PROFESSIONAL
INTERVIEW
ZERO
店長・幹部候補
浜谷 徹さん 50歳

老兵は死なず、ただ明日を目指すのみ。困難を乗り越え、ゼロからの戦場で勝どきを

老兵は死なず、ただ明日を目指すのみ。困難を乗り越え、ゼロからの戦場で勝どきを

ZERO

店長・幹部候補
浜谷 徹さん 50歳
年収
360万以上
勤続年数
1年8ヶ月

北海道札幌市出身。20歳で自衛隊に入隊し、定年退職直前の48歳まで奉職。その後、紆余曲折を経て夜の世界へ。現在勤務する『ZERO』では、接客業未経験ながらメキメキと頭角を現し、入社1年でサブマネージャー職へと昇格を果たす。
趣味はオンラインゲームと料理。得意料理の餃子は、半年間寝かせたニンニクの醤油漬けが味の決め手なのだとか。

5,000万円を捨て、定年退職目前に自衛隊を辞す。“ゼロからのスタート”を期した事業は志半ばで頓挫

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――これまでの経歴は?

高校を卒業してからしばらくの間、大学浪人していました。でもなんか嫌になっちゃって(笑)、浪人をやめて愛知県の自動車工場で期間工として働くことにしたんです。
俗に言う“タコ部屋”でした。毎日同じ作業の繰り返し。ずっと1カ所にとどまって、流れてくる部品に同じネジを締めていく。結局、早い段階で北海道に帰りたくなっちゃうんです(笑)。
そして、休みの日にふらっと立ち寄ったバス停で自衛隊のポスターを見つけて。すぐに電話して「入隊したら北海道に帰れますか?」「絶対に帰れます」と。それが20歳のときだったかな。
まあ自衛隊でも最初は、10人が1つの空間で寝泊まりするタコ部屋に放り込まれたんですけど(笑)。

――自衛隊での仕事は肌に合った?

希望通り北海道の千歳基地に配属されましたし、職種もまあまあ合ってたと思います。“特科”っていう大砲を扱う部隊で、結構面白かったです。
退官直前の階級は1等陸曹。一般企業に置き換えたら、課長や係長くらいじゃないかな。

――希望通りの勤務地、安定した生活。なぜ退官することに?

40代後半にもなると、異動することなんてほぼないんです。それなのに、47歳のとき旭川の基地へ転属になって。25年以上千歳で働いていて、市内にマンションを買っていたし、ネコもいました。行きたくないって言ったものの、どうにもならなくて……。
しかも、人が合わなかった。別の拠点から新しい風を取り入れて、部隊を活性化させることが異動の目的だったらしいんですけど、途中から入ってきた外様のジジイになんて誰も心を開いてくれない。
最終的に、慣れない土地と慣れない環境に耐えられなくなってしまって、48歳のときに退官しました。定年退職の5年前だったので後悔するところもありましたが、もうそのときは何も考えたくなかったんです(笑)。

――そのまま在職していたら、相当な金額を手にしていたはずでは。

給料、ボーナス、退職金を全部含めて、恐らく残りの5年で5,000万円くらいはもらえていたでしょうね。
まあしょうがないですよ、いまさら。

――その後は?

知り合いと一緒に事業を始めることになって、官公庁なんかを相手にした特殊清掃の仕事を半年ばかり。でも会社として立ち上げるところには至らず……。
誘ってきたやつが逃げてしまって、給料も未払い。結局その半年間はタダ働きで、退職金を切り崩して食いつなぐ生活でした。

苦労はしなかった。頭を下げることへの慣れと、得意のPC操作を武器に“経験ゼロの世界”で難なく適応

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――かなりのご苦労を……。

資格なんて車の免許くらいしか持ってないような50歳手前の再就職って、なかなか難しいんですよ。夜勤の警備員とか、そういう仕事くらいしかない。「お金を使い果たすまで遊んでから、どこかの海に車ごと突っ込もうかな」と考えたこともありました(笑)。
でもたまたまインターネットを見ていたときに、ナイトレジャー業界っていう選択肢もあることに気付かされまして。とりあえず僕とネコが食っていけるくらいの給料がもらえればと、業態を問わず何店か応募したんですよね。
ただ、年齢のこともあってなのか、結局返事が来たのは『ZERO』のみ(笑)。面接ではあんまり給料面の話は聞かなかったですね。雇ってくれるだけでありがたいと思っていたので。
で、次の日にはもう出勤してました。いつから働けるか聞かれて「今からでも働けます」と言ったので(笑)。

――入社してからのことを。

環境に適応するまでは、そんなに苦労しなかったですね。接客業もお金を扱う仕事も一切経験がなかったんですけど……性に合ってたんじゃないのかな。僕自身、人に頭を下げるのが平気だったことは大きいかもしれませんね(笑)。

――頭を下げる?

