PROFESSIONAL
INTERVIEW
Spicyな女たち
店舗スタッフ
根本さん 40歳

ズブの素人が2年で独立。合理的思考でつかんだ成功を礎に、さらなる飛躍と高みを目指す

ズブの素人が2年で独立。合理的思考でつかんだ成功を礎に、さらなる飛躍と高みを目指す

Spicyな女たち

店舗スタッフ
根本さん 40歳
年収
1,000万以上
勤続年数
0年9ヶ月

神奈川県出身。自身の店を立ち上げることを目標に、37歳でナイトレジャー業界へ。2年間で4店舗の内勤スタッフを経験したのち、横浜に『Spicyな女たち』を立ち上げる。
“女の子とお客様を大切に”がモットー。オープンから3カ月で店を軌道に乗せ、現在は多店舗展開を視野に入れるほど業績を伸ばす。
趣味は釣り。老後は海沿いに住み、自分で釣ったアジを肴に一杯やるような暮らしが夢とのこと。

ナイトレジャー業界は“魅力のあるビジネス”。自身の店を立ち上げるため、リサーチに費やした2年間

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――『Spicyな女たち』を立ち上げて9カ月。店舗経営を志したきっかけは?

きっかけはシンプルですよ。ナイトレジャー業界の仕事に携わっていた知人に「無店舗型は初期投資が少なくてもうかる業種」と聞いたから。実際、彼も羽振りがよかったし、非常に魅力のあるビジネスだと感じたんです。

――もともとナイトレジャー業界になじみがあった?

いや、全然(笑)。働いたこともなければ、遊びに行った経験もない。僕、神奈川県出身なんですけど、堀之内や曙町もよく知らなかったくらいなので。
だからまずはリサーチのために無店舗型のスタッフをやってみようと。そして本当にもうかるようだったら自分で始めようと。結局、『Spicyな女たち』を立ち上げるまで、個人店や大手グループ店など計4店舗で働きました。

――リサーチに費やした期間は?

37歳から2年間ほど。当たり前ですけど最初は何もわからなくて。とりあえず「言われたことはきちんとこなす」「女の子とお客様を大切にする」の2点を強く意識して業務に取り組んでいました。前者は会社員として当たり前、後者は売上の根幹をなす存在。それは素人でもわかりますからね。
そういった姿勢が実を結んだのか、ある個人店では入社2カ月で店長に選ばれたんです。

――かなりのスピード出世。

正直、驚きましたよ。「こんなに早く店長になれるの!?」って(笑)。
まあ、それというのも、女の子を雑に扱うスタッフばかりが集まっている店だったからでしょう。例えば接客で嫌な思いをしてもフォロー1つせず、「仕事を回してやってんだから文句言わずに働けよ」みたいな。
そんな状況下で当時の店長が辞めることになり、彼らの中の1人が後任に選ばれそうになったもんだから、5、6人の女の子が「辞める」と言い出した。そこで社長がすべての在籍キャストに「次期店長は誰がいいと思うか?」ってアンケートを採ったら、僕の名前が最も多く挙がったわけです。

――女の子たちからの信望が厚かった。

彼女たちが身を削って稼いでくれるからこそ成り立つ仕事、という思いがあったから、感謝の気持ちをきちんと表すようにはしていましたね。「今日はがんばったね」とか「遅くまでありがとう」とか。とはいえ、お客様をないがしろにするような接客をしていると感じた女の子には、厳しい態度で臨みましたよ。実体験もありましたし。

失敗の経験もアドバイスにつながる。期間限定の店長職を経て、新たな職場で得られた“経営への手応え”

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――実体験?

実は、無店舗型のスタッフとして働き始める前に、二度ほど客として利用してみたことがあるんですよ。一度も遊んだ経験がなかったから、どんなサービスをしてくれるのか知っておこうと思って。だけどいずれも大失敗(笑)。
1人はぺちゃくちゃ話してばかりで一向にプレイを始める気配がない。もう1人はホテルの部屋に入ってくるなり「キスは嫌い」「髪の毛に触れるな」と禁止事項をまくしたてる。一気にテンションが下がっちゃって、まったく楽しめなかった。図らずも、僕がナイトレジャー業界で最初に学んだのは“お客様の指名が取れない女の子”の例だったわけです(笑)。

――(笑)。そのときの経験を指導につなげた?

