PROFESSIONAL
INTERVIEW
カーサビアンカ
店舗スタッフ
永瀬 優輔さん 29歳

答えは1つじゃないから面白い。苦境を乗り越えた青年は、動じず、されど着実に道を行く

答えは1つじゃないから面白い。苦境を乗り越えた青年は、動じず、されど着実に道を行く

カーサビアンカ

店舗スタッフ
永瀬 優輔さん 29歳
年収
360万以上
勤続年数
0年4ヶ月

鳥取県出身。野球好きの叔父に3歳から英才教育を受け、高校卒業まで野球一色の日々を送る。その後、両親の勧めで美容師の道に。大阪府の店舗で実力を付け独立目前までこぎ着けるも、離婚と母親の急病を機に開業を断念し『カーサビアンカ』へ。
現在は店舗スタッフとして高級店にふさわしいサービスを追求。苦境をも楽しむ明るさでムードメーカーとなっている。休日にはビールを対価に友人の髪を切ることも。

野球だけに向き合い、野球からすべてを教わった少年時代。得たものは過剰な自信と“強靭なメンタル”

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――まずは少年時代のお話を。

出身は鳥取県です。実家が美容院をやっていたから両親はいつも忙しくて、僕と姉はよく近所の叔父の家に預けられていたんですよ。この叔父という人が高校時代は球児だったらしく、甲子園もプロ野球も欠かさず見るような野球好き。僕も3歳になる頃にはもうキャッチボールを教わり、まんまと野球少年になってしまいました(笑)。
そのまま小学校、中学校と野球漬けだったおかげで勉強はまるでダメでしたけど、高校は県内の強豪校に推薦で。学費も免除になり「野球をやっていてよかったな」と。

――すごい。

結局、3年間甲子園には行けなかったからすごくはないです。でも当時はなぜかやたらと自信だけはありましたね。僕のメインポジションは投手だったんですが、「ストレートしか投げたくない」とか「ほかの球種で打たれたらキャッチャーのせいだ」とか平然と言い放つ“オレ様”ぶり(笑)。

――(笑)。尖ってますね。

ピッチャーってだいたいが自信家でワガママなものだとは思うんですけどね。僕の場合は基本的に県内の高校としか対戦機会がなかったし、高校野球という枠でしかものを考えていなかったから「オレが一番だ」という思考に(笑)。そのうえ血の気まで多くて、学校で殴り合いのケンカをしたことも何度か。両親にはそのたびにずいぶん心配をかけました。
とはいえ野球部は上下関係には厳しいから、いくら我が強くても監督や先輩の意見は絶対です。試合でミスすれば罵倒は当たり前。負けたペナルティで試合後に隣の県から走って帰らされたこともありました。ずっと体育会系のしごきを受けてきたおかげで、今でも多少のことでは動じません(笑)。

――卒業後は?

野球の指導者になりたいと思っていたものの、学力的にどう考えても大学進学は無理だなと。そもそも具体的な進路を考え始めたのも3年の秋くらいで……。もっと早く勉強を始めればよかったのに、気付くのが遅すぎました。それで担任に相談したところ「手に職をつけたほうがいいんじゃないか」とアドバイスをもらい、親の勧めもあって美容専門学校へ進むことに。
進路のこともそうですけど、部活を引退して野球以外の世界に目を向けなきゃいけなくなって、初めて自分が“世間知らず”だと気付いたんです。それからは「人の教えや忠告はまず聞くもの」と考え方が一転して、すっかり丸くなりましたね。

平和な日々を突如襲った、母の急病と家族との別れ。“オレ様”だった青年は、20代にして恩返しの境地に

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――その後は?

ハタチで専門学校を出て、大阪府にある割と大規模の美容院に就職。1年後には結婚して子どもも生まれました。美容師の仕事は性に合っていて、大変なときでも楽しかった。僕は昔から“答えのないもの”が好きなんですよね。例えば「1+1=2」と答えが決まっていればそこから先は考えようがないけど、接客や施術みたいに絶対的な正解がないものは試行錯誤できるからハマりやすい。
やがて気付けば指名が増えて収入も店での立場も上がっていき、27、8歳には自分の店を持てるくらいの貯金もできました。「そろそろ独立かな」と思い始めた矢先、私生活に事件が。

――事件?

