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INTERVIEW
タッチVIP
店舗スタッフ
今井文夫さん 56歳

手にした栄光は泡と消えた。バブルに翻弄された男はいま、夜の世界で誠実に、堅実に生きる

手にした栄光は泡と消えた。バブルに翻弄された男はいま、夜の世界で誠実に、堅実に生きる

タッチVIP

店舗スタッフ
今井文夫さん 56歳
年収
300万以上
勤続年数
15年0ヶ月

北海道深川市出身。地元の高校を卒業後、就職のため単身札幌へ。印刷工場のオペレーターを経て、26歳でバブル景気に沸く不動産業界に転職。花形営業マンとして10年近く活躍するも、時代の変化と会社の方針に抗えず退職。
その後、知人の紹介でナイトレジャー業界へ。約1年前に『タッチVIP』に配属され、類いまれな社交性と年齢を感じさせないバイタリティで店を盛り上げている。

“貧しさと不況”に追われ大都会へ。安月給の地味な仕事にありついた少年を尻目に、空前の好景気が到来

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――ご出身は?

深川です。父が病弱だったもので家業の農家は早々に廃業、母が工場に働きに出て家計を支えているという環境で育ちました。勉強も割とよくできるほうで、大学まで進学したい気持ちはあったんですが、まあ、そんなことを言っていられる状況でもなくてね。

――若い頃からご苦労を。

いやいや、高校まで出してもらったら、あとは自分で稼いだ金でやってくもんですよ。多少うらめしい気持ちがないではなかったけどね(笑)。商業科だったもので簿記やなんかの資格も持っていましたし、自然の流れというか。
とはいえ、卒業時はバブル景気に入る1年前。あまり知られていないと思いますが、その頃は不景気で。だから地元に就職先は見つからず、知り合いのつてを頼ってなんとか札幌にある印刷会社に入れてもらいました。18歳で、布団1組と当面の生活費だけ持って都会へ出てきてね。

――心細かったのでは?

当時は「そういうもんだ」と思っていたし、それに、入った先は従業員が30人くらいいて、年1回大型バスを借りて社員旅行に行くようなアットホームな会社でした。社会に出たというよりは大家族の中にいるようでね。
と、まあ雰囲気はいいけど、仕事は印刷工場のいわゆる機械オペレーター。とにかく地味だし、給料も年収250万円ほどと安いから新人が入ってもなかなか定着しないんですよ。そうこうしているうちに世間は好景気に沸いて、もう時代がチャラチャラし始めて。

――世の中とのギャップが出てきたと。

そうそう。それでも結局26歳くらいまでは続けたから、足掛け8年か。自分の境遇にさして不服はなかったけど、いかんせん昼夜二部の交替制とあって勤務時間がね……。早番だと早朝出勤、遅番だと帰りは深夜。若いから夜遊びしたいし、いいクルマやスーツも欲しくなってくるわけですよ。当然、ディスコでナンパもしなきゃいけないでしょう(笑)。

――まさにバブル(笑)。その後は?

札幌の賃貸物件をメインに扱う大手不動産会社に転職しました。営業職は厳しいって触れ込みでしたが「この際、給料がいいならやってみるか」と。
ある程度は覚悟を決めて入ったものの、いやあ、想像以上にキツくてね(笑)。研修の3カ月は給料保証があって、月に12件の契約が取れればノルマはクリア。でも、それがなかなか取れないんですよ。そうするともう「給料泥棒」だの何だのとこき下ろされる始末で。

緻密な分析とガッツで、一躍スタープレイヤーに。“バブルを謳歌”するも時代は無情に過ぎ去る

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――過酷な世界だったと。

入社して1年残る人は20%、10年残る人は1%ほどでしたからね。でも不思議なもので、俺がノルマを達成できなかったのは研修の3カ月間だけ。その後は10年以上、ほとんど数字を落としていないんです。

――すごい。何か秘訣でも?

