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INTERVIEW
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Hip's-Group
店長・幹部候補
寺内 英二さん 51歳

初老でナイトレジャー業界デビュー。失いかけた思いやりを取り戻し、手にした武器は脱力ワード

初老でナイトレジャー業界デビュー。失いかけた思いやりを取り戻し、手にした武器は脱力ワード

Hip's-Group

店長・幹部候補
寺内 英二さん 51歳
勤続年数
4年8ヶ月

千葉県柏市出身。小売店勤務、金融系の営業を経て、ナイトレジャー業界の門をたたく。某グループ店で3年6カ月勤務したのち、『Hip's-Group』へ。現在は『素人妻御奉仕倶楽部 Hip's取手店』にて店長職を務める。
料理が趣味という家庭的な一面を持ち、店舗でも昼どきに腕を振るうことがあるのだとか。

40代で初めてのナイトレジャー業界。現場勤務に励む初老の前に“年齢制限の壁”が立ちはだかった

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――この業界で働く直前はどのようなお仕事を?

都内で金融系の仕事を。12年くらい働いて、最終的な役職は課長代理だったかな。
仕事は嫌いじゃなかったんですけど、過払い金返還の訴訟が増えた時期に会社のお金が回らなくなってきて……。業界自体の将来性に不安を感じて、42歳のときに退職しました。

――40代での転職。かなりのチャレンジだったのでは。

本当に考えられないですよね(笑)。
最初は一般企業を中心に3カ月くらい就職活動をしていたんですけど、資格という資格は何も取ってなかったですし、年齢も年齢だったので書類選考で弾かれちゃってどこもダメでした。
それで、もともと興味があったナイトレジャー業界への転職を視野に入れることにしたんです。「出世スピードが早い」「意外と安全」っていう話を常々聞いていて、面白そうだなと。

――そして夜の世界に足を踏み入れる。

結構な数の店に応募したんですけど、「指定した日時までに連絡がなかったら、今回はご縁がなかったということで」みたいなところばかりだったんです。履歴書を送っても返事がなかったり、メールで問い合わせしても返事がなかったり、っていうのもありましたね。
最終的に採用が決まったのは、『Hip's-Group』の前に働いていた、派遣型と店舗型の店を手がけるグループ。面接に行って、即断即決で「じゃあ、やってみる?」って(笑)。
その当時はスピーディーに返事をいただける店はあんまり多くなかったみたいです。

――現在は、比較的返答がスピーディーなところも多いと聞きますが。

今は早いですよね。うちもちょっと応募者を放置しておくと、上司から「すぐ返事して」って注意されてます(笑)。

――(笑)。前職を退職したきっかけは?

そのグループでは3年半くらい働いてたんですけど、あるとき、現場で勤務できる年齢が45歳までに制限されることになったんです。まさにそのときの自分は45歳。「本社に新しい部署を作るから、そっちで事務仕事をしてもらうことになると思う」って言われて。
最初は「本社勤務なら週休2日だし、まあいいのかな」なんて思ったんですけど、給料は下がってしまうらしい。「とりあえず店長にはなりたいな」と思って入社したのに、役職も何もないまま過ごすんだったらほかを探そうかなと。
そして転職活動をして、今の会社に行き着いた感じです。

慢心していたがゆえの責任転嫁。肩の力を抜いたことで、忘れていた“周囲への配慮”を取り戻す

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――『Hip's-Group』入社の決め手は?

「年齢関係なく、真面目な方はどんどん昇格できます」みたいなことを求人サイトでうたっていた部分ですね。あとは深夜営業がないので「身体的にも楽なのかな」って(笑)。
社長に直接面接していただいたんですけど、非常に気さくな対応で。話の中で「いつから働ける?」みたいな話になって、即断即決してもらえたのもうれしかったです。

――いつから店長に?

入社半年くらいからです。松戸店で採用されて、1カ月でアルバイトから正社員になって、その2カ月後には主任に。で、入社して半年が経った頃に「取手店の店長が辞めるから役職があく。寺内にもそろそろ1人で任せていいんじゃない?」っていう話になって。当時現場で一緒に働いていた店長や責任者の方たちが「どうせなら店長に上げてから行かせてやってください」ってお願いしてくれたみたいで。そして会長の承認を経て、店長として取手店に異動になったんです。
正直な話、「1年で店長になれなかったら辞めよう」って思ってたので、素直にうれしかったですね。

――具体的に何が評価された?