もちろん現場を見ているわけじゃありませんが、個々の仕事ぶりはお客様の反響や、女の子自身から聞く話とかで、なんとなく察するんですよね。で、「ちゃんとした接客をしないと、いつまでたっても指名が増えないよ」といったアドバイスを。何が悪いかをお客様目線で話せたのはよかったですね。決して無駄な出費じゃなかった(笑)。

――話を戻しますが、個人店の店長に就任後は?

もともと「将来は自分の店を開くつもり」と伝えたうえで引き受けた“期間限定の店長職”みたいなもんだったし、ほかの店でも働いてみたかったので数カ月後には退職を。そしてリスタート先で、またいろいろ面食らって……。

――例えば?

ある店のスタッフは、忙しいときに電話が鳴ると平気でガチャ切りしたり、問い合わせを繰り返すお客様に「さっきから何回も掛けてくんじゃねえよ!」と暴言を吐いていた。「こいつ、売上いらないのかな」って思いましたよ(笑)。
あとは入店した女の子の写真をいつまでたっても撮影せず、ホームページに名前しか掲載のない状態で何日も放置する店とか。そのときは「カメラマンのスケジュールがなかなか押さえられない」という理由を聞かされましたが、今どきデジタルカメラはおろか、スマホでもそこそこキレイな写真が撮れるじゃないですか。新人の売り時に宣伝を怠るなんて、僕にはビジネスチャンスを逃しているとしか感じなかったですね。
まあ、そういう店でも経営が成り立っていたことで、「もっと真面目に取り組めば、よりもうかるんじゃないか」という手応えを得られたのも事実。その後、女の子やスタッフの確保といった準備期間を経て、『Spicyな女たち』のオープンに踏み切りました。

女の子と協力して成し遂げた“右肩上がりの売上”。求める人材に経験は不問、目指す高みは全国展開

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――オープン後は順調に?

いやいや、苦労しましたよ。電話が1日に3、4本しか鳴らない日も多くて。ただ、女の子の数は最初からそれなりに集まっていたんです。今まで僕が勤めてきた店の女の子たちが来てくれたり、友達を紹介してくれたり。掛け持ちオーケーにしていたので働きやすかったのかもしれません。
そこで彼女たちにも「一緒に協力してよ」とお願いして、SNSやブログで情報を発信してもらった。ホームページで使う写真も撮り直して、利益はすべて広告費にぶち込んだ。結果、オープンの3か月後には大幅に売上が伸びまして。以降はずっと右肩上がり。今月に至っては、前々月比で1.2倍、前月比で1.7倍の数字を叩き出せました。

――店の発展もキャストとの協力体制があってこそ?

中には「待機所にテレビないんですか?」と聞いてくる女の子もいましたけど、テレビを観ているってことは暇ってことですから。「そんな時間があったら1つでも自分の収入につながる努力をしようよ」と。いたわると同時に、稼げるように導いてあげてこそ、“女の子を大切にする”って言えると思うんですよね。あとは彼女たちのがんばりが報われるように、スタッフがしっかりサポートする。お客様対応はその最たるものでしょう。
ちなみに、僕の店長ブログを見て「あそこの店にいた根本さんじゃない?」と電話を掛けてきてくれる、昔の常連さんもいるんですよ。

――以前に働いていた店のお客様?

はい。店のホームページを細かくチェックしてくださるお客様って、結構多いんです。僕のブログなんて面白くもなんともないのに(笑)。でもそれがきっかけで、うちの常連になってくれる方もいて。うれしいですよね。
とはいえスタッフに僕のマネをしろとは言いませんよ。やる気があって真面目であればいい。責任感を持って仕事に取り組めば、おのずと結果はついてくるんじゃないかな。経験も関係ありません。言葉は悪いですけど“ズブの素人”だって大歓迎。何せ僕自身がそうですから(笑)。

――今後の目標は?

多店舗展開を考えています。グループ店として、その規模を全国に広げていきたい。そして僕は早く隠居したい。運営業務はどんどん後進に任せて、僕は特別顧問みたいなポジションで見守るだけの……。要するに働かなくてもお金が入ってくる生活を送りたい(笑)。
……って、これからがんばろうってときに、目標はリタイアだなんて語って大丈夫ですかね?
写真・記事:メンズバニラ編集部

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Spicyな女たち
職種 ナイトワーク/無店舗型
地域 神奈川県・関内・曙町・福富町
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