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INTERVIEW
ファーストクラス
店長・幹部候補
高畑 遊人さん 29歳

金こそすべてで生きてきた。そんな男に恩人が気付かせてくれた、人生で最も大切なこと

金こそすべてで生きてきた。そんな男に恩人が気付かせてくれた、人生で最も大切なこと

ファーストクラス

店長・幹部候補
高畑 遊人さん 29歳
年収
550万以上
勤続年数
2年1ヶ月

北海道札幌市出身。高校卒業後、建築系の専門学校に進学するも中退。その後、夜の世界へ足を踏み入れる。一度は退職するも再びナイトワークに舞い戻り、現在は『ファーストクラス』の店長として活躍している。
最近は、動画配信に没頭。さまざまな企画に挑戦しているが、チャンネル登録者数が伸び悩んでいるとのこと。

チョロそうだからと夜の世界へ。現実とのギャップに苦戦する中、“不思議な上司”の存在が心の支えに

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──これまでの経歴を。

地元・札幌の高校を卒業したあとは、建築系の専門学校に入学しました。ただ「親父も建築の仕事だから俺もそれでいいや」といった適当な進学理由だったので、やっぱり勉強についていけなくなって1年で中退。知人のツテでクロス職人にもなったんですけど、そこも親方とケンカして半年で退職(笑)。
でも、とにかく金は欲しい。そんな僕が次に目を付けた仕事が、キャバクラの黒服でした。仕事半分、遊び半分で働けそうだったし、なんとなくチョロそうだったし(笑)。本当に軽い気持ちでキャバクラ業界に入ったというわけです。

──働いてみた感想は?

仕事内容は簡単だったけど、思ったよりも真面目で堅実でした。だからマジでしんどかったです(笑)。でも当時19歳の僕は、その状況でも「俺とお前らはレベルが違う。格の違いを見せてやる。一番は俺だ」と、野心をむき出し(笑)。今考えると恥ずかしいんですけど、人を蹴落として、のし上がることしか考えていなかったなあ。

──ギラついていたと。

そう、トラブルメーカー(笑)。正直、周りからしたら鼻つまみ者だったと思います。
でも、そんな僕を何度もかばって助けてくれた“不思議な上司”がいたんです(笑)。ちょっと孤独になりかけていた僕を、食事や飲みによく誘ってくれましたし。その人のおかげもあって、しんどい中でもなんとか働くことができました。で、入社後、しばらくして副店長に昇格。
とはいえ、自分で決めた「25歳までには店長になる」という目標は達成できなかった。それでなんだか心が折れちゃって、その上司に退職したいと申し出たら、意外にもすんなりと受け入れてもらえて。ただし「業績不振の店で3カ月、店長として売上げを立ててからだ」という条件付きで(笑)。

──結果は?

負けず嫌いなこともあって、必死に数字をつくって立て直しましたよ。500万円以上は変わったんじゃないかな。これには上司も驚いていましたね。そうして、約束通り3カ月で円満退社(笑)。
その後は、「とにかく一番になりたい」という野心のもと、自分で店を開くことに。だって社長って、会社の一番じゃないですか。手っ取り早いでしょ?(笑)

独立を夢見て退職するも、うまくいかずに迷走する日々。そんな男を二度も救ってくれたのは“あの人”

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──ご自身でキャバクラを開いたと?

いえ、焼肉が好きなので、焼肉屋を(笑)。まずは1年間、札幌市内の焼肉屋で修行。その後、開業資金を貯めるべく上京して、新宿・歌舞伎町のキャバクラで働きました。その店では、すすきのの黒服の経験もあってか、1年で3階級昇格。給料も、毎月50万円くらいもらえるようになってたかな。
ただ、友達がいなかったからすごく寂しくてね。その感情を、日々飲みに行ったりして紛らわせていたら、出費がすごいことになりまして(笑)。「貯めるだけ貯めてやろう!」と意気込んで上京したのに、かっこ悪い話、貯金はずっとゼロに近い状態。
そんな僕の前に、ある人が現れたんです。

──ある人とは?

