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INTERVIEW
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LOVE VEGAS(ラブベガス)
店長・幹部候補
鈴木 卓さん 47歳

ただ、守りたかった。予期せぬ借金から始まった激動の日々を、息子のために乗り越えた愛深き父

ただ、守りたかった。予期せぬ借金から始まった激動の日々を、息子のために乗り越えた愛深き父

LOVE VEGAS(ラブベガス)

店長・幹部候補
鈴木 卓さん 47歳
年収
400万以上
勤続年数
4年2ヶ月

北海道札幌市出身。高校卒業後は販売や営業の職を経験し、多忙なりにも充実した日々を過ごす。結婚して子どもをもうけるなどプライベートでも順風満帆な暮らしぶりだったが、諸般の事情により離婚。5歳の息子を抱え、シングルファーザーとして生きる道を選択する。
料理好きが高じて「食べ歩きが趣味になった」という美食家。最近のお気に入りは、青森県の地酒「田酒」を片手に、旬の刺し身をつまむこと。

“妻がつくった800万円の借金”で家族がバラバラに。愛する我が子を守るべくシングルファーザーの道へ

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――これまでの経歴は?

出身は北海道です。高校卒業後、紳士服の販売会社に入社したものの、5年後に会社が倒産。そのあとは知り合いの口利きで呉服の卸問屋に転職しました。長期的な出張が多くて仕事は忙しかったんですが、結婚して息子も授かって……。順調な人生だと思っていました、このときまでは(笑)。

――何が起こったんですか?

僕が家を空けているあいだに、妻がギャンブルで800万円の借金をつくっていたんです。しかもそのうち200万円は僕名義ですよ。現実的に負債すべての肩代わりは無理ですし、かといって僕の分は僕自身が返済しなきゃダメですし、どうすることもできず最終的には離婚を選びました。
ただ、いざ別れるとなると親権問題でひどく揉めて、お互いが「自分が引き取る」の一点張りに。僕は子どもには何不自由ない暮らしをさせたかったけれど、彼女は子育てどころか借金を返す財力すらない。それなのに親権が欲しいというのは、あまりにもおかしな話ですよね。このままでは息子に借金まみれのつらい生活をさせてしまう。だから、向こうの家には内緒で7年間勤めた呉服屋を退職して、5歳の息子とともに道外へ逃げました(笑)。

――すごい行動力ですね。

シングルファーザーとして知らない土地で生活するのは正直つらかったですね。それに僕たちは雲隠れしている身。息子を無認可の保育園に預けながら僕は派遣社員で働くなどフットワークを軽くして、できるだけ居場所を特定されないように注意することも必要でした。とはいえ、そんな中でも息子は無事に小学校へ通うことができたし、200万円あった借金も完済できたので、意外となんとかなりましたよ(笑)。
そんなこんなで息子が小学校高学年になる頃、そろそろ物事を理解できる年齢だろうと踏んで、ウチに母親がいない理由や僕たちが北海道を離れた経緯など、これまでのすべてを打ち明けたんです。どんな反応をするか心配でしたが、特に驚いた様子もなく「顔すら覚えていない母親のもとに今更戻るつもりはない。できることならこのままお父さんと暮らしたい」と話してくれました。「息子の気持ちが固まっているならもう逃げる必要はないな」ということで約8年ぶりに北海道へ戻り、正当な手続きを取った上で、晴れて息子の親権を獲得することができたんです。

専門学校に進学して就職したい。“子どもが描く理想の将来像”を応援すべく飛び込んだ夜の世界

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――北海道に戻ってからのことを。

道外にいた頃は毎日手料理をつくっていたので、その経験を活かしたくて料理人に転職しました。ただ、当たり前ですけど家庭料理とプロの料理は全然違うんですよね。料理長がかなりの職人気質だったこともあって、厨房では何かと厳しく仕込まれました。しかも疲れた身体を引きずって家に帰れば、今度は反抗期を迎えた中学生の息子との熱いバトル。幸いにも争いは1年半ほどで終息したものの、この時期は毎日が疲労困憊でした(笑)。

――『LOVE VEGAS』に入社した経緯は?

