PROFESSIONAL
INTERVIEW
ファンタジー
店舗スタッフ
石井 智さん 43歳

この道十年、裏方気質。会話も笑顔も苦手だった男が、新天地で追い求める理想の接客術

この道十年、裏方気質。会話も笑顔も苦手だった男が、新天地で追い求める理想の接客術

ファンタジー

店舗スタッフ
石井 智さん 43歳
年収
410万以上
勤続年数
0年3ヶ月

神奈川県出身。高校卒業後、都内にあるパン工場に就職。30歳まで勤めたのち、短期間のアルバイト生活を経て夜の世界に飛び込む。
その後、店舗型ヘルスの大手グループで積み重ねた10年間の経験を糧に、業態の異なるソープランドへ。現在は『ファンタジー』で自身が描く理想のスタッフを目指し、日々奮闘中。
趣味は漫画・アニメ鑑賞だが、タイプ的には「インドアよりアウトドア」で、最近の興味は食べ歩きとのこと。

四十を過ぎて新天地へ。夜の世界の十年選手、そのキャリアは“笑顔1つくれない”から始まった

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――まずは『ファンタジー』に入社した経緯をお聞かせください。

僕、以前は横浜のソープランドに勤めていまして。その店を辞めるときに、今度は吉原で働いてみようと思ったんです。四十過ぎという年齢的にも、この先どれだけ時間があるかわからないですし、だったら今のうちに“日本一のソープ街”へチャレンジしてみようかなと。
で、いろいろな求人を見比べ、人気店として評判高い『ファンタジー』へ応募しました。

――もともと風俗の仕事を?

10年ちょっとですかね。業界歴だけはそこそこ長いんですよ。

――ずっと横浜のソープランドに?

いえ、最初は店舗型ヘルス。神奈川エリアで展開するグループ店に入社しました。
きっかけはやっぱり“高収入”ですね。というのも、それまで勤めていたパン工場がとにかく薄給で……。高卒で就職して12年、年次昇給は気持ちだけ。30歳になっても手取りはせいぜい18万円。実家暮らしだったので生活はなんとかなりましたけど、さすがにもっとお金が欲しくなったんです。
あとは、よく風俗遊びをしていたから「趣味を仕事にするってどんな感じだろう」という個人的な興味も。

――実際に“仕事”にしてみた感想は?

もちろん苦戦しました(笑)。結局、今までは表向きの接客しか見てないので、業務全体の細かいイメージまでは付いてなかったわけで。しかも僕、どちらかといえば裏方気質というか。本当はモノづくりや、細かい単調作業のほうが、性格的に向いてるんですよ。パン工場で黙々と商品の袋詰めをしている時間も嫌いじゃなかった(笑)。
そんな感じだから会話は下手だし、なかなか笑顔も作れない。どうしても顔がこわばって、お客様に「ぶっきらぼう」とか「暗い」といったイメージを持たれてしまうんですね。

――どのように克服を?

「デキるスタッフの真似をする」というグループの教育方針に倣い、勤務明けや休日に、接客が上手い先輩の仕事ぶりを見学したり、客のふりをして他店に行ってみたり。それで「これはいいな」と感じた所作や会話を取り入れて実践するところから始めました。
とはいえ接客のスタイルは人それぞれ。「そのキャラクターに合った言動」もあるじゃないですか。だからいったん自分の中で消化して、自分流にアレンジする。そうやって試行錯誤を繰り返しているうちに、だんだん対応がスムーズになって、自然と笑顔もついてくるようになったんです。

発展のためには変化も必要。新たな職場で生じた“時代に取り残された慣習”という意識、見出せない意義

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――工夫で壁を乗り越えた。

僕、こういう見た目と性格のわりに、結構短気なんですよ(笑)。できないとカーっとなるというか、「負けたくない」って思っちゃう。でも実力がない、じゃあどうすればいいか考えろ、と自分に言い聞かせる。それであれこれ試してみる感じですね。

――グループ店で働いていた期間は?

約10年です。つまり風俗業界のキャリアは、そのグループ店の時代がほとんどなんです。

――それだけ長く続いた職場を離れた理由は?

