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INTERVIEW
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C.C.Cats(シーシーキャッツ)
店舗スタッフ
木村さん 47歳

信念と信頼が成功に導いた。ナイトレジャー業界を生き抜く屋台骨に問う仕事観、会社の指針

信念と信頼が成功に導いた。ナイトレジャー業界を生き抜く屋台骨に問う仕事観、会社の指針

C.C.Cats(シーシーキャッツ)

店舗スタッフ
木村さん 47歳
勤続年数
10年0ヶ月

『C.C.Cats』代表取締役社長。編集プロダクションに勤務後、紆余曲折を経て、同店を立ち上げる。
“派手な仕事は部下に任せる”が信条。表舞台に立つことを好まず、屋台骨として店長とスタッフを陰から支える、ナイトレジャー業界10余年の頼れる男。
「健康に気を遣うようになった」という近年は、有酸素運動と筋トレを日課にしているとのこと。

資本力がなければ発想力で勝負。“こだわりを貫いたコンセプト”と部下の支えで築いた運営基盤

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――『C.C.Cats』を立ち上げて10年以上になるとお聞きしました。ここまでは順調に?

いやいや、そんなことはありません。もう山あり谷ありですよ。
『C.C.Cats』は言うなればコンセプト店。お客様が受け身になって楽しんでいただくサービスを提供しているんですが、立ち上げ当初から同じような看板を掲げている店はありましたし、後発も続々と誕生しましたからね。正直、苦しいときもありました。何せ個人店なので。

――競合がひしめく中で現在に至る運営基盤を築けた理由は?

一度決めたコンセプトを変えずに、しっかり貫き通してきたことが大きかったんじゃないかな。だからこそ徐々に認知されたという自負はあります。
“コンセプトにこだわる”って面倒くさいんですよ。システムの構築にしろ、接客に必要な教育にしろ、こだわればこだわるほどタスクも増えていく。これが予算や人員に余裕があって、営業に必要なネットワークも充実している大手グループであれば、わざわざ特色を打ち出さなくてもスケールメリットを活かした運営が可能でしょう。だけどうちみたいに個人で始めた場合は、多少の手間がかかっても明確なカラーを設けたほうが生存確率が高くなる。資本力で敵わないなら発想力で勝負して差別化を図ろうと考えるのは、どんな商売でも同じですよね。
あとはやっぱり人。一緒に働いてくれるスタッフに恵まれました。今は店長が中心となって店を切り盛りしてくれているんですが、みんな率先して業務にあたってくれますし、店舗オペレーションも正確。僕なんかより全然仕事ができますよ。

――心強いですね。

だから僕は店内の掃除をしています(笑)。普段からフルタイムで現場に携わっていない人間があれこれ口を挟むより、彼らに任せたほうが業務も円滑に進むんでね。「じゃあ自分はトイレをキレイにしよう」みたいな。

――ご自身は裏方に回ることが多い?

部下も接客、商談、メディアの取材といった派手な仕事のほうが、モチベーションになるかなと考えて、僕は雑務を引き受けるようになりました。特に掃除は大切にしています。
という事情もあって本当は出たくなかったんですよ、今回(笑)。でも店長の都合がつかなくて……。

自身の“だらしない性分”を省みて自主的に雑務を担う。役職や年功序列に縛られない昇給しやすい環境

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――無理を言ってすみません。ところで掃除へ意識が向いたきっかけは?

そもそも僕は掃除が嫌いで、何事にも適当な性分だったんです。昔は整理整頓をないがしろにして店内も汚し放題にしてまして。当時の店長やスタッフも「掃除しといて」と指示したところで実行する気配を見せない。従業員がそんな姿勢だと、女の子に「ちゃんとした接客をしないとリピータ―を返せないよ」と苦言を呈しても、聞く耳を持ってもらえないんですね。
で、「なぜ誰も言うことを聞いてくれないのかな」と考えたときに、「自分のだらしなさが原因だ」「自分の背中を見て育ったから乱雑な店内にも無頓着なんだ」と。ズボラな姿勢は周りに伝染する、ひいては接客のクオリティにも影響する。そこに気付いてからは、心を入れ替えて自主的に掃除を始めるようにしました。

――そして現場の指揮は店長やほかの役職者が担うように?