若いお兄ちゃんがお客様として来店しても、平気で頭を下げられます。
基本的に18歳で入隊する人が多い中、僕は20歳で自衛隊に入ってる。つまり先輩は年下ばかりなんですよ。だから年下に頭を下げたり、下手に出ることがそんなに苦ではない。慣れたものだったんだと思います。

――接客以外の業務も苦労せずに適応できた?

パソコン作業なんかは得意なほうだったので、なんの苦もなく適応しましたね。
「自衛隊って毎日歩伏前進してるの?」とかよく聞かれますけど、歩伏前進はときどき演習に行って訓練をするときくらいですよ。7割がデスクワーク、残りの3割は体育、雑用、草刈りかな。自衛隊も公務員ですから。
おかげさまでネット媒体の更新作業も、教わってすぐできるようになりました。難しい工程はないし、パソコン操作に関する最低限のリテラシーがあればすんなり覚えられるものだったので。しょせんパソコンのソフトなんてExcelもWordもPhotoshopも、ショートカットキーは一緒。難しいことは何もないと思っています。

明日を見据えた接客を。“今日がゼロでも構わない”と、顧客目線の気配りで新たな戦場を生き残る

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――仕事のやりがいは?

リピーターって3種類いるんですよ。女の子に返ってくる人、「玄関先の雰囲気がいいから」「接客がいいから」と店に返ってくる人、あとはスタッフに返ってくる人。
僕なんかはお客様からの電話で「浜谷さんいますか」と言われることがたまにある。そこはやりがいですし、もっと数を増やしていけたらいいですね。

――自身へのリピーターを獲得するための手法とは?

ちゃんと接客しているだけです。常連様は顔を見れば誰かわかるから、会員番号とか名前とかを一切聞かないんですよ。細かい特徴だって全部覚えてます。「本日もクレジットカードでよろしいですか」とか。
あとはお客様が遊び相手で悩まれるくらいなら、無理に女の子を案内しません。大事なお金を預かるので、納得して遊んでいただきたい。迷いがあるまま利用してもらって常連様が1人いなくなるくらいだったら、その日は帰したほうがいい。次回来店したときに楽しんでもらって、また来たいと思われたほうがいいじゃないですか。
今日のお金は欲しいんですけど、明日のお金はもっと欲しいんですよ。

――話を聞いているだけでも、気持ちいい接客だろうと想像できます。

0.1%でもいいから、スタッフに返ってきてくれるお客様を作りたい。僕が目指すところはホテルマンなんです。

――求める人材は?

この仕事って空き時間が必ずあるんですよ。そのときに何かやることがないか、自分で考えられる人ですね。例えば、細かい部分の掃除とか、忙しいとおろそかになるようなところへ意識を向けるのが大切なんですよ。
あとはもうぶっちゃけ、当たり前のことを普通にできればいいです。仕事として真剣に取り組んでもらえれば、なんのことはありませんよ。最初から全部できなくたって、不器用だって、一生懸命なら大丈夫。僕は一生懸命なやつが大好きなんです。
ときには気を抜いたっていいと思います。休憩するのも結構です。喉も渇くだろうし、タバコだって吸いたいでしょうし。

――ちなみに自衛官と現在の仕事の共通する部分は?

報連相と状況判断。報告して、指示を受けて動きつつ、場合によっては自分で状況を見て判断しなきゃいけないので。そこは一緒でしょうね。

――戦場のような日々?

判断しなきゃいけないことがいっぱいありますもん、やっぱり。「なんで女の子をトイレに行かせないの?」「お客様と鉢合わせしないように止めてんだって。黙っとけ」つって(笑)。
写真・記事:メンズバニラ編集部

会社情報

【高級店ならではの高待遇】圧倒的知名度×確かな昇給・昇進で経験ゼロでも高収入
ZERO
職種 ナイトワーク/店舗型
地域 北海道・札幌・すすきの
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