独占インタビュー！CHA.CHA.GROUP｜風俗男性求人・バイト【メンズバニラ】

――ご出身は？

山口県です。すごくのんびりした、のどかな町で育ちました。
ウチは家族がみんな仲良しで、特に祖母にはとてもかわいがってもらったなあ。小さい頃の記憶といえば、祖母と一緒に遊んだり買い物したり、そんなことばかりです。
ちなみに周りの人たちも穏やかだったからか、自分も物静かな子どもになっちゃって。高校で演劇部に入るんですが、それまでは典型的な“陰キャ”でしたね。「アニメ以外は興味なし！」みたいな（笑）。

――（笑）。なぜ演劇部に？

アニメが好きすぎて声優に憧れたんです。演劇部なら演技の勉強ができるから、声優に近づけるかなって。
そんな軽い気持ちだったけど、やってみたら本当に楽しかった。部員全員が1つの舞台に向かって集中していく独特の雰囲気、そして幕が下りたときの達成感。気づいたら演劇の魅力にどっぷりと浸かっていました。
だから高校卒業後は、ミュージカルを中心に上演していた劇団に入ることに。ここで実績を残して声優を目指す。当時はそれしか頭にありませんでした。

――青春ですね。

はい。まあ、オーディションを受けまくっては、落ちまくる日々でしたけど（笑）。
ただ、暗い話で恐縮ですが、そんな頃に祖母が亡くなりまして。あんなに大好きだったのに、演劇とアルバイトに明け暮れて、何もしてあげられなかった。悔しかったし、やりたいことを優先してしまった自分に嫌気が差しちゃって。
そういうこともあって、次のオーディションを“最後の挑戦”と位置付けて、もし落ちたら声優の夢を諦めることに決めました。ちょうど自分も20歳という節目を迎えたこともあったし。
ただ、決して諦めていたわけじゃない。夢を叶えるために、そして祖母の墓前にいい報告をするために、これまで以上に強い気持ちでオーディションに臨んだんです。

――結果は？

そんな熱意が審査員に届いたのか、最終選考まで残った……けど、最後の最後にセリフを思いっきり“噛んで”しまって。その瞬間、「もうダメだ」と思い、結果も聞かずに会場をあとに。ここで声優になる夢はきっぱりと諦めました。
じゃあ、次はなにをしようかとしばらく考えた結果、介護士を目指すことにしたんです。

――なぜ介護士に？

こじつけと思われるかもしれませんが、祖母に何もできなかったから、その罪滅ぼしをしたかった。
そして福岡県にある介護施設に就職したんです。

――介護の仕事はいかがでしたか？

かっこいい理由をつけて就職したはいいものの、ただキツかっただけ（笑）。
仕事はハードなのに、お給料は生活できるかできないかギリギリのライン。それに仕事柄、悲しい場面に立ち会うことが多く、精神的にどんどん落ち込んでいってしまって。
5年くらい働いたんですが、「志だけでは生きていないんだな」と痛感し、退職しました。

――その後は？

もちろん仕事はしていたんですが、どこで働いても、すべて長続きしないというグダグダな時期でした。
ただ、このままじゃいけないという気持ちはあったんですよ。というのも、実はずっとお付き合いをしていた女性がいて、彼女に迷惑をかけていることはわかっていたから。
そんなとき、自分が30歳を超えたタイミングでキリがよかったのか、それともフラフラしている自分を変えようとしてくれたのか、彼女から結婚の話を切り出されたんです。

――人生の山場ですね。

もともと、自分も結婚したいと思ってはいたんです。でもそのためには、きちんと定職につかなければいけないし、できればお金の面で余計な苦労をかけたくない。彼女から結婚というきっかけをもらうまで、こんな当たり前のことにも気づけなかったんですね。
もうこれ以上、立ち止まってはいけない。まず、「仕事　高収入」で検索したら、『Honey Girls』の求人に出会いました。さらに、応募したらすぐに社長が面接をしてくれることになったんです。

――面接はいかがでしたか？

結婚したばかりということも、そして奥さんのためにできるだけ稼ぎたいということも、すべて素直に話しました。社長はとても親身になって聞いてくれたし、「ウチで経験をつんで、経営者を目指さないか？」とまで言ってくれて。そのことがとてもうれしかったから、勢いで入社を決めちゃったという（笑）。
その後もことあるごとに気にかけてくれる社長には、本当に感謝しています。

――ちなみに、風俗業界に飛び込むことに対して奥様は……？

あ、気になりますか？ 特に葛藤した様子もなくあっさりと「仕事だもんね、いいんじゃない？」と（笑）。つくづく、僕には出来すぎた奥さんですよ。

――守るものができて、仕事も決まり、滑り出しは順調ですね。

そうは言っても、やっぱり仕事は大変でしたよ。
入社直後の業務は電話応対と女の子のアテンドだけなのに、それでも女の子やお客様に迷惑をかけてばかり。もちろん、自分としては丁寧に対応しているつもりでしたが、特に女の子に対しては不快にさせてしまうことも多くて。
ただ、あることに気づいてから、円滑に進むようになったんです。

――あることとは？

あの頃も女の子を大事にしようとは思っていたけど、ひとくくりに「女の子」としか考えていなかった。1人ひとりみんな違うのに、その子個人と向き合えていなかったんです。
今気をつけているのは、とにかくコミュニケーションを取ること。それに尽きますね。日常会話ってすごく大事で。なんでもない話すらできないスタッフに、悩み事の相談はできないでしょう。

――確かにそうかも。

まあ、偉そうに話してはいるものの、まだまだ勉強中ですよ（笑）。ただ、少しずつでも成長できているかな。先輩たちの振る舞いは見ていて参考になるし、悩んでいたらアドバイスももらえるから。

――いい環境ですね。

周りがサポートしてくれるから成長できる。そのうちに仕事にやりがいが見つかる。そうすると、きつい時期も乗り越えられる。そんな感じで、自分はここで仕事を続けてきました。ただ、それは実際にやってみて初めてわかることでもあって。そう考えると、飛び込む勇気が一番大事なのかもしれませんね。
だから、ナイトワークに興味があるなら、まず飛び込んでほしいなと。もしそれが『Honey Girls』だったらうれしいですね。自分もこのインタビューを受けた甲斐があるってもんです（笑）。もちろん、バックアップは惜しみませんよ。

――では最後に今後の目標を。

ズバリ、経営者になること。面接で社長の言葉を聞いたときから、変わっていません。
ただ、経営するということは、お店を動かさなきゃいけない。お店を動かすということは、そこで働いている人を動かさなきゃいけない。
ダメなときも支えてくれた奥さん。成長のきっかけをくれた社長や先輩たち。みんなのおかげで、充実した人生を送っています。恩返しをするためにも、まずは人を動かす力を身につけたいですね。
そこまでいけば、ようやく祖母の墓前に報告できると思うんです。「いろいろあったけど、最高の奥さんと最高の仕事に巡り会えた。幸せに生きてるよ」って。