さんがついちゃって。1日で5、6万円くらい稼げる日もあったんです。「これなら一人でやっていける!」と思い、お給料は生活費以外、ぜんぶ子どものための貯金に回し、結局、丸3年働いていました。
――その後は?
生活にある程度ゆとりが出来ていたのと、体力的にもキツくなってきていたのとで、セラピストの仕事を辞めようと考えて。そんなとき、知り合いが『KOBE GOLD』のスタッフ職を紹介してくれたんです。内勤の仕事にも興味を持つようになっていたので、ぜひお願いしますって感じでした。
――入社当初のお話をお聞かせください。
そこまで緊張はしていなかったんですが、いざ現場に入ると想像以上にお店がにぎわっていて、みんな慌ただしく動いているからちょっとビビりました(笑)。だけど、何日か働いているうちにすぐ慣れてきて、これといって大きな苦労を感じることなくここまで続けられています。苦手だった電話対応も「困ったらすぐ保留にして、周りに聞いていいからね」と、先輩たちが言ってくれたので、気負い過ぎずに取り組めたのが大きかったですね。
両親や親戚に支えてもらいつつ、息子が1歳になる頃に保育園に預けることができたので、仕事に復帰しました。
ただ、工場は就業時間が固定だったから、子育てと両立するのは厳しいなあと。そこで、子どもの生活に合わせて働ける仕事に変えようと思い、スポーツ用品店やアパレルショップ、結婚式場など、シフトが自由だったところでバイトを何件か掛け持ちし始めて、たまにハシゴしたりもして。
――かなり働き詰めだったのでは?
割と大変でしたけど、“息子のため”と思ったら、なんでもがんばれました。バイト先が接客業ばかりだったのもよかったのかな。人とコミュニケーションを取るのが好きなので、仕事も楽しかったんです。
でも、急なシフト変更や早退を繰り返していると、だんだん印象も居心地も悪くなってしまって……。「もっと時間の融通が利く仕事はないかな」「でもお給料は高いほうがいいな」と悩んでいたとき、ふと、ナイトワークという選択肢が浮かんだんです。それでいろいろ調べて、「自由出勤で稼げるならやってみよう」と、22歳のときに、メンズエステでセラピストの仕事を始めました。
――実際に働いてみて、いかがでしたか?
なんか初日からトントン拍子でお客さんがついちゃって。1日で5、6万円くらい稼げる日もあったんです。「これなら一人でやっていける!」と思い、お給料は生活費以外、ぜんぶ子どものための貯金に回し、結局、丸3年働いていました。
――その後は?
生活にある程度ゆとりが出来ていたのと、体力的にもキツくなってきていたのとで、セラピストの仕事を辞めようと考えて。そんなとき、知り合いが『KOBE GOLD』のスタッフ職を紹介してくれたんです。内勤の仕事にも興味を持つようになっていたので、ぜひお願いしますって感じでした。
――入社当初のお話をお聞かせください。
そこまで緊張はしていなかったんですが、いざ現場に入ると想像以上にお店がにぎわっていて、みんな慌ただしく動いているからちょっとビビりました(笑)。だけど、何日か働いているうちにすぐ慣れてきて、これといって大きな苦労を感じることなくここまで続けられています。苦手だった電話対応も「困ったらすぐ保留にして、周りに聞いていいからね」と、先輩たちが言ってくれたので、気負い過ぎずに取り組めたのが大きかったですね。
子育ても、仕事も、全力投球。それが叶うのは、1人ひとりに向き合ってくれる“理解ある職場”だから
――未経験でも安心して始められる環境だったんですね。
そのほかの業務でも、とにかく周りがサポートしてくれるので順調に仕事を覚えることができました。
あと、特に助けられているのが、子育てへの理解があること。子どもって風邪が流行ったりすると、ほぼ100%もらってくるんですよ(笑)。もらわなくても学級閉鎖になれば、仕事を休まなきゃいけなくなります。そんなときもここでは嫌な顔をされたことは一度もなく、「こっちは気にしなくていいから、息子さんのために帰ってあげて」「別の日にがんばろう」と言ってもらえるんです。
――働く親にとっては心強い。
