PROFESSIONAL
INTERVIEW
川崎・東横人妻城
店舗スタッフ
島田さん 38歳

敷かれたレールには乗りたくない。約束された地位を捨て、興味ひとつで自ら挑んだ初めての世界

敷かれたレールには乗りたくない。約束された地位を捨て、興味ひとつで自ら挑んだ初めての世界

川崎・東横人妻城

店舗スタッフ
島田さん 38歳
年収
360万以上
勤続年数
0年6ヶ月

東京都出身。服飾関係の会社を経営する家に生まれ、「待望の跡取り息子」と期待を一手に受ける。しかし決められた道を歩むことを拒み、大学中退後はフリーターに。紆余曲折を経て家業の代表取締役に就任するも、やりたいと思った仕事に従事するため辞職。かねて興味を抱いていた夜の世界へと飛び込んだ。
趣味や特技が多く、中でも作曲の腕に自信あり。「生まれるのが少し遅ければ、人気配信者になっていたかも」との弁。

高校中退、大学中退、実家暮らしで定職なし。名のある会社の跡取り息子は“絵に描いたようなドラ息子”

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――入社して半年。仕事には慣れましたか?

先輩や上長からフォローされながらではありますが、接客、送迎、ウェブ関連、キャストの管理や面接など、すでに一通りの業務を任せてもらっています。
うちの店はスタッフの習得ペースに合わせた指導が徹底されていて、覚えられるまで根気強く教えてくれるし、意欲次第で社歴に関係なく新しい仕事にチャレンジさせてくれる。だからこそ、業界経験がない僕でも結構スピーディーに成長できたのかと。
あとはまあ、家業での経験も役立っているかもしれません。

――家業?

親が経営していた服飾関係の会社です。最盛期には取引先に一流ブランドをいくつも抱えていて、地元ではかなり名の知れた企業でした。親類みんな女性ばかりという家系だったので、僕は生まれた瞬間から「待望の男の子だ!」と親戚中で跡取り扱い。ご近所さんたちも「将来は継ぐんでしょ?」と信じて疑わない。
ただ僕自身は、家業を継ぎたいとはまったく思えなくて……。

――それはなぜ?

親の会社が有名なせいで学校でも変に目立っちゃって、家業に対して反発心が芽生えていったのもあるんですけど、何よりも敷かれたレールの上を歩きたくなかったというのが本音。社長の父が呆れて「継ぎたくなければ継ぐ必要はない」と言ったのをいいことに、思春期にもなると手伝いなんかそっちのけで友達と遊び回ってばかりいました。
そのうち家のことだけじゃなくて勉強もおろそかになり、高校を中退。高認を取って進学した大学も2年で中退。実家暮らしのまま定職にも就かず、バイトやパチンコで小遣いを稼ぐ毎日と、絵に描いたようなドラ息子でしたね(笑)。

――(笑)。親御さんから何も言われなかったんですか?

しばらくして言い渡されましたよ。父から、「もう家を出なさい。何不自由なく育ってきたお前も、そろそろ世間の厳しさを思い知るべきだ」って。

――とうとう痺れを切らしたと。

こっちも焦りや負い目が少なからずあったから、いい機会だと思って二つ返事で了承しました。で、家族全員「どうせすぐに音を上げて泣きついてくるに決まっている」と考えていたみたいなんですけど、意外にも僕は順調に一人暮らしを満喫。みんなの予想を裏切って、ずっと実家に寄り付きもしませんでしたね。家業の風向きがどんどん変わり、父に「帰ってきてくれ」と言われるまで、何年間も。

数年ぶりの再会がもたらした家業への道。“いち社員として”の従事のはずが、気づけば代表取締役に

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――疎遠だった理由は?

解放感のもとで公私ともに充実していたからでしょうね。「あそこの社長も年を取ってきて先が心配だ」とか、「どうも親戚たちが手伝いに入っているらしい」とか、実家の様子を風の便りにいろいろ聞いてはいたものの、僕のほうからアクションを起こしたりはしませんでした。
ただ、祖母が急逝し、葬儀で久々に家族と顔を合わせたことで状況が一変。父自ら「どうか家に戻って会社を手伝ってくれないか」と頼み込んできたんです。驚きましたよ、昔「継ぎたくなければ継ぐ必要はない」と言い放った父が頭を下げてくるなんて、これはよほどの状況だな……と。

――どのような選択を。

ちょうど彼女にプロポーズをしようと思っていた矢先で、僕自身もっといい暮らしができる仕事を見つけたかったのも事実。お互いのためになればと、父の頼みを受け入れることにしました。とはいえやっぱり継ぐ気にはなれなかったから、「あくまで、いち社員としてなら」と念押ししたうえで。

――それで問題なかった?