『Hip's-Group』に入るまでの20数年間の社会人生活でいろいろ見てきましたけど、どんなに成績を上げても昇格できない人もいれば、成績を落としてるのに昇格する人もいるじゃないですか。自分もそういう経験をしてきましたし、単純に巡り合わせとかタイミングがうまく重なっただけだと思いますね。だからこそ周囲には感謝しかないです。
でも店長の仕事に慣れ始めた頃から、何かと人のせいにするようになってしまって(笑)。
「売上が目標に届かない」「女の子が休む、辞める」ってなると、「俺はちゃんとやってるのに、あいつがー」とか。新人スタッフに対して「なんでわかんないかなー」とか。うまくいかないことの原因を周りに押し付けようとしてたんですよ。

――悪い大人ですね(笑)。

そうそう(笑)。お客様との電話も、スタッフへの指示も、全部自分から発信しているもの。自分の考え方とか、そのときの気持ちを乗せた言葉を周りにぶつけすぎていたせいで、店の雰囲気も悪くなっていて。
でもある日、ふと「違うな。今のままじゃよくない」と気付いたんです。それからはもっと肩の力を抜いて仕事に向き合うようになって、今まで絶対に使わなかった「しょうがないじゃん」「大丈夫じゃない?」って言葉も頻繁に使い始めました(笑)。

基礎が固まっているからこその「しょうがない」と「大丈夫」。いい雰囲気のポイントは“脱力ワード”

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――50代に突入して、大切なことに気付けた。

店の雰囲気が悪かったら、女性がお客様の元へ行っても「ああ、やっと事務所の雰囲気から逃げ出せた」っていう解放感しかないので、当然いい仕事なんかできないだろうし、スタッフも「なんか言ったら、怒られるかな」ってぎこちなくなっちゃって、軽口もたたけない。そう考えたらやっぱりいい雰囲気を作ることが一番大事じゃないですか。
以前の自分を知ってるスタッフたちと久しぶりに会うと、「寺内さん、本当に怒らなくなりましたね」って驚かれます(笑)。
でも自分の肩の力が抜けたことで、周りも肩の力を抜いて仕事ができるようになったのかなっていうのは思いますよね。

――寺内さんの考える『Hip's-Group』の魅力とは?

ある程度自由なところですかね。いわゆる「風通しがいい」というか……。
何かあれば話は聞いてくれますし、「何かこういうことをしてみたい」って提案をすれば、それが実際、実現するかしないかはさておき、上の方は聞く耳を持ってくれるし。
あと、すごく社員に優しいです。福利厚生とか社会保険とか、正社員全員に用意されています。当然仕事に対して厳しい面もありますけど、そのへんは一般企業と同じです。

――今後のビジョンを。

茨城県には取手市の1店舗だけなので、まずは取手店を地域で一番の店にして、県内のほかのエリアにも店舗展開していきたいなと思います。
これといって特別な手段っていうのは思い浮かばないけど、「雰囲気づくり」が一番大事だと思うんで、そこを軸にやっていければなと。
現状のいい雰囲気を維持して、いつ誰が来ても溶け込みやすいというか、女の子もスタッフも仕事をしやすい安定した環境を作っていきたいなと思います。

――「しょうがない」と「大丈夫」を駆使しつつ?(笑)

そうですね(笑)。でも基礎的な部分がちゃんとできてこその「しょうがない」と「大丈夫」だと思いますし、そこはおろそかにならないようにしたいです。
どの世界にしても基礎に当たる部分は絶対にあるので。うちの仕事なら、挨拶と掃除と基本業務。そこができるようになったうえで起こる“どうしようもないこと”なんて、考えてもしょうがないじゃないですか(笑)。
写真・記事:メンズバニラ編集部

会社情報

出店攻勢真っ只中!正社員積極採用!
Hip's-Group
職種 ナイトワーク/無店舗型
地域 千葉県・松戸

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