休んだぶんの収入が減りすぎないよう、シフトにも気を遣っていただけますし、ほかのスタッフも家庭を優先させながら働いているので、お互いに理解し合える雰囲気があります。
それに、早退や欠勤で担当していた業務をほかの人に引き継ぐことになっても、「代わりにこっちの仕事をやってみよう」と、活躍の機会を提供してもらえる。1人ひとりに合わせた働き方を考えてくれるんです。だからこそ、自然と遅れを取り戻そうと思えるし、「お店のファンを増やすぞ」と接客にも力が入りますね。
――いい職場環境ですね。
はい。そういう環境で安心して続けられたこともあって、今では後輩を教える立場を任せてもらえるようになりました。自分自身の成長も感じているところですね。まだまだ学ぶことは多いですが、まずは知らないことを一つずつなくして、いずれは何を聞かれてもすぐに答えられるような存在になっていきたいです。
――とても、活き活きしていますね。
はい(笑)。これまでは、そのときどきで「やるしかない」と思ってとにかく走り続けてきた反面、今はありがたいことに子育てと仕事の両立が叶って、余裕を持ちながら働けているので、かなり充実しています。
正直ちょっと前までは、こんなふうに楽しみながら仕事ができるなんて想像もしていませんでした。うまく言葉にできないけど、本当にいい環境なんです。なので、もし17歳の私に声をかけられるなら、「なんとかなっているから大丈夫。いろいろあったけど、私らしく働けているよ」って、言ってあげたいですね。
そのほかの業務でも、とにかく周りがサポートしてくれるので順調に仕事を覚えることができました。
あと、特に助けられているのが、子育てへの理解があること。子どもって風邪が流行ったりすると、ほぼ100%もらってくるんですよ(笑)。もらわなくても学級閉鎖になれば、仕事を休まなきゃいけなくなります。そんなときもここでは嫌な顔をされたことは一度もなく、「こっちは気にしなくていいから、息子さんのために帰ってあげて」「別の日にがんばろう」と言ってもらえるんです。
――働く親にとっては心強い。
休んだぶんの収入が減りすぎないよう、シフトにも気を遣っていただけますし、ほかのスタッフも家庭を優先させながら働いているので、お互いに理解し合える雰囲気があります。
それに、早退や欠勤で担当していた業務をほかの人に引き継ぐことになっても、「代わりにこっちの仕事をやってみよう」と、活躍の機会を提供してもらえる。1人ひとりに合わせた働き方を考えてくれるんです。だからこそ、自然と遅れを取り戻そうと思えるし、「お店のファンを増やすぞ」と接客にも力が入りますね。
――いい職場環境ですね。
はい。そういう環境で安心して続けられたこともあって、今では後輩を教える立場を任せてもらえるようになりました。自分自身の成長も感じているところですね。まだまだ学ぶことは多いですが、まずは知らないことを一つずつなくして、いずれは何を聞かれてもすぐに答えられるような存在になっていきたいです。
――とても、活き活きしていますね。
はい(笑)。これまでは、そのときどきで「やるしかない」と思ってとにかく走り続けてきた反面、今はありがたいことに子育てと仕事の両立が叶って、余裕を持ちながら働けているので、かなり充実しています。
正直ちょっと前までは、こんなふうに楽しみながら仕事ができるなんて想像もしていませんでした。うまく言葉にできないけど、本当にいい環境なんです。なので、もし17歳の私に声をかけられるなら、「なんとかなっているから大丈夫。いろいろあったけど、私らしく働けているよ」って、言ってあげたいですね。
写真・記事:メンズバニラ編集部
店舗スタッフ
井上さん 25歳
年収450万円以上
勤続年数0年8ヶ月
兵庫県神戸市出身。中学を卒業後、16歳で妊娠、17歳で出産を経験する。およそ8年間、さまざまな職場を転々としながら生活費を稼ぎ、女手一つで子育てに励んできた。『KOBE GOLD』へは25歳のときに入社。持ち前のコミュニケーション能力と接客業の経験を活かし業務に奮闘中。
マイブームは、家族で行く銭湯。帰り道の夜風も大好きで、息子と手をつないで歩く時間は何よりの宝物。
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