独占インタビュー！ドMなバニーちゃん水戸｜風俗男性求人・バイト【メンズバニラ】

――『ドMなバニーちゃん水戸』にはアルバイトで入社したとお聞きしました。

はい。正社員希望だったんですけど、業界未経験ですし、最初の3カ月は研修期間ってことでアルバイトのかたちに。この記事が出る頃には正社員になれているかと。大失敗とかしてなければ（笑）。

――もともとナイトワークには興味があった？

というより、やったことのない仕事に興味があって。「収入がいい、年齢も経験も問わない」を条件に求人を探していたら、ナイトワークにたどり着いた感じです。で、いろいろ調べていくちに「面白そうだな、働いてみようかな」と。

――ちなみにこれまではどのような仕事を？

いろいろやりましたよ。高校時代はガソリンスタンドと居酒屋のバイト。卒業後はデイケアセンターに就職して介護補助のスタッフに。ここは仕事も職場環境もほんと合わなくて1カ月くらいで辞めたので、職歴に数えていいのかわからないですけど（笑）。
でまあその後、日雇いのバイトを転々とする生活を送っていたら、近所のパチンコ屋で顔なじみになったおばちゃんが「暇しているなら、うちのクレープ屋で働きなよ」と誘ってくれまして。

――その方はクレープ屋の責任者だったとか？

いや、ふつうのパートさん。だけど「私が店長に言っておくから大丈夫！」って謎のお墨付きを（笑）。
でも実際、おばちゃんの紹介のおかげで雇ってもらえたし、途中でバイトから正社員になれたし、仕事も結構楽しかったし。なんだかんだで4年くらい勤めましたね。

――その後は？

22歳になったばかりの頃だったかな。とび職人の同級生のもとで働くことにしたんです。
小学生時代からのツレだった彼は、すでに一人親方として自立していまして。請け負える現場を増やすためにも、一緒にやってみないかと声をかけてくれた。僕もいろいろな仕事を経験してみたかったので、二つ返事でした。

――それまでとまるで違う業界ですね。

まるっきりなじみのない業界ってわけでもなかったんですよ。というのも、僕の周りには高校へ行かず、工事や建設といった現場仕事に就いたやつも多くて。彼もその1人で、中学卒業後にとび職の道へ進んだんです。
そういう環境だったから、僕もガテン系の仕事を考えたときがあったんですよね。一度、高校をやめたときに。

――高校を「一度」やめたとは？

僕、最初に入学した高校を1年生の3学期で中退しているんです。結局、そのあとで通信制を卒業したから、学歴は高卒なんですけど。

――差し支えなければ中退の理由を……。

マジですか。あの……かなりしょうもない理由ですよ。
高校の近くに神社がありまして。日差しがあたってぽかぽかと気持ちいい、ちょうど寝やすい感じの。そこに友だちと集まって、よくサボっていたんです。タバコを吸いながらダベって時間をつぶし、午後から学校へ行き部活だけ出る、みたいな感じで。そうしたら授業の単位が足りなくなりました（笑）。

――部活には出ていたんですか（笑）。

はい。野球部だったんですけど、練習だけは真面目に出ていました（笑）。
とまあそういうわけで留年が決まり、であればもう働こうと思い中退を。でも、担任の先生が「高校だけは出ておけ」と説得にきてくれて。2年生からスタートできる通信制に編入することにしたんです。登校日が月に5、6回だったので、バイトばっかりやっていましたけどね。

――ガソリンスタンドと居酒屋ですね。とび職の仕事はいかがでしたか？

野球を離れて6年くらい経っていたから、最初は身体が全然ついていかなくて、しょっちゅう筋肉痛（笑）。まず肉体的に慣れるだけで1カ月くらいかかったと思います。ひと通りの作業をこなせるようになるまでは年単位かな。誘ってくれた彼とは最終的に喧嘩別れしちゃいましたが、仕事は割と好きでした。

――喧嘩は仕事がきっかけで？

ええ。仲が良すぎて遠慮なくモノが言えたぶん、逆にぶつかりやすかったというか……。
いくら友だち同士とはいえ、仕事となると責任も伴うし“なあなあ”では済まなくなるじゃないですか。だから僕も仕事に慣れるにつれ、「こうしたほうがいい」と意見をすることが増えて。でも向こうは向こうで、何年も1人でやってきたプライドとやり方がある。そうして衝突を繰り返した結果、「もう一緒にやってられねえ！」みたいな。まあ、どっちもどっち……なんですかね。

――とび職を辞めたあとは？

ニートです。ちょっと疲れちゃって、半年くらいフラフラしてました。
とび職時代は忙しくて給料を使う暇がなかったから、自然とお金も貯まっていたし、しばらく遊んでいても大丈夫かなと。考えなしに使っていたせいで、『ドMなバニーちゃん水戸』の面接が決まった頃は、カツカツでしたけど（笑）。

――未経験から風俗業界へ。戸惑いや苦労を感じたことはありますか？

戸惑う……というか、自分のイメージとは全然違いました。正直、1人や2人は某ヤミ金漫画の登場人物みたいな人がいると思っていたんですけど（笑）、全然そんなことなくて。拍子抜けするくらい普通。店長も先輩も気さくに接してくれるので、人間関係の輪にもすんなり溶け込めたと思います。
苦労に関しては、やっぱりパソコン関係ですかね。キーボードを打つのも遅いし、基本的なWEB用語もよくわかってないし。たぶん少しは学校の授業で習ったりすると思うんですけど、ほとんど出席してないから……（笑）。

――（笑）。

とはいえ、それも周りのみんなが丁寧に教えてくれるから、焦らずちょっとずつ覚えることが出来ています。最近はホームページの更新もやらせてもらえるようになりました。

――接客に関してはいかがですか？

人と話すこと自体は好きなんですよ。話を振ってきたら3倍くらいにして返しますし（笑）。
ただ、考えなしにベラベラしゃべることは出来ても、お客様の希望にマッチした女の子やコースを意識しながら案内するのは本当に難しい。初めて自分が対応したときのことは、緊張で何も覚えていません（笑）。
だからこそ、いいリアクションをもらえたときは「よっしゃ！」ってなりますね。この前、常連さんに「こないだおすすめしてくれた子よかったよ」と言ってもらえたときはうれしかったな。満足してくれたことも、僕の顔を覚えていてくれたことも。

――やりがいにつながりますね。

そりゃあもう。職場環境のよさも過去イチだと感じていますし、僕みたいなひよっこにもいろいろチャレンジさせてくれる。このインタビューも自分で「出たい！」って立候補したんですよ（笑）。仕事をしていて楽しいですね。

――では最後に今後の目標をお聞かせください。

まず正社員（笑）。そのあとは……うーん。今はまだ目の前の業務を1つずつこなすだけで精一杯なので、あまり考えられないかも。
ただ個人的には、家を建てるという目標があって。友だちを呼んでバーベキューができるような、広い庭付きの一軒家を。だからそのためにも、上がれるとこまで上がって、しっかり稼げるようになりたいですね。