独占インタビュー！ハピネスグループ｜風俗男性求人・バイト【メンズバニラ】

――ご出身は？

高知県です。自然が豊かなところでして。幼稚園のころから近所の川へ釣り竿を持って遊びに行っていました。大人になった今でも、時々川釣りを楽しんでいます。思えば、自分にしては珍しく長続きしている趣味ですね。

――珍しく？

というのも自分、興味を持ったことにはなんでも手を出したくなるタイプで。
小学校では野球をやっていましたし、中学の部活は射撃部。高校ではバスケ部と登山部を掛け持ちするという。まあ結果は鳴かず飛ばずで、ベンチを温めてばかりでしたけど。短大の音楽サークルで始めたギターも、今ではほとんど覚えていません（笑）。

――行動力がすごい。

行動力には自信があります（笑）。短大は調理関係の学部だったんですが、そこを選んだのも単純に料理に興味を持ったから。当時、実家でよく料理を作っていて、「面白いなあ、調理に携わる仕事に就いてみたいなあ」と。

――卒業後は？

晴れて、中華料理のチェーン店に内定をいただきました。配属先が東京だったので、就職と同時に上京をしたかたちですね。
料理のクオリティは常に保ちながら、提供速度も意識しなければいけない。そこが難しいところでしたが、人間関係が良好で、何より仕事が好きだったからすごく楽しかったです。料理を作ることはもちろん、“商品”を売ることがとにかく面白かったので。
そんなこんなで勤続4年目のころ、ありがたいことに店長職まで就かせていただいて。延べ7年間勤めましたね。

――なぜ退職を？

ほら、こんな性分なので……別の仕事にも興味が出てしまいまして（笑）。
店長になると、売上目標達成に向けた販売促進やスタッフの配置の考案、人材育成といったマネジメント業務も加わるのですが、あるとき考えたんです。従業員を動かして店舗を営業していくのも面白いけれど、逆にまったく違う……店舗もいらず、自分1人でできる仕事も面白そうだなと。
思い立ったが吉日、店長業と平行しながら、海外から輸入した商品を日本で販売するネットショップを始めることに。それから1年くらい経って、軌道に乗ったところで会社を辞めました。

――ネットショップ一本でいこうと。

ええ。といってもすぐ、新型コロナウイルスのあおりを受けて立ち行かなくなってしまったんですが……。

――詳しくお聞かせください。

当時、まだ日本はウイルスが流行する前でしたが、輸入先の国はそうではなかったので……。あっという間に物流が滞るようになってしまったんです。発注しても商品が届かないから当然、お客様への発送も遅れて売り上げが立たなくなる。半年ぐらいは細々と続けてみたものの、駄目でしたね。諦めて事業を畳んだあとは、「とりあえずやってみたいことをやろう」と面白そうな仕事を片っ端から始めることに。

――例えば？

フードデリバリーのバイトをしたり、変わったところで言えば、アバターを使って動画サイトで配信活動をしたり……もうほんと、いろいろやりましたね。どれも楽しくって、気づけば1年近くそんな生活を。でもさすがにそろそろ腰を据えて働こうと考え、再スタート先に選んだのが風俗業界です。

――なぜ風俗業界を？

これもまあ、言ってしまえば興味があったからなのですが（笑）。
飲食業時代は半年に1度のペースで異動があり、各地の風俗店で遊べたのがきっかけですね。地域ごとの特色もあれば店によって価格設定も違うし、女の子の雰囲気もコンセプトも違う。中には「これ、どうやって利益出してるんだ？」って店舗も。店長としてマネジメント業務を行っていたことも影響して、経営の仕組みについて知りたい、自分も運営側に回りたいという気持ちを抱くようになったんです。
とはいえ少なからず、「危ない人とつながっているのでは」と業界自体に怖いイメージを持っていたので、会社は真剣に選びました。それこそ『メンズバニラ』を見たりして（笑）。その中で『ハピネスグループ』の求人を見つけて、「ここしかない！」と決断を。

――決め手は？

誠実な求人を出しているなと思ったんですよね。ホームページのトップに社長の写真が掲載されていて、挨拶文や企業理念、キャリアプランなんかがしっかりと書いてある。ただ漠然と「高収入です！」「給料は○○円スタートです！」とだけ書かれるよりもよほど信用できたし、ちゃんと仕事として風俗店を運営しているんだという熱意が感じられたんです。

――入社後のことを教えてください。

予想通り、いやむしろ予想以上にクリーンな会社だったので驚きました。池袋での勤務を希望した通り『Violence』へ配属になりましたし、入社後すぐの研修で接客の仕方なんかを細かく学べたので。なんなら飲食業時代よりもちゃんとしてるな、と思った部分も（笑）。

――具体的には？

やっぱり接客業なので、経験上、休日だろうがなんだろうが人員が足りなければ出勤するのが当たり前だと思って入社したんです。でも実際はまったくそんなことはないし、休みもきっちりとれる。プライベートと仕事の境界線がはっきり引かれているところが印象的でした。
それに接客の仕方ひとつ取ってみても、お客様に対して非常に丁寧で。自分自身、雑な接客を受けて嫌な思いをしたこともあったので、誠実であろうとする姿勢がすごく信頼できたんですよね。

――順調な再スタート。

とはいえ、仕事の面では苦労することだらけで……。
自分は記憶力がよくないほうなので、女性の名前や特徴、店舗の料金システムなんかをなかなか覚えられなくって。そのうえ同期のスタッフは人並み以上に覚えがいいものだから、なおのこと自分の至らなさを感じていました。
で、ある日ミスを連発してしまい、テンパってお客様と何も話せなくなってしまったんですよ。先輩社員が場をとりなしてくれたのですが、もともとあがり症なのもあって克服するのが大変でした。

――どうやって克服した？

もうひたすら、地道に覚えていくしかなかったですね。時間を見つけて女性とコミュニケーションを取って、数カ月かけて顔と名前を一致させました。それに何より、同期の存在が心強くて。2人でロールプレイングを繰り返して、受付業務の練習をしたんですよ。お互いに未経験入社だったので、わからない部分を補い合おうと。そのおかげか、今では仕事のやり方について議論することもあるぐらい刺激をもらっています。

――いい関係ですね。

やっぱり同期だからこそいろいろ相談もできますしね。それに、多少なりとも競争心だってあるわけです。お互い口にしませんが（笑）。言うならば仲間であり、よきライバルみたいな存在です。自分たちはまだまだ仕事を覚えていく段階なので、「先輩みたいにできるようになりたい」「次はこの仕事を覚えたい」とよく話しています。

――その先の目標は？

『Violence』の店長になることです。入社以降、やる気がある先輩が認められて昇進していくのを間近で見ているので、自分も続いていければと。
……そしてここだけの話ですが、ある程度資金が溜まったら、コインランドリーの経営も並行して始めていこうかなという気持ちも。だって、受付も接客もいらない……まったく違う仕事に挑戦するのも、面白そうじゃないですか？