そうですね。ちなみにうちの店は“ほかの役職者”っていないんですよ。現場の責任者を決めるためにも店長職は必須ですが、何十店舗も抱える巨大組織じゃあるまいし、ほかに肩書きを並べる必要もないかなって。例えば小さな個人商店のスタッフ同士が役職名で呼び合ってたら「なんだそれ」って感じじゃないですか(笑)。だから僕も名前で呼ばれています。
まあ、もしも店長の下につく役職を考えるならマネージャーってことになるんでしょうけど。レギュラーで勤務していれば自然と女の子を管理する立場になるので、そうなると全員マネージャーですし……。

――では給料の査定はどのように?

数字とパフォーマンスです。利益を出せなければ基本給が上がることはないし、店が儲かっていても与えられた役割をまっとうできなければ昇給はない。年齢や経験、在籍年数で決まるものでもありません。でも売り上げベースによる給料の還元率は悪くないと思いますよ。ナイトレジャー業界の仕事は未経験だった23歳のスタッフが、月給30万円からスタートして1年後には月給43万円になった実例もあります。

――昇給のスピードが速い印象。

真面目にやっていれば経験者で3、4カ月、未経験者でも8、9カ月でひと通りの業務をこなせるようになりますし、その頃には店の中でも欠かせないポジションになって昇給もしているでしょう。アベレージで月に40万円以上稼ぐのは難しくないんじゃないかな。そこから先、50万、60万の給料を得るには実力と結果ですね。

夜の世界を歩き続けること10余年。身をもって経験した“貯金の重要性と仕事の面白さ”

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――どういう人材が活躍できる?

仕事への一生懸命取な姿勢は大前提として、自分で考えて行動できる人ですかね。上から指示されたことを、ただなんとくこなすのではなく、与えられた業務の役割や効果をちゃんと理解したうえで、能動的に取り組むことが大切です。

――店舗経営者の視点からアドバイスを送るとしたら。

「貯金をする習慣を身に付けなさい」とはよく言ってますね。将来のためにも。
一般的なサラリーマンと比べても、ナイトレジャー業界の社会的なステータスはまだまだ低い。でも稼げるという魅力がある。だったらお金を残さないと意味がないじゃないですか。昔は高級ブランドに身を包んで、いい車に乗ることが成功の証みたいな風潮もありましたけど、今どき見栄を張るような時代じゃない。もっと意味のあるお金の使い方をしないと。

――意味のある使い方?

先ほど例に挙げたスタッフのように、うちがアベレージとしている40万円台中盤の月給をキープできるようになれば、月に15万円は貯金が可能でしょう。であれば年間で180万円、3、4年で500万から700万円の蓄えができるはず。それを元手に起業してもいい。だけどすべてを吐き出すのは怖い、ギャンブルすぎる、という場合には僕がいる。「これだけ貯めたんで、半分出してください」といったプレゼンをしてくれれば融資や共同経営も考えますよ。もちろんマンションを買うとか、老後に備えるなどの使い道もあります。せっかく稼いだのなら先につながることをしたほうがいいですよね。

――すぐに使い切るなと。

まあ偉そうなことを言ってますけど、僕も昔は散財したクチなんで、贅沢したくなる気持ちはわかりますが(笑)。高級アクセサリーを買いあさっては出先で失くしたり、短い距離でもタクシーに乗ったり……。でもムダな使い方をしてるとね、お金って逃げていくんですよ。身をもって経験したからこその“貯金のススメ”というわけです。

――仕事のやりがいは?

ナイトレジャー業界に身を投じて10年以上になりますが、この仕事を選んでよかったなと思いますね。
男って女の子にかまってもらいたいじゃないですか。優しくされたい、そのままの自分を許容されたい、「オンリーワンでいいんだよ」って言ってもらいたい(笑)。その願望を満たせる“心のオアシス”を提供して、それがお金になる。面白い世界ですよ。
写真・記事:メンズバニラ編集部

会社情報

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C.C.Cats(シーシーキャッツ)
職種 ナイトワーク/無店舗型
地域 東京都・渋谷

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