独占インタビュー！アロマヴィーナス｜風俗男性求人・バイト【メンズバニラ】

――これまでの経歴をお聞かせください。

風俗業界一筋です。
『所沢アロマヴィーナス』は、北海道を中心に展開する『アイズグループ』が母体となっておりまして。今から約18年前、グループの創業時に当時の副社長から誘われて入社を。現在は統括マネージャー兼採用担当として、北海道と関東を往復する日々ですね。

――社会人デビューが風俗業界だったと。

はい。その副社長というのは、学生時代の後輩なんですけどね。声をかけてもらったときは二つ返事でした。自分にサラリーマンは務まらない、一般的な仕事に就くのが難しい……いわゆる社会不適合者だと思っていたので。

――学生時代にやんちゃをしていたとか？

真面目でしたよ。勉強は好きでしたし、スポーツにも打ち込んでいました。タバコやギャンブルの経験だって一度もありません。むしろ“やんちゃ”は大嫌い（笑）。
私の学生時代は特にヤンキー漫画が盛んでね。同級生は夢中になって読んでいて、感化されるやつも多かった。だけど子どもの頃から、あの世界観が受け付けなかったんです。よくある“強さ議論”にしても、「そんなの柔道部員とケンカになれば、あっという間に投げ飛ばされて終わりだよ」みたいな。それに何より、鍛えまくった坊主頭の柔道部員よりも、夜な夜な遊びまわる茶髪のヤンキーのほうがモテる現実も嫌いでした（笑）。世の中って不条理だなあ……と。

――（笑）。

話が逸れてすいません（笑）。だから就職しなかったのは素行がどうこうではなく、私自身の性格の問題というか……。内向的とかコミュ障とかではないんですけど、周りと考え方が合わないことも多くて。1人でいる日常が当たり前だったんですよ。学生時代にやっていたスポーツも、個人競技のパワーリフティング。練習も大会も自分1人で完結できる点が、僕にはピッタリでした。
とまあそんなわけで、なかなか“会社員”になる自分がイメージできず、かといってほかにやりたいこともなく。『アイズグループ』に入社するまで、荷運びや建設作業の補助といった力仕事のアルバイトを転々としていました。

――風俗店は接客業だと思いますが、抵抗はなかった？

少なからずありましたよ。自分にできるのかな、と。
ただ、それ以上に好奇心が勝った。もともと大学で社会心理学を勉強していたこともあって、風俗業界という「世間的な一般」からはちょっと離れた世界、ひいてはそこで働く人たちに興味を覚えたんです。

――入社当初のお話を。

まだ立ちあがったばかりということもあって、今の時代では考えられないほど不眠不休で働いていました。キャストさんの管理はもちろん、お客様対応も、1つひとつ試行錯誤しながらベストを探して。迷惑行為を働いた男を30分くらい抑え込んでいたこともありましたね。それがきっかけで腰を痛めて、ヘルニアが持病になっちゃいました（笑）。
まあ、それでも続けられたのは、やっぱり面白かったから。人も、仕事も、風俗に関わることすべてが。自分に合っていたと思います。

――店が軌道に乗った時期は？

1年半後くらいですね。黒字に転換して以降は安定しています。店舗の数も着実に増やして、関東への進出も果たしました。グループの規模は、どんどん大きくなっていますよ。

――成功の要因は？

いろいろありますが、1つ言えることは「コツコツ真面目に取り組む姿勢」ですかね。これはうちの企業カラーも関係しているかもしれません。

――というと？

風俗店のスタッフの傾向は、主に「地道系」「企画系」「パワー系」の3つに分けられると考えています。その中で『アイズグループ』が採用の第一としているのは、1つひとつの作業をがんばれる地道系。そういう人間が集まっているからこそ、堅実な運営と発展につながったのかと。積極的な提案ができる企画系も活躍しやすいと言えますね。
一方で、パワー系をちょっとこじらせた……オラオラ系って言うんですか。そういう方はうちと相性が悪いでしょうね（笑）。

――差し支えなければ、詳しくお聞かせください。

まず誤解のないように伝えておくと、「元気な体育会系」は大歓迎なんです。私が指しているのは、ちょっと考えればわかることに気付かない、ノリと勢いだけの思慮分別に欠ける人。例えば、「すぐに月収100万円！」みたいなキャッチコピーを真に受けるタイプは苦労するかな（笑）。
中にはいるんですよ。高校中退で職歴もほぼないのに、「俺すぐに100万円稼げますか？」と聞いてくる応募者が。大企業のエリート社員だって3ケタの月収は難しいのに、彼らが死ぬ気で勉強している頃に遊んでいただけの人が「すぐ」ってわけないじゃないですか。まずはそのときにできた差を埋める努力から始めないといけない。そういう当たり前の思考を持てないと、お金を稼ぐのは難しいと思います。個人的には「昔は悪かったぜ」的な方に多い印象がありますね……（笑）。

――堅実に業務に向き合える方を求めていると。

あとは素直さでしょうか。文章が書けないとか、パソコンが出来ないとかは、実務を通して徐々にやれるようになる。問題なのは、自分の小さな経験に縛られて、新しいことを学ぼうとしない姿勢です。それは怠惰と同義ですし、個人だけでなく会社の成長も阻みます。
もちろん動機や目的は「稼ぎたい」でもいいんです。高収入は風俗業界の魅力の1つ。そしてうちの会社は、上げた実績にしっかり応える体制が整っている。実際、月収が3ケタの店長もいるので。さらなる事業拡大も視野に入れている今、1,000万円プレイヤーも夢じゃないと思いますよ。

――会社の勢いを感じます。

先ほど質問を受けた「成功の要因」に通じる話ですが……ぶっちゃけ、現在のデリヘル事業は「エリア」「コンセプト」「Web」の3つでほぼ決まります。あとは誠実なスタッフが真剣に運営すれば、おのずと成功につながりますね。

――ちなみに創業時と比べて、風俗業界に変化はありましたか？

キャストさんの対応は変わったと言えるでしょう。ひと昔前は、彼女たちとの関係性を維持するために、色恋管理を手法とする店もありました。でも「スタッフとはある程度の距離感を保って接したい」という方が増えた昨今、“男らしいワイルドな魅力”よりも、メールの文章力や、小さなことに気付いて配慮するセンスが求められています。
だからこそ、うちの会社ではさまざまな講習会も実施しているんですよ。

――例えばどのような？

メールの返信、女性が好むデザインやキャッチコピーの作り方、メンタル疾患や性病について……などなど。
やっぱりね、的確なアドバイスができるかどうかは、知識と理解が大切なんです。身体で覚えた仕事を漫然とこなしているだけでは頼りないし、本当の信頼は得られない。女性を扱う仕事なら、女性のことについて誰よりも学ばなくてはいけないので、そういう機会をしっかり設けています。

――ありがとうございます。最後に読者へメッセージを。

正直、風俗業界はまだまだ社会的なステータスが低い。でもそれは他者が決めることなので放っておけばいい。時代はどんどん変わっています。『アイズグループ』は風俗をサービス業として捉えた一般企業。お客様と働く女性のニーズにマッチさせながら組織の純度を研ぎ澄ませており、開業以来、ずっと続伸しています。成長への欲求、意欲が高い方はぜひ来てください。