高校生になった息子と今後の進路について話し合ったところ「専門学校に行きたい」と。「今の安月給では進学させてあげられないし、かといって息子の夢を潰すわけにもいかないし……」と考えた結果、3年間の料理人生活にピリオドを打ち、高収入を得られる夜の仕事に挑戦しようという結論にたどり着いたんです。そして『LOVE VEGAS』に入社。43歳にしてまったくの異業種に初挑戦ですから、我ながらすごい決断ですよ(笑)。

――息子さんには転職先の詳細を伝えた?

隠すつもりはなかったんですが特に聞かれもしなかったので、最初のうちは「料理の仕事じゃお金が足りないから、専門学校の学費を払える仕事に転職するね」とだけ言っていました。でも1年くらいして、ついに「そういえばなんの仕事をしてるの?」と聞かれまして。「夜の世界で働いているよ」「えっ、マジで!?」っていう流れで、息子は僕の職業を知ったことになります。話してすぐこそ驚いていたものの、だからといって関係がギクシャクすることはなく、そのあとも至って普通でしたよ。

――実際に働いた感想は?

最初は接客やら事務作業やら、とにかく覚えることが多くてしんどかったです(笑)。特にパソコンは触った経験がまったくなかったので苦労しましたね。とはいえ、今では専用ソフトを使った写真修正や表計算もできるようになりましたし、一度慣れてしまえばなんてことはないと思います。あと、入社前に一番難しいかなと感じていた“女の子に対する接し方”も、息子のおかげで難なくクリアしています。

持ち前の父性が生んだ確かな信頼関係。父は“社会人になった息子と酒を酌み交わす日”を夢見る

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――息子さんのおかげ?

そうですね。息子とは普段からよく会話をするので、若い子ならではの話もたくさん聞かせてもらえるんですよ。若者の感性やトレンド的なものもなんとなく把握していますし、女の子との会話に詰まったり困ったりということはありませんでした。
それに『LOVE VEGAS』の女の子たちは、ほとんどが息子と同年代だから「鈴木さん、パパじゃん!」と言ってくるんですよ。なので、僕も負けじと「娘じゃん!」なんて返しています。彼女たちに何かあればうれしくもなるし、悲しくもなる。たぶん僕はみんなのことを“本当の娘”のように思っているのかもしれません。きっと無条件に父性が働くんでしょうね(笑)。

――みんなのお父さん的存在ですね。

まあ、これは僕の場合であって父性が必要な仕事ってわけじゃないですよ(笑)。真面目で向上心があればいいんじゃないでしょうか。それこそ業務内容は多岐にわたるので「面倒だから覚えたくない」とならずに、1つずつ着実に覚える意志のある人なら問題ないと思います。もちろん業界経験の有無もまったく関係ないので安心してください。なんといっても僕自身が「息子の学費を稼ぎたい!」という一心で始めた未経験者ですから。

――そういえば息子さんの現在は?

おかげさまで、本人が希望した専門学校に進学させてあげることができました。来春卒業して就職する予定です。社会人生活は大変なことも多いですが、なんやかんや息子にはたくさん苦労をかけてきたので、これからの人生は思う存分楽しんでほしいですね。

――息子さんが就職したら、何かしてほしいことはある?

うーん。特にこれと言って思い浮かびませんね。というか、いつも息子は「やれ父の日だ、やれ誕生日だ」とことあるごとにお祝いしてくれようとするんですが、逆に僕が照れくさくなって「まだ学生のくせに」とか「お金もないくせに」とか適当なことを言って拒否してたんですよ(笑)。
よく“初任給で親に贈り物をする”という話を聞きますけど、今まで通り何もなくていいです。とはいっても変なところで律儀なので、きっと僕の好きな酒でも買ってきてくれるんでしょう。まあそのときには、大人になったアイツとゆっくり杯を酌み交わせたらうれしいかな。……っていう展開をすごく期待してますね、これ(笑)。
写真・記事:メンズバニラ編集部

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LOVE VEGAS(ラブベガス)
職種 ナイトワーク/店舗型
地域 北海道・札幌・すすきの

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