例の“不思議な上司”です(笑)。「元気か~?」って(笑)。ズルいんですよ。何をするわけでもなく、一緒に飲みに行って、たわいない話をして、本当にただそれだけ。でもそんなことをされたら、寂しさが爆発するに決まってるじゃないですか。ということで帰りましたよね。そのあとすぐに札幌へ。

──再び彼の元で働き始めたんですね。

いえ、わずかな貯金と知人に受けた融資を元手に、念願の焼肉屋をオープンさせました(笑)。
最初は順調だったんですが、半年ほど経って起こった震災がきっかけで、予約のキャンセルが100件近く発生。その影響で、利益として手元に残ったのが10万円。抱えていた社員の処遇もままならず、これ以上経営を続けることが困難に……。
そんなときに「そろそろキツイだろ? 従業員もみんな拾ってやるから、ウチに戻ってくるか?」と、声をかけてくれた人がいたんですよね。

──まさか……。

はい、あの“不思議な上司”です(笑)。
正直な話、出戻りになるので、思うところはたくさんありました。でも彼にこれまで受けた恩を返したかったのも事実。だから僕の返答は「よろしくお願いします」の一択でしたね。

──復職してからのことを。

ありがたいことに、これまでの経験が考慮されて、『ファーストクラス』の店長を任されました。一度グループを離れてからの2年間、かなり迷走した人生でしたけど、あの時期があるからこそ今がある。違う景色を見られたことは、本当に財産ですよ。

いつかは誰かを支えたい。“恩人”に気付かせてもらった教訓を胸に、後進の育成に励む

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──店長としての仕事内容は?

まずは、みんなが働きやすい環境をつくる。あとはやっぱり後輩の育成です。僕が主役になるのは簡単ですが、それじゃあダメ。やっぱり次の責任者を育てていかないと。そうすることが新たな店舗展開にもつながっていくと思うので。

──育成で大切にしていることは?

「俺についてこい」とは、絶対に言いません。そんな言葉、うさんくさいでしょ? だって「ついていって金がなくなれば飯を食わせてくれるのか? 1年も2年も?」って僕は昔から思っていたので(笑)。だから部下には「上司をうまく利用しろ」と伝えています。
あと、道はつくるけど、あえて答えは教えない。まずは1回やらせてみて、その人が助けてほしいと思ったときに初めて手を貸す。何かあったときは僕が責任を取るので。

──理想の先輩ですね。

でしょ?(笑)
ただ、やっぱりこういう仕事って「いつか辞めたいな」とか「世間に言えないな」っていう、恥ずかしさとか後ろめたさもあると思うんですよ。でも、仕事は我慢してやらされている状態じゃダメ。仕事の本質を理解して、自分から進んでやることが大事。目の前にあることをがんばれない人は、どこに行っても難しいかな……って“不思議な上司”もきっと言うはず(笑)。

──(笑)。高畑さんにとって、彼の存在とは?

とにかく昔から仕事ができる、本当にすごい人。あと情に厚い。まあ、ここまでの僕の話を聞いてくれたら、わかると思いますけど(笑)。
ただ、仕事ではとても厳しい人。誰かを褒めることもめったにないし。だって、知り合ってから10年近く経つ僕ですら、褒められたのはたったの1回ですよ。まあ褒めない代わりに、常に気にかけてくれますが(笑)。
あと、僕にとって一番大事なことも気付かせてくれた。だから今度は、僕がそれをみんなに伝えていきたいですね。

──気付いたこととは?

「金はただの道具だな」って。昔は“金こそすべて”の精神で働いていましたが、いくら金があっても、周りに人がいなければ孤独なだけ。全然幸せじゃなかったですね。
もちろん金が欲しくてナイトワークを選ぶ人が多いと思うので、この考えを押し付けるつもりはありません。でも、最終的にはやっぱり、人とのつながりが大事だと気付いてもらえるのかなって……。だから今度は、僕が誰かにとっての“不思議な上司”になれたらうれしいな。
写真・記事:メンズバニラ編集部

会社情報

☆★社保完備★☆ 新卒 新社会人大歓迎 新店で一緒に夢を現実に・・・・・
ファーストクラス
職種 ナイトワーク/店舗型
地域 北海道・札幌・すすきの
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