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INTERVIEW
ジョイグループ
店舗スタッフ
儀間真英さん 34歳

低価格が正義と信じた末の挫折。真逆の価値観で動く世界で気付いた、1つの指針

低価格が正義と信じた末の挫折。真逆の価値観で動く世界で気付いた、1つの指針

ジョイグループ

店舗スタッフ
儀間真英さん 34歳
年収
550万以上
勤続年数
1年8ヶ月

沖縄県浦添市出身。福岡県の専門学校を中退後、飲食業界の仕事に12年間携わったのち、32歳で『ジョイグループ』に入社する。現在は同グループ『ジョイ本店』の主任として活躍中。
自身を“のんびり屋さん”と称するが、仕事への妥協を許さない姿勢はスタッフ、キャスト問わず信頼を集めている。休日はクロスバイクで隣県まで10時間以上かけて、景色を見に行くことが楽しみなのだとか。

飲食店での経験により根付いた、“安い商品が売れる”という価値観。そのノウハウが仇となり、挫折を味わう

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――これまでの経歴を。

高校を卒業すると同時に地元を出て、福岡県の専門学校に行きました。でも授業が面白くなくて中退(笑)。それから食いぶちを得るために飲食店で働き始めたのが社会人デビューになるのかな。
12年間同じ業界で職場を転々としたんですけど、ほとんどがコスパで勝負する低価格の店。そのせいか飲食業界を離れるまでずっと「値段の安い店は絶対に人気が出る」って考え方を持っていました。

――飲食業界を離れたきっかけは?

31歳のときに勤務していた会社で新しい居酒屋をオープンすることになりまして。これまでの経験を買われて店長に抜てきされたんです。30席くらいの小規模とはいえ、店舗のテーマやインテリア、料理のメニューなど、店づくりに初めてイチから携わりました。もちろん提供する価格は考えるまでもなく安め(笑)。
さらに売上を人件費に持っていかれたくなかったので、1人で業務を回そうと決めたんです。そうして準備を進めて、開店したものの……。

――したものの?

これが大失敗(笑)。覚悟はしていたけど調理も接客も1人でこなすのは本当に大変で……。仕込みや片づけが追い付かないから毎日朝から夜中まで働きましたし、泊まりだって当たり前。
それに値段を極端に安くしたものだから資金繰りに余裕がなくて、今さら人を雇いたくても人件費が出せない。
ムチャを続けた結果、心身ともにガタが来て、今度は料理の提供も遅くなる。みるみるうちに客足が遠のき、月間の売上目標の未達成が続き、とうとう開店から1年後には店を閉めるようにと、会社から通達されました。
12年間もこの道ひと筋で積み上げてきた自信を失い「もう限界だ」と思って、飲食以外の業界への転職活動を始めることにしたんです。
これまでの職場ではどんなにがんばっても手取り約20万円が最高額。今後の生活のこともあったし、とりあえず「高収入」で検索して見つけた求人が、風俗業界の仕事でした。

生活の安定を求めて行き着いた“真逆の価値観”で動く世界。面接で店の格式の高さを思い知る

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――『ジョイグループ』への応募は収入の高さに惹かれたから?

確かに収入はとても魅力的でした。でも一番惹かれた点は、これまで経験したことがなかった、高い商品に携わる仕事に興味を持ったからなんです。

――というと?

グループのホームページを調べているうちに、ふと疑問に感じたんですよ。「ここの系列はどれも中洲でトップクラスの高級店。こんなに高いサービス料金で、どうして店が成り立つんだろう」って。
もちろん「お客様にとって、それだけのお金を払うほどの魅力があるからだ」とは考えたのですが、それが具体的に何かわからなかった。今までずっと安価の商品を扱ってきたからこそ、その理由が余計に気になったんだと思います。
そして早速応募して面接をしてもらうことになりました。

――面接時の話を。

今まで飲食店の面接を受けるときは毎回私服だったので、当日も同じノリで(笑)。
店に到着すると、出迎えのスタッフから「儀間様、本日は面接にお越しいただき、誠にありがとうございます。手荷物をお持ちします」って言われて、求職者に対してもこんなに丁寧な対応なのかと驚きました。
でも面接室に通されたら、担当者から「マナーを何よりも大切にする店なので、私服の方は受けられない」と断られてしまったんですよ……。

――その後は?

「やる気があるなら再調整します」とチャンスをもらえたので、翌日スーツを着て再訪。
面接官はグループの代表で、未経験の僕でもわかるように仕事の説明をしてくれたんです。
特に給料の話は今でもよく覚えています。「入社してすぐに30万円からのスタートで、3カ月の研修期間を終えれば38万円までアップ。そこから先もがんばりに応じて、評価しますよ」と言われて、かなり前のめりになってしまいました(笑)。
入社したい思いを素直にぶつけたら「ぜひ来てください」とその場で内定が出て、迷うことなく受諾したんです。

女性への認識の甘さに危機感を覚えながらも、工夫を重ねて改善。働くことで見えてきた“疑問への答え”

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――仕事はすぐに順応できた?

飲食店での経験があったから問題ないと思っていましたけど、実際は難しかったですね。
あるときたまたま仕事が入らなかった女性が「私、お客様に選ばれる魅力がないのかな」って相談に来たことがあったんです。それに対して僕はカバーするつもりで「切り替えていきましょう!」と伝えたのですが、近くで見ていた先輩から、その言い方だと「お客様に選ばれる魅力はなかったかもしれないけど、次は巻き返そう」という意味に捉えられて傷つけるケースだってある、と教わりました。
指摘をされるまで、そんな可能性を考えたこともなかったんです。「女性の気持ちをわかっていない。このままだと同じ失敗を繰り返すぞ」と危機感を抱きました。

――女性への対応はどのように改善した?

そのときまでは出退勤時のあいさつとか業務に関する伝言に終始していたのですが、まずは「相手の性格や考え方を知ってみよう」と思って、以前よりも接点を持つことに。仕事で困ったことはなかったかとか私生活のことなど、どんな内容でも話しかけてみたり、勤務後に「今日は彼女とこんな話をした、こんな一面があった」というメモを取ってみたり。
先輩方からもらった「相手も簡単に心を開いてはくれない。まずは自分の話をして知ってもらうことから始めよう」という助言も実践してみたんです。
2カ月経った頃には、女性の特徴や積み重ねてきた会話の内容を踏まえて話せるようになったし、相談が来ても向こうの気持ちを考えたうえで、アドバイスができるようになりました。
今でもまだ向上の余地はあるけど、以前よりは信頼関係が構築できたのかなと思います。

――現在は入社して1年8カ月。応募時の疑問に対する答えは見つかった?

働いて感じたこととして『ジョイグループ』は常に現状に満足しないんです。スタッフたちは日々、質の高い接客をするためのアドバイスをし合ったり、店内設備をより快適にできないか意見を出し合ったりしている。女性もマナーや技術の勉強を欠かしません。
その姿勢をお客様に評価してもらえるからこそ、高い料金でも経営が成り立つんだと思うんです。これが正解か確証はないですけどね(笑)。
ただ業種や価格帯は違っても、支払った金額以上の付加価値を提供できるという意味で、コスパは重要な気がするんです。
だから今後も店の付加価値としての役割を担えるように、僕自身がもっと成長したいと思います。
写真・記事:メンズバニラ編集部

会社情報

福岡中洲に高級店として歩んで39年…全スタッフの意識を一つに、挑み続ける。
ジョイグループ
職種 ナイトワーク/店舗型
地域 福岡県・中洲
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