在職中に結婚したんですが、役職にも就き仕事が忙しくなるにつれ、家に帰れない日も増えてきて。いわゆる“すれ違いの生活”ですね。それが原因で迎えた離婚危機を回避するため。加えて、「もう10年いるから心機一転しよう」とか、いろいろな事情があって退職を決めました。

――その後は?

最初にお話しした、横浜のソープランドへ。業態を変えた理由はただの興味。「ヘルスやったから今度はソープ」っていう……基本的に考え方が短絡的なんです(笑)。
で、その店にいた期間が半年くらいかな。組織の体質が自分にはどうしても合わなくて……。

――差し支えなければお聞かせください。

会社バッシングみたいになるのは控えたいんですけど、「あまりにも考えが古すぎた」と言いますか。
これは一例ですが、営業中は必ずスタッフを店頭に立たせるんです。キャッチ行為は違法なので、なんとなく行き交う人に目を配って。目が合ったら「こんにちはー」「何してるんですか」といった挨拶だけで関心を引く……みたいな。
風俗街に人があふれかえっていた十数年前であれば意味はあるかもしれません。でもネット予約がスタンダードの今、その行為でどれだけの集客が見込めるのかな……と。おざなりになっているホームページの更新や、SNSを使った宣伝に人手を割いたほうが、意義があるんじゃないのかなって。何せ1日10時間も外に出ていましたから。

――ウェブでの宣伝には力を入れてなかった?

ほとんどが、たまたま立ち寄った一見さんや、常連さん頼みでしたね。
会社員である以上、組織のルールに従うのは当たり前ですし慣習も大切だと思います。ただ、昔のルールを守り続けるだけではなく、時代に合わせた変化も必要だと思うんですよ。僕は真冬に「それが正装だから」という理由だけでジャケットを禁止されたときに、「もう辞めよう」と思いました(笑)。

理想は“大人のテーマパーク”。お客様ファーストの接客で、すべての人が楽しめる店づくりを目指す

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――そして『ファンタジー』へ。“日本一のソープ街”に対するプレッシャーはあった?

特にありません。おそらく職場にすぐなじめた、という点も大きいと思います。若いスタッフも多いのですが、みんな気さくで話しやすい。僕、さっそく「ユーモアおじさん」って呼ばれてます(笑)。
まあ、強いて言うなら「業務にお客様の送迎が加わったこと」でしょうか。

――車の運転が苦手?

というより都内の道が全然わからなくて。だから早く道を覚えるため、自転車通勤に変えました。最近は吉原だけでなく、上野とか浅草とか、近隣のエリアも走り回ってますよ。

――ちなみに、横浜と吉原で客層の違いは感じる?

営業形態やコンセプトによる客層の違いもあるでしょうけど、少なからず感じています。幸い、うちの会社は個々の試みや考えを尊重してくれるので、まずは『ファンタジー』のお客様に適した接客方法をカスタマイズしている段階ですね。

――接客に臨むうえで大切にしていることは?

“お客様が楽しい気持ちになる接客”を基本理念としています。
例えば人気があるテーマパークって、どのスタッフもニコニコして「楽しんでくださいね」みたいな雰囲気を出しているじゃないですか。あのスタンスがより気分を高めてくれるというか。僕も常にそうありたいんです。定型文の案内に終始するのではなく、ときには他愛もない話をしたり、ふざけ合ったり……。せっかく選んで遊びに来てくれたのだから、女の子はもちろん、スタッフも含めて、丸ごと『ファンタジー』を好きになってもらいたいなと。言うなれば、大人のテーマパークってところかな(笑)。
そういえば先日、送迎を担当した若いお客様から「お兄さんと話すの楽しいです! 連絡先交換してください!」とお願いされまして(笑)。上京したばかりで友だちがいないと話してたので、僕にお兄さんとかの面影でも重ねたのかな。でも、すごくうれしい出来事でした。

――では最後に今後の目標をお聞かせください。

自分では店長や統括マネージャーなどの責任者タイプではないと思っているんですよ。どちらかといえば補佐役。上司や部下が追いきれない仕事のフォローに回るとか、書類をまとめたり必要なデータを作成したりとか。縁の下の力持ちとして、店を盛り立てていきたいですね。
写真・記事:メンズバニラ編集部

会社情報

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職種 風俗ワーク/ソープランド
地域 東京都・吉原
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