独占インタビュー！プリンセスセレクション 姫路店｜風俗男性求人・バイト【メンズバニラ】

――本日はよろしくお願いします。

よろしくお願いします！
めちゃくちゃ本格的なインタビューじゃないですか。うまく話せるかなあ（笑）。

――そのノリのよさなら絶対に大丈夫でしょう（笑）。ご出身は関西？

はい。兵庫県の加古川市なので、ほぼ地元出身ですね。これでも子どもの頃は内気で、部屋にこもってテレビゲームばかりやってて……。

――意外すぎますが、それ、本当ですか？

すみません、ウソです（笑）。実際は誰とでも仲良くなるし、よく外ではしゃいでいたタイプ。ただゲームにハマッていたのは事実で、特にロールプレイングはかなりやったなあ。パーティーを組んでキャラの技や魔法を活かしつつ、力を合わせて敵を倒していくのが好きなんですよね。
考えてみれば僕の人生もずっとそんな感じだったりして（笑）。

――そんなに冒険していると？

……か、どうかはわかりませんけど、仲間がいっぱいいて、そのおかげで成功してきたっていう。

――詳しくお聞かせください。

僕ね、近所の高校を出たあと大阪の大学に進んで、卒業後、またこっちに戻ってきたんですよ。でも在学中にいろいろと遊びを覚えちゃったせいで、実家周辺の娯楽のなさが寂しくて……。
夜遊びしようと思っても行きたいところひとつない。それで退屈そうにしていたら、加古川で不動産のオーナーをやっている知り合いが「うちのビルに空きがあるから店でもやったらどうや？」と声を掛けてくれたんです。
当時はまだ22歳。バイトの経験しかなかったけど「そうか。オモロい場所は自分で作ったらええやん！」と、勢いでクラブを作ることに。

――思い切りがよすぎません？

そこは「みんなに協力してもらえばイケるやろ」って（笑）。実際、スタッフや工事業者は人づてに紹介してもらえたし、DJも顔なじみの有名な人にお願いして、だんだんと想像以上のかたちになっていきました。
で、結果はオープン当日から大入り。その後も“知り合いの知り合い”が次々に新しいお客さんを連れてきてくれるもんだから、120名収容できるハコが週末にはいつも満員に。まあ、そもそも周りには競合が一切なかったので、当然といえば当然ですけどね。
ただ、唯一の問題は騒音でした。もし下のフロアにテナントが入れば苦情になりかねないと思い、そこも僕が借りてガールズバーをやろうと。クラブの常連の子たちに頼むとオープニングメンバーはすぐに揃い、難なくスタートできちゃいました（笑）。

――またしても順調そうじゃないですか。

でしょ（笑）。ガールズバーも初日から盛況で、自分でも“波に乗った感”がありました。それからはどんどんアイディアが浮かび、飲食店にネイルサロンなども立ち上げて一時は6店舗を運営。飲食系はバーの同伴やアフターにも使えるし、美容系はキャストやクラブに来る女の子たちが使ってくれる。
そうして従業員もお客さんも僕の店で循環させたら、思った以上に儲かっちゃいまして。

――すごい商才。

いやあ、この頃は戦略なんて一切なくて全部、運と勢いです。それに、一番はやっぱり仲間がいてくれたおかげ。だって、どんなに大変なときでもみんなでやれば、しんどさすら楽しいもん。
僕はね、昔から友達と遊ぶと全員が解散するまで絶対に帰らないんですよ。自分がいない間に面白い事件があったら悔しいから（笑）。

――ザ・関西人ですね（笑）。

でしょ（笑）。でも逆に言うと、楽しくなければがんばれない。それなのに、10年も経てばどの現場も全部人任せにできるほど落ち着いちゃって、僕の仕事は事務処理程度。お金と時間に余裕はあるけど、毎日「なんかオモロいことないかなあ」と思うようになっていました。
そんなときに友達から、デリヘルをいくつか経営しているって人を紹介されて。「ヒマやったら店を手伝ってくれへんか？」と誘われたんです。
風俗業界なんてまるで興味がなかったので、当初は断る気満々。それが「経験ゼロからここまで成功できるのはホンマにすごい」「うちの業界やったらもっとイケるで」と褒めちぎられて、つい……。

――乗せられてしまったと。

ええ、まあ（笑）。で、『プリンセスセレクション姫路』にスタッフとして入ったのが32歳の頃。だけど、当時は完全に“お手伝い気分”でしたね。

――今度もうまくいった？

それがね、今回はもう本当にひどかった……。
長らく友達ノリだけで生きてきたせいで、社会人としての常識を全然知らなくて。お客様からの電話に馴れ馴れしく対応したり、女の子を励ますつもりで逆に失礼な物言いをしたり。しまいには看板キャストからの特大クレームに発展して、ようやく自分のダメさを痛感しました。
それで、まずはビジネスマナーにデリヘル運営論、話術に芸人の名言集まで本を読み漁って猛勉強を。さらに売上の増減や女の子の出勤率といった数字をしつこく分析。その結果「あ、数字の動きには全部理由があったんや！」と気が付いたんですよ。

――ミスから学んだことで変化はあった？

「今ならクラブを実力で成功させられるな」って自信が（笑）。それくらい分析って大事なんですよ。おかげで僕はイベントの内容や実施時期、告知方法から営業トーク、キャストの宣材写真や紹介文のよしあしまで、はっきりとわかるようになった。
そうすると売上目標なんて軽々達成できて、入社半年で店長職にも抜擢されました。

――店長になってからのことを。

店は集客ポータルサイトのランキング圏外から姫路・加古川・明石エリアの1位、そして兵庫県の1位を獲得するまでに成長。僕自身はその後、『プリンセスセレクション神戸店』も兼任で面倒を見るようになったものの、コロナ禍と組織の再編で閉店に。
両店舗はもともと『アインズグループ』のフランチャイズだったんですが、『姫路店』はその機会に直営として生まれ変わりました。育っていた部下たちもほぼ全員グループ内を異動したり、辞めちゃったりでまたイチからのスタート。それが1年半ほど前ですね。

――大変でしたね……。

と、思うでしょ？ けどね、僕的にはまた新しい仲間が揃って、レベル上げをしている気分。だからめちゃくちゃ楽しいですよ（笑）。それにうちのグループは、コロナ前より売上が上がっているくらいで。

――組織の再編で混乱はなかった？

いや、それより変わってよかったことのほうが多いです（笑）。まずは待遇面が超ホワイト。通常の休みのほかに有給もあるから、みんなプライベートが充実しているんじゃないかな。連休が取れると、僕なんかは朝まで飲みに行ってますね。
評価の基準も明確になったので「次はこれをがんばろう」とか「ここまで上がりたい」とか目標を持ちやすい。だから現場の士気も高くて、うちでもついにマネージャー昇格を狙える子が出てきました。
あとは会社全体のフットワークが軽くなったというか、意見や稟議も通りやすくなったし、スピード感が違うなと。

――ご自身の目標は？

今後も責任者候補をどんどん育てて、新店舗を出して、西日本制覇を目指します！
店の運営はゲームと同じ。目標という名のボスキャラが次々に出てきて、そいつを倒して経験値を積んでいく。レベルが上がれば任されるものも大きくなり、それをクリアする苦労と達成感がまた自分を成長させてくれる。
だから、毎日退屈なんかしませんよ（笑）。
最初は何もできなくてもOK。僕が笑わせながら育てます。ぜひ、一緒に冒険しませんか。