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INTERVIEW
クレオパトラグループ
店長・幹部候補
田中 優征さん 24歳

ノリだけで飛び込んだ夜の世界。忍耐力のないゆとり世代が、努力を覚え、部下を導くまでの成長譚

ノリだけで飛び込んだ夜の世界。忍耐力のないゆとり世代が、努力を覚え、部下を導くまでの成長譚

クレオパトラグループ

店長・幹部候補
田中 優征さん 24歳
年収
540万以上
勤続年数
3年8ヶ月

長野県出身。高校中退後、成人を機に千葉県の松戸市へ移り住み、「完全にノリだけ」で『クレオパトラ』に入社。慣れない業務に苦戦するも、周囲の助けを受けながら自主学習に打ち込んで克服。
入社4年目の現在は、『クレオパトラ土浦店』の店長として、運営業務の傍ら後進の育成に力を入れている。
好物はラーメン。とりわけ背脂系に目がないらしく、土浦エリアで理想の1杯に出会うべく開拓中とのこと。

“ウザいしキツい”が理由でサボり魔に。学び舎も地元も去って、未知の世界へ足を踏み入れる

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――まずは学生時代のお話を。

身体を動かすことが好きな少年でした。中学、高校ともに陸上部に所属して、走り高跳びで長野の県大会に出場した経験もあります。運動は得意なんです、こう見えて(笑)。
ただ勉強はからっきしでしたね。僕たちの年代って、小・中・高のすべてをゆとり教育で過ごした“フルゆとり世代”と言われてるんです。だから学習内容は相当ゆるかったはずなんですけど、僕にはキツかった(笑)。それで高校時代、授業をほとんどサボってたら、出席日数が全然足りずに留年が確定しちゃって。ならいっそのこと学校なんて辞めちゃおうと思い、2年生の終わりに自主退学しました。

――陸上部の仲間から引き止められたのでは?

いや特に。というのも、そのずっと前に部活を辞めてたので(笑)。
退部の理由は周囲との温度差です。僕的には結果よりも競技を楽しむことのほうが重要だったけど、部内はみんな「勝利こそがすべて」というガチ勢。「死ぬ気で特訓して全国行くぞー!」みたいな。そんな雰囲気がウザくなってきたから、サボりを繰り返してフェードアウトしちゃったんですよ。僕だけ絵に描いたようなゆとりでしたね(笑)。

――退学後のことを。

通信制の高校に編入……したんですが、ここも結局サボりまくって中退(笑)。
そりゃいい加減、親や親戚の怒りもピークに達しますよね。仕方なく「真面目になりますよ」アピールのために介護スタッフの仕事に就きましたけど、体裁を保つためだけに働く毎日はやっぱ窮屈で、次第に「成人したら地元を離れよう」という気持ちが芽生えてきたんです。
そんなとき、他県で働いてた友達がタイミングよく「お前もこっちに出てきてルームシェアでもしない?」と声を掛けてくれて。もちろん二つ返事でOKして、20歳の誕生日を迎えると同時に、彼が住んでる千葉県の松戸市へ引っ越しました。
ちなみに家を出る件は親には事後報告。妨害されないように、出発の当日まで黙ってたという(笑)。

――計画的犯行(笑)。

でも新生活を開始したあとのことはまったくのノープランで、まずは職探しという段階。とりあえず松戸市内で待遇がよさそうな仕事をと思ってネットを検索してたら、たまたま『クレオパトラ』の求人広告が目に飛び込んできたんです。志望動機は覚えてません(笑)。「夜の世界って面白そうじゃん」と、完全にノリだけで応募したような気がします。

“やって無理ならすぐ辞めるつもり”で入社。先輩と上司に助けられ、思いがけず訪れたやる気の萌芽

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――面接当日の印象を。

だいぶ予想を裏切られましたよ。ぶっちゃけ「風俗店のスタッフって、ジャージ姿でタバコを咥えながら仕事してるんだろう」と思ってたんです(笑)。それが事務所を見学させてもらったら、全員スーツを着て真剣な表情で働いてたという。
まあ、イメージしてたようなゆるい職場ではないとわかったわけですけど、不満はなくて、むしろ好印象でしたね。「なんでもやってみないとわからないじゃないか」って気持ちもあったし、内定をもらってすぐに承諾しました。

