PROFESSIONAL
INTERVIEW
カワサキEROTIC
店舗スタッフ
若松さん 34歳

家族を失い、孤独に打ちひしがれた日々。不思議な出会いと夜の世界が、再び生きる希望をくれた

家族を失い、孤独に打ちひしがれた日々。不思議な出会いと夜の世界が、再び生きる希望をくれた

カワサキEROTIC

店舗スタッフ
若松さん 34歳
年収
400万以上
勤続年数
1年9ヶ月

神奈川県横浜市出身。母子家庭で育ち、高校卒業から10年以上、母と弟を養うために働く。32歳のとき、とある事情で突如一家が離散。天涯孤独の身となり一時は絶望するも、偶然に出会った恩人の導きで夜の世界へ。
『カワサキEROTIC』では店舗スタッフの一員として運営に携わる傍ら、集客イベント等も企画中。今欲しいものは電子タバコとかわいい後輩という無欲な好人物。

母子家庭の長男ゆえに、10代にして芽生えた強い責任感。“大事なものを守りたい気持ち”が働く原動力に

none
――あの、「真面目そう」ってよく言われません?

ええ、まあ(笑)。実際マジメなほうだとは思いますけど、これでも子どもの頃は活発っていうか、人懐っこくて勉強が嫌いな普通のわんぱく小僧だったんですよ。
ただ中学あたりで急に人に対して壁を作るようになってしまい、クラスでは誰とも話せず孤立。唯一、卓球部くらいしか楽しみがなくて。

――思春期らしくシャイな感じに。

そうなんです。でも、その反動か高校ではちょっと無理をしてでも「自分を変えたい」と強く思うようになり、軽音部に入ってバンドを始めたり、3年のときには勢いでなんと生徒会長に立候補(笑)。
自信がなかっただけに、決死の覚悟で演説をして当選。「携帯の持ち込み禁止」だの「染髪禁止」だの古い校風を変えてやるんだと息巻いて、校長室に直談判に行ったこともありました。

――アツい! まさに青春じゃないですか(笑)。

(笑)。まあ、校則はそう簡単に変えられませんけど、自分自身は少しくらい変われたんじゃないかと。

――ひと皮むけて、卒業後はどんな道に?

高校は電気科だったので、在学中に取った資格を活かして新卒で就職しました。うちは母子家庭で進学を控えた弟もいたから、早く働いて家を支えたいなと。
初めて入ったのはダンプやミキサーといった“特装車”を扱う修理会社。いわゆる職人の世界だからか、昭和な体質で、何かあると先輩からの怒号は当たり前。ひどいときはハンマーで頭を殴られるんです。
いくら家計を支えなきゃといっても、さすがに身の危険を感じてまでは続けられず、半年ほどで退職。その後しばらくは自動車免許を取るために教習所に通いつつ、ファーストフード店でアルバイトを。長男が無職でいるわけにはいきませんからね。

――10代とは思えない責任感。

そんな大層なものじゃないですよ(笑)。女手ひとつで育ててくれた母には感謝していたし、弟はかわいかったし、割と自然な流れです。
でも考えてみれば、そういった環境のせいかな。「大事なものを守る仕事に就きたい」「誰かを守って感謝されるような人になりたい」という気持ちがだんだんと強くなって、再就職先は警察か警備会社がいいなと。

――なるほど。体格もいいですしね。

身長だけはね(笑)。で、警察には落ちてしまったけど警備会社には無事合格。誰でも知っている有名な会社で、ハタチから10年くらいお世話になりました。

生きがいだった家族を失い、すべてに絶望。“恩人の一言”に背中を押され、ナイトレジャー業界へ

none
――警備というと、暴漢から人を守ったりする?

いえ、実はそういうのは法律上難しくて、マンガやドラマだけの話です(笑)。特に僕が一番長く赴任したのは大手テレビ局で、防犯より“防災”が中心。たとえばビルの上から物を落として遊んでいる子どもを説得するとか、ボヤが出たときに消防車を呼びつつ現場で初期消火にあたるとかね。
そうそう暴漢騒ぎなんて起こらないから、実際は接客業やサービス業のような要素が強いんですよ。いかに穏便に迷惑行為をやめてもらうか、みたいな。

――「守る仕事」としては物足りないのでは。

いやいや(笑)。仕事にはそれなりに満足もしていたし、何より「家計を支える」ことを一番に考えて続けていましたから。でも32歳になった頃、とあるきっかけで家族が離散。突然、天涯孤独の身になってしまって……。