まあ、実際そんなうまくいくはずもなく(笑)。会社に足を踏み入れた途端、「満を持して跡取り息子が帰還したぞ!」と社内は完全に歓迎ムード。一気に外堀を埋められてしまいました。
でもいざ仕事をやってみたら、思っていたより手応えは悪くない。従業員の管理、電話オペレーション、製品の配送、取引先への営業、もちろん職人みたいな作業も含めて、割とすぐにこなせるように。いよいよ「名実ともに跡継ぎだ」という声が高まり、入社2年で代表取締役に就任。不本意ながら、あれよあれよと祭り上げられたかたちです。

――結果的に、代表取締役を引き受けられたわけですね。

ところがふたを開けてみると、実権は相変わらず父のもの。待遇改善を求める従業員たちから突き上げを食らうわで、板挟みの僕はまるで中間管理職。精神的に行き詰まることがだんだん増えてしまいました。
何か参考になる意見が聞ければと、跡取り息子が集う異業種交流会に参加してみたら、思いがけない収穫があったんです。

――いったいどんな?

風俗店のスタッフとして働くという新たな選択肢です。参加者の1人が「開業資金は出すから、家業を辞めて風俗店を経営してみないか?」と打診してくれて。急だったのでその話は断っちゃったんですけど、僕の中で風俗の仕事が有力候補に挙がった出来事でした。

生まれて初めて“やりたい仕事”に挑戦できた。新たな職場で抱くのは、夜の世界ならではの覚悟と誇り

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――風俗業界に魅力を感じた理由は?

実は客として利用したことが何回かあって、風俗業界そのものを長年「面白そうな世界だな」と思ってはいたんです。そこのスタッフになるという発想を得たのをきっかけに、ずっと漠然としたままだった業界への興味が、瞬く間に実態を伴ったといいますか。
すでに38歳。年齢的にも迷っている暇はないと思い、「家業を退いて新たな道に進みたい」と家族に打ち明けたところ、話し合いを重ねた末に両親は納得。妻に至っては、「やりたいことが見つかったんなら、いいんじゃないかな」と背中を押してくれました。
言われてみれば、誰かに決められたものじゃない、自分で望んだ仕事に挑戦するのはこれが初めてでしたね。

――『東横人妻城』へ入社した流れを。

ほかの風俗店もいくつか受けて、ちらほら内定をもらったんですけど、『東横人妻城』に決めたのは社長の考え方に深く感銘を受けたからです。

――その考え方とは?

それは、「うちが風俗店であることを決して忘れてはならない」というもの。
よその面接では「うちは一般企業と何も変わりません」と説明されることが多かっただけに、この一言はかなり衝撃的でした。

――ほかとは異なる理念に共感したと。

もちろん社長は、店を軽んじているわけでも、まして卑下しているわけでもありません。彼の言葉は「業界の外からどんな視線を向けられるかは保証できないが、この仕事は必ず女性を救うことになるし、それが引いては会社の利益を生む」と続きます。「風俗というものの本質を捉えたうえで、覚悟も誇りも正しく持て」といったこの考え方が、業界そのものへ関心を抱いていた僕に強く響いたんです。
あとは「もっと他店を受けてきて、それでもうちがよかったら来てくれればいい」とも言われてさらに尊敬。僕だって曲がりなりにも経営者をやったけど、応募者相手にそんなこと言える余裕なかったので(笑)。

――では、今後の目標を教えてください。

まだ入って半年の身では周囲のフォローが不可欠ですが、率先して導いてくれる店長の右腕になって、ゆくゆくは自分が店を任される存在になれればいいですね。

――社長の座までは目指していない?

今のところは(笑)。もしまた何か経営するとしたら、そうだなー。この仕事をリタイアしたあとに小さな喫茶店でも開いて、妻と老後をゆっくり過ごすのもいいかもしれません。
写真・記事:メンズバニラ編集部

会社情報

この業界は『特殊』な仕事ではありません!心のこもった『サービス業』なのです!
川崎・東横人妻城
職種 ナイトワーク/無店舗型
地域 神奈川県・川崎
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