ある日突然、自宅に入れてもらえなくなるという“逆帰宅拒否”状態になってしまいまして。そこからしばらくは別居状態で修復をはかったものの、元には戻れず、最終的に嫁とは別れることになりました。僕自身は順調な家庭生活だと思っていたんですけどね……。どうしてこうなったのか、今もよくわかりません。
さらにほぼ同時期に母が急病で倒れてしまい、今度は実家が大変なことに。うちの両親はずっと二人三脚で店をやってきたから、1人欠けるとてんやわんや。もし後遺症が残った場合は廃業も免れないかもしれません。それで今後の見通しが立つまではと、仕事を辞めていったん地元へ戻ったんです。

――大変でしたね。

これ、実は全部つい最近の話で、ここ1年は「何かに取りつかれているのかな」って(笑)。でも誰が悪いわけでもないし起こってしまったことをグチグチ言っても仕方がないから、前を見て進むしかありませんよね。
ついでにこのとき独立に向けて貯めていた数百万円を両親に全額渡したので、僕の貯金はゼロに。家族もお金も仕事もなくなって、20代の最後で人生に一区切りついた格好になりました。

――達観している。

僕は長男ですし、若いときはやんちゃして迷惑もかけてきましたから(笑)。「親が生きているうちしか孝行できない」ってよく言いますけど、たまたま恩返しできる機会が早めに来ただけです。
しばらくして母の症状は落ち着いたんですが、この先はリハビリ次第。実家は今後も経済的な支えが必要になりそうだから、中途半端に家業を手伝うよりはちゃんと就職して仕送りをしようと、また大阪へ行くことにしたんです。

仕事も人生も“正解がない”からこそ面白い。これまでの自分に区切りを付け、第3の道を歩き始める

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――なぜ『カーサビアンカ』へ?

一度は独立を考えていたテンションで、今さらまた美容師として雇われる気にはなれず、いっそ全然違う仕事をしてみようかと思ったんです。大阪の家は引き払っていたから、職探しと同時に住む家も見つけなきゃいけない。「じゃあ寮があればてっとり早いな」と、学歴が要らず、未経験でもある程度の収入が望める仕事を探して、風俗業界にたどり着きました。
中でも『カーサビアンカ』は求人ページがしっかり作り込まれているし、なんとなくよさげだなって(笑)。

――入社してからのことを。

店舗スタッフとしての主な業務は、お客様の電話受付やデリバリーの配車、女性のサポートなど。最初は表面的に覚えるだけでしたが、徐々に1つひとつ噛み砕いて業務の意味や目的などにも理解を深めてきました。でも「この分野は永瀬が一番」と周りから言われるほどの強みはまだ持っていません。
風俗業界もこれまでにやってきたことと同じ、絶対的な正解のない仕事。『カーサビアンカ』の場合は、”高級”と名乗るにふさわしいサービスや振る舞いを追求する面白さもあります。新規のお客様をリピーターにできるかどうかは女性による部分が大きいものの、店の第一印象は僕らの電話口での対応で決まる。顔が見えない相手の人柄や要望を正確につかむのは難しいけど、そのぶん紹介した女性を気に入っていただけると手応えを感じます。

――今後の目標は?

今は自分の意見を言うのもおこがましいレベルだから、誰にも文句を言わせないくらいの得意分野を作って、いずれ上を狙っていきたいと思っています。せっかくこの業界に入ったからには自分がどれほどのものか試してみないと。大人になって性格は丸くなったけど、負けん気は相変わらずかも(笑)。

――激動の1年でしたが。

いやもう本当に山あり谷あり……。だけど、どんな失敗も成功につながれば負けじゃないんです。いろいろあっても家に帰ってビールを飲めば楽しく1日が終わる。人生にだって正解がないからこそ、面白いんじゃないですか(笑)。
写真・記事:メンズバニラ編集部

会社情報

【週休選択制】でのびのび活躍。接客のプロを目指して月収30万円~
カーサビアンカ
職種 ナイトワーク/無店舗型
地域 大阪府・日本橋
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