まず、自分の成約率から単純に「接客する数を増やせば成約数も増えるんじゃないか」と仮説を立て、あとはとにかく実行。それで数をこなしたもんだから、なんとなくお客様が本当に望んでいることが見えるようになってきたんですよ。
「この人は要するに彼女を呼びやすい物件がいいんだな」とか「こりゃ旦那さんの意見は通りそうにないな」とかね(笑)。そうすると、本人たちの盲点になっているような物件もサッと紹介できるわけです。ノルマはあれど契約はどんどん決まり、次々に目標を達成して、3年目には社内一の花形部署である法人課に配属。
この頃には年収はオペレーター時代の倍ほどに。それに、いろんな人たちの人生や世の中の裏側が垣間見えることが楽しくて、「この仕事を一生続けたい!」と思うようになっていました。

――生活面も変わった?

ええ。マンションに住んだりクルマを買ったり、5、6万円のスーツを何着も着回したりとかなり派手な生活だったと思います。いやあ、いい時代でしたよ(笑)。

――イケイケですね(笑)。

36、7歳まではね。ところが、基本給が上がればノルマも上がる。当然達成は大変になるし、バブルがはじけた影響もジワジワ来ていました。
そんなとき、売上なんて到底立たないようなマイナー部署に異動させられ……。

――なぜ?

高給取りの中年より、若い人を何人も働かせるほうが会社にとっては得策ですからね。それでも必死で食らい付いて数回は目標を達成しましたが、1年も経てば辞めざるを得ない状況に。
ただ「大手の法人課出身」という経歴のおかげで転職には困りませんでした。顧客を連れて来る期待もあったんでしょう。人づてにすぐ声が掛かって小さな賃貸会社の店長職に就任。ところがフタを開ければ、以前のお客様はほとんど来てくれないありさま。
「俺の10年以上の実績は大手の看板ありきだったのか」とガックリきてしまいましてね。それで心機一転、別の業界に挑戦してみようかという気になったんです。

自信を失い、たどり着いた先は夜の有名企業。一見華やかな世界の堅実な現実を知り、“骨埋める覚悟”で挑む

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――それで夜の世界に?

はい。知り合いに「この年齢で、未経験でも始められる仕事はないか」と相談したところ、ナイトレジャー業界のグループを紹介されたんです。で、系列の何店舗かを経て1年ほど前から『タッチVIP』に配属されました。

――入社当初のことを。

まず一番驚いたのは、いままで経験してきた企業よりも会社然とした雰囲気。一本筋が通っていて、意外なほどカッチリしているなと。研修ひとつ取っても、お客様のエスコートから店の掃除まで全部付きっきりで教えてくれるもんですから、つまずきようがない(笑)。
営業マン時代に世間のダークサイドを見てきたとはいえ、夜の世界はこれが初めて。偏見を持って業界に来たせいで、職業として引け目を感じることもありました。でも内側を知れば、多少変な人はいても悪い人はいない(笑)。みんな真剣に誇りを持ってやっているんだから、いまは「この仕事で飯を食ってるんだ!」と堂々と言えますよ。

――今井さんから見た『タッチVIP』のよさは?

とことん現場主義、というところかな。上層部は現場を見たうえで指示を出すから、非現実的な目標を押し付けるようなことはありません。
それに配属先の仕事なり人間関係なりが合わなければ、系列の別店舗に異動する道も。あとはこの仕事全般に通じますが、何の資格や経験もない人がイチから挑戦できること。そのうえ給料は安定しているし、何なら寮まで用意してくれるし(笑)。

――(笑)。これからのことを。

コロナ禍はあれど、店をもっと盛り上げたいなと。そしてここで得た経験をまた別の系列店で活かして、会社全体に貢献できればいいですね。そういう楽しみがあるから、俺はもう、このグループを辞めるときは業界を辞めるときだと決めています。

――ところで、私生活はいまもイケイケ?

ははは、とんでもない(笑)。いまは独り者ですし、趣味といえば週イチでジムに行くくらいのもん。でもこれが案外よくて、もう7、8年続いているかな。「明日は筋トレだ」と思うと週末でも酒浸りにはならないし、栄養バランスを考えて自炊もしますし。
「コロナのバカヤロー!」ってな気持ちで身体を動かせばストレスも発散できるから、オススメ。どうです? やってみませんか?(笑)
写真・記事:メンズバニラ編集部

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職種 風俗ワーク/ソープランド
地域 北海道・札幌・すすきの
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