ANECOTE(ホワイトフェアリーグループ)

埼玉(大宮

風俗ワーク(ソープランド

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ANECOTE(ホワイトフェアリーグループ)

田所 潤さん 30

店長・幹部候補

年収450万円以上

勤続年数45ヶ月

人と関わり、感謝されることこそが、日々のやりがい。夜の世界で辿り着いた理想の接客

自由でアクティブな学生時代から一転、閉鎖的な社会人生活。男はそこで“本当にしたいこと”を見出す

――ご出身は?

出身は埼玉なのですが、父の転勤をきっかけに中学2年生のときから25歳まで北海道で過ごしてきました。

――どのような学生時代を?

目立ちたがり屋で、なんでもチャレンジする子でした。バンドをやったり、掛け持ちでサッカー部とバスケット部に入部したり、もうとにかくアクティブだったかなと。
高校卒業後は、北海道の漁業協同組合に就職。社会人って自由で、お金を稼げばやれることがどんどん広がると思っていたので、早く卒業して「大人になりたい」って気持ちが強くて。
ただ、お金は増えたけど、仕事に追われるだけでやれることは少ない。工場のライン作業が主だったから人とのコミュニケーションも薄れていって、4年ほどで退職をしてしまいました。自由にやりたいことがやれると思っていたのに、現実を見せられた気分でしたね。

――その後は?

なんだか雪だらけの北海道の景色に飽きてきたし、いい機会だなと思って埼玉へ戻りました(笑)。
引っ越しでいろいろとお金を使い込んでしまったのもあって、仕事を選んでいる暇もなく、すぐに働けるということで不動産管理会社に入社したんです。
まあ、その仕事も正直、自分の肌に合う職場ではなかったけど。

――というと?

不動産の管理会社っていうと聞こえはいいですが、業務の大半はクレーム対応。不動産のオーナーと入居者の板挟みで、日々頭を下げるのが本当の仕事でした。
別に社内の人間関係が悪かったわけではないけど、特に職場で会話が発生することもなく。ひとりで黙々とやっているだけで、やりがいなんて、皆無。このときに「ああ、自分は人と積極的に関わって、誰かに感謝されることがしたいんだな」ってあらためて気付かされました。
もともと、人と話すのも、よろこばせるのも好きでしたから、次は接客業に転職しようと決めて『ホワイトフェアリーグループ』に応募したんです。

“人に感謝されることがしたい”と飛び込んだ、夜の世界。周りに支えられながら、男は経験と自信を得る

――応募のきっかけは?

このときは仕事を探す余裕がありましたし、ジャンルを接客業だけに絞って、いろいろな会社にアプローチしたんです。
飲食、コンビニ、有名テーマパークのにも応募しました。ちなみに、『ホワイトフェアリーグループ』は給与の面に惹かれたのがきっかけ。

――業界に対する不安はなかった?

風俗業界のことは全然知らなかったので、もちろん不安はありましたよ。面接で怖い人が来たらどうしようって(笑)。
でも実際は、スーツでビシッと決めた担当の方が来られて、すごく親身に面接してくれたのがいい意味で意外で。業界の印象が面接でガラっと変わった瞬間でしたね。
それに、今まで経験したことない仕事だからこそ、チャレンジしてみようって気持ちというか、直感で飛び込んだ感じです。

――入社後のことを。

当然わからないことがたくさんありました。でも、そのたびに先輩方が教えてくれるので、心強かったですね。
これまでは、ひとりで仕事をしてた感じが強く、チーム一丸でがんばっているというのが新鮮で。正直、すごく忙しかったけど、まったく苦にはならなかったな。あらゆることがマニュアル化されているのも、わかりやすくて助かりました。
ただ、基本的にお客様はネットや電話で予約をしてから来店する方が大半。だから、当時はまだ「マニュアルに沿って、案内をしている」くらいのもの。事務的なことばかりで、自分がしたかった、本当の意味での人との関わり合いとは言えないなと。
それでも、真面目にがんばって働いていたことがきちんと評価に繋がったのは、すごくうれしかった。そのかいあってか、吉原に新店を立ち上げるときは、そこのリーダーとして任せてもらえたんです。

――努力が実を結んだんですね。

ただ、オープンしてすぐにコロナがまん延してしまって、吉原は周りの店舗も一斉に臨時休業。なかなか先の見えない状況が続いて、結果的には店を畳むことになってしまったんです。
残念ではありましたが、店の立ち上げから経験できたのは自分にとっては大きい出来事でしたね。

ひたすらに貫いた“人と積極的に関わること”。男の努力はついに最高のステージで花開く

――得るものがあったと。

そうですね。この経験があったからこそ、また新しい店の立ち上げにも僕は携われましたから。ちなみに、それが今の『ANECOTE』。しかも、今はマネージャーとして店舗経営まで関わらせてもらっています。
といっても、事務所にこもってパソコンをいじっているだけなのは性に合わないので、受付に立ってバリバリと接客したり、広報活動までしゃしゃり出たりする始末です(笑)。

――広報活動というのは?

立ち上げたばかりのときは、コロナの影響もまだ強くて、なかなか客足は伸びませんでした。でも、その間にもできることはあるだろうと、いろんな媒体やメディアの動画に出演して、とにかく宣伝しまくりました。
コロナの情勢が緩和されてきたのもあってか、徐々に客足も女の子の数も増えていって、同時に売上も右肩上がりに。

――それはすごい。

そんな大それたことではないです。ただ昔から目立ちたがり屋なだけ(笑)。
そのおかげか、お客様からも顔を覚えてもらえ、自然と会話も増えていって。女の子じゃなくて僕に会いにきてくれる常連さんや、お土産を持ってきてくれる方もいましたよ(笑)。
それに、ここではフリーで来店されるお客様も多い。アンケートに「おすすめしてもらった子が、すごくよかった」なんてお礼を書かれてたら、こっちもうれしくなっちゃって。

――ようやく自分のやりたかった接客ができるようになったと。

もちろん、これまでの仕事に不満があったわけではないですよ。ただ、楽しく会話をして、心からおもてなしをすることが、日々のやりがいに繋がっています。
だからこそ、女の子にもスタッフにも「お客様がまた会いにきたくなるような接客をしてください」と教えています。いつもの接客に、ほんの少しの笑顔と、なんでもないような会話を織り交ぜる。たったそれだけでお客様からの印象はガラッと変わりますから。

――今後の目標は?

ひとつでも上のポジションを目指していきたいです。そして、今以上にスタッフやお客様から愛される人間になることが目標かな。
あっ、あと、そろそろ独身寮を出ないといけない時期でして。だから、結婚相手も募集中(笑)。
写真・記事:メンズバニラ編集部

店長・幹部候補

田所 潤さん 30

年収450万円以上

勤続年数45ヶ月

埼玉県出身。学生時代を北海道で過ごし、転職をきっかけに埼玉県へ戻る。本当にやりたいことが見出だせずに職を転々とする中で、『ホワイトフェアリーグループ』に入社。数店舗で経験を積み、マネージャーとして『ANECOTE』の立ち上げに携わる。
周りのスタッフやお客様からも愛されるムードメーカー。現在の目標は、結婚をして独身寮から出ることなのだとか。

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