――10年以上も家族一筋だったのに……。

ええ、もう本当にね。ずっと家族を一番に考えて生きてきたぶん、いざ失うと僕には目的も存在理由も何もなくて。働く気にもなれず、長年続けた仕事を辞め、しばらくはただ無気力にブラブラする日々でした。
そんなとき、ふと立ち寄った飲み屋でたまたま常連客らしき人が僕に声を掛けてきて。少し面倒だなと思いつつも相手をしているうちに、なんとなくウマが合って僕の身の上話をしましてね。
そうしたら「君は人の痛みがわかるし誠実だから、相手を安心させてあげられる。きっと人のケアやサポートをする仕事に向いている」と。「たとえば風俗店のスタッフとかね」って笑っていましたけど、今思えば彼は業界の関係者でしょうね(笑)。
でも、そう言われて気分がすごくラクになったし、自分の中に新しい目的ができたような気がしたんです。

――不思議な体験ですね。

本当にね(笑)。ただ、あの出会いがあったからこそ「もう一度がんばろう」と思えたし、僕はいまも生きていられるんだと思っています。
それで、うちに帰ってすぐに風俗業界の求人を検索。エリアや仕事内容をざっと見て、直感で応募したのが『カワサキEROTIC』でした。

――ためらいがない(笑)。

昔から直感や勢いで動くところがありましたし、当時はほかにもう何もないわけですから。それに、面接官の印象もすごくよかったんです。真面目さの中にも遊び心というか大人の余裕がある人で、「新しい世界に来た感」があったというか。
それが2年ほど前のことですね。

仲間と支え合うこと、キャストに寄り添うこと。これからの人生も、再び“守るべきもの”のために

none
――入社してからのことを。

まずは接客に使用したタオルの回収やトイレ掃除、備品の片付けといった雑用からスタート。僕は風俗業界が未経験ということもあって、これで業務の流れを覚えていきました。
で、慣れてきた頃に接客を。最初は「こちらへどうぞ」程度のご案内だから簡単ですが、セールストークをするようになれば、いろいろと準備も要りますし……。

――準備というと?

お客様にキャストさんを売り込むに当たって、女の子1人ひとりの雰囲気やおすすめのポイントをよく知っておく必要があるんです。だから日々、きちんとコミュニケーションを取っておかないと。
警備員時代の経験も少しは役に立っていますが、やっぱり女性への接し方は思った以上に難しくて。ちょっとした言い方ひとつで元気づけてあげることもできれば、落ち込ませてしまうこともあるじゃないですか。いくらマニュアルが用意されていたって、生身の人間に全部は通用しませんから。

――女心は複雑ですもんね。

そう。だからまずはフラットな気持ちでその子を観察するのが僕のやり方です。足りない部分は先輩に教わって、それでも足りなければネットで「女の子の気持ち」って検索(笑)。

――(笑)。未来の後輩へメッセージを。

正直、接客や作業自体はそんなに難しくないんです。だからある程度のコミュニケーション能力と、協調性、やる気さえあれば。
うちは20代、30代の若いスタッフだけで回していて、人間関係はすごく良好だと思います。先輩のフォローが行き届いているおかげで、ミスはすれども挫折をすることはない。自分が出した企画やアイディアを無下に潰されることもないですし、意欲のある人にはとてもいい環境かなと。
特に、いまは他店がまだやっていないようなイベントやシステムを打ち出したいときなので、一緒に切磋琢磨していければうれしいですね。

――ところで、「向いている」と言われて始めた仕事ですが、実際のところは?

どうでしょう(笑)。まだまだ向いていると言えるレベルじゃないかもしれないけど「キャストさんに寄り添って、彼女たちががんばる支えになりたい」とは思っています。それがいまの生きがいというかね。
何もかもなくした僕に、もう一度守るべきものや存在意義を与えてくれたのは、やっぱりあのときの不思議な出会い。この仕事に引き合わせてもらえて、本当に感謝しているんですよ。
写真・記事:メンズバニラ編集部

会社情報

週休2日制導入!貴方の希望に合わせて働き方が決められます!【アルバイトも募集中】
カワサキEROTIC
職種 ナイトワーク/店舗型
地域 神奈川県・川崎
インタビュー一覧に戻る

PICK UP!INTERVIEW

オススメのインタビュー

  • マイリストに追加しました

    追加したお店を見るには
    マイリスト から確認して下さい

  • 【カワサキEROTIC】の求人情報

サイトに関するご意見・ご要望

いただいたご意見への返信は行っておりません。
返信の必要な内容については、お問い合わせよりご連絡をお願いいたします。

メンズバニラへのご意見ありがとうございます。

いただきました貴重なご意見は、
メンズバニラのサービス向上に役立たせていただきます。

今後ともメンズバニラをよろしくお願いいたします。