――前向きな姿勢がうかがえます。

裏を返せば、「実際にやってみて嫌ならさっさと辞めればいい」と考えてただけ(笑)。
でも新人研修には真面目に取り組みましたよ。それまで電話でお客様対応をしたこともなかったし、パソコンもろくに触ったことがなかったので、暇さえあれば自主的に勉強してましたね。先輩の電話に回線をつないでお客様とのやり取りを聞いたり、タイピングソフトを使ってひたすら早打ちの練習をしたり。

――学生時代と比べてずいぶん勤勉になった印象です。

店のみんなが世話を焼いてくれたからこそ、「ちゃんと応えないと」ってがんばれたんだと思います。
例えば入社当時、僕はお客様からの値切り交渉がすごく苦手で、電話の向こうで「もう少し安くならないの?」と不機嫌になられるとパニックになりがちだった。けど、その場で先輩に確認すれば「金額はここまで安くしてあげても大丈夫」と優しく教えてくれるし、電話が終わったあとも「次はこう切り返すといいよ」と丁寧にアドバイスしてもらえる。おかげでだんだん不安が消えて、仕事を覚えることに集中できたんです。
それに社長やオーナーも何かと気にかけてくれましたね。しょっちゅう僕を飲みに誘っては、「ゆとり世代なのによく努力してるな」と褒める褒める(笑)。心強い人たちに囲まれて、自然とやる気になれたのかと。

――「嫌だからさっさと辞めよう」とはならず。

大丈夫、なりませんでした(笑)。
で、順調に3年が過ぎた頃、茨城県の土浦市に新店をオープンするという話が出たんです。「へーすごいな」くらいの感じで聞いてたら、「店長として赴任してくれないか」と打診されて。めちゃめちゃびっくりしたけど断る理由もなかったし、ありがたく新天地の『クレオパトラ土浦店』へ移ることにしました。

“育ててもらった恩”がある。自身の成長を果たした青年は、グループの発展を目指して後進の育成に臨む

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――新しい環境で戸惑うことも多かったのでは。

そうですね。経営面に携わるようになったし、キャスト管理の責任もぐっと重くなったし、結構難しいことばかりでした。特に、シフトを守らない女の子への対応はマジで苦戦しましたよ。
何せ当時の僕は相手に歩み寄るという発想がなくて、「稼ぎたいならまず出勤しなさい」とか「無断欠勤をしたらダメでしょ」とか、一方的に正論を振りかざすだけ。それがよくないって自覚するまでは、とにかく出勤人数を確保しなきゃと力が入って、ずいぶんキツい言い方をしてしまってたなあと……。

――考え方が変わるきっかけがあった?

土浦店へサポートに来てくれた上司を見て気付かされました。彼は女の子を注意するにしても、相手の話に耳を傾けたうえで共感しつつ改善案を提示する。ただ叱るだけの僕は、彼女たちからすれば“店の都合を押し付けてくるやつ”でしかなかったと反省したんです。
そういう経緯があったから、今は「こうしなさい」って命令じゃなくて、「まずはこうしてみたら? もしそれで失敗したらこっちを試してみればいい」という提案ができるようになりましたね。

――店長として大きく前進。

もちろん、スタッフに対しても「僕の言い分を頭ごなしにぶつけない」という意識を持つようにしています。それぞれの性格や適正に合わせた指導が成長につながるんじゃないかなって。
だから新人の皆さんに求めるものは、“やる気”だけ。学ぼうとする姿勢を示してもらえたら、教える側も積極的にフォローしたいと思えますからね。僕自身、電話対応もパソコン業務も、女の子とのコミュニケーションもさっぱりな人間だったので、何もわからない新人に対しては親近感が湧くんです(笑)。

――今後の目標を。

先輩や上司から一人前にしてもらった身として、後進を育てて恩に報いることです。実は、土浦店を任せられる人材が出てきたら速やかにポジションを譲りたい(笑)。そして新しいエリアに店を出して、今度はそっちで指導係をしたいなと思います。厳しくないので安心してください。僕、“ゆとり教育”しか知らないんで。
写真・記事:メンズバニラ編集部

会社情報

働き方イロイロ♪免許がなくても大丈夫!『ガッツリ働き稼げる!正社員』『空いた時間にダブルワーク!ドライバーor電話…
クレオパトラグループ
職種 ナイトワーク/無店舗型
地域 茨城県・土浦市
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