独占インタビュー！GlamourGlamour（YESグループ）｜風俗男性求人・バイト【メンズバニラ】

――さっそくで恐縮ですが、お若いですね。

はは、そうですね。3月で20歳になったばかりです。

――『GlamourGlamour』に入社するまでは何を？

大学に通っていました。1年で中退したんですけど（笑）。

――経緯が気になりますが、まずは子どもの頃のお話からお聞かせください。

親が教育熱心なこともあって、習い事や部活動をいろいろやっていました。そろばんや塾、サッカー、テニス、水泳とか。もともと好奇心旺盛なので、最初は「面白そうじゃん」って飛び付くんですけど、結局どれも長続きしなくて。
あと、子どもの頃から「早く社会に触れたい」と思っていたので、高校生のときにスーパーでアルバイトを始めたんです。ただ、それも半年と続かず……。自分には合わなかったというか、面白いと感じられなかったというか。しかもそのバイト代を、全額ゲームの課金に費やすという有様（笑）。
一方で、勉強にはさっぱり興味を持てず（笑）。大学へ行く気もありませんでした。

――なぜ進学を？

本当は早く家を出て自立したかったんですが、親がうるさかったので、自分でも受かるところに渋々進学したんです。でもいざ入ってみたら、僕にはつまらなかった。
で、そのうち学校にもあまり行かなくなって。単位は取っていましたが、遊び回ってばかり。それこそ、今度はバイト代を全額ギャンブルで使い切る始末（笑）。
子どもの頃の夢は、「しっかりした大人になる」だったんですけどね。実際は真逆の学生時代を……（笑）。

――中退の理由は「大学がつまらなかったから」？

それもありますが、決められたレールに乗りたくなかったというか。就活して、卒業後はサラリーマンになって……という予想できる道を進むのが、退屈に思えてしまったんですよね。それでいて何か将来の確約があるわけでもないですし。

――自分で道を切り拓こう、と。

カッコよく言えば（笑）。
そもそも4年かけて大学を卒業して、ようやく社会人になるのって、ゆっくりだなあと感じていて。それよりも、「早く知らない世界を見て、やったことのないことをやりたい」と思っていたんです。それにいろんな年齢のいろんな職業の人と関わって、“人生経験”を得たかった。「誰かがたどってきた人生の景色を見せてもらう」みたいなことが、本当はものすごく有意義な気がするので。
そういうわけで、「一応“大学”がどんなものか様子は見たし、もう次に行こう」と中退を決めました。

――その後、なぜ風俗業界に？

もともとはこの業界にまったく興味がありませんでしたが、地元の友達が風俗店で働いていると知り、職業の1つとして意識するようになったんです。どうせなら新しいことをしたかったし、知らない世界だからこそ「面白いかもしれないな」と。
あとは、「三大欲求の1つの産業だからなくならないだろう」という安心感。それから風俗店は単価が高くて裕福な人の遊びというイメージがあったので、そういう世界の人たちと話をしてみたかったことも理由の1つでした。

――業務への不安はありませんでしたか？

もちろん最初はありましたよ。それに実は子どもの頃から、人と話すことにも女の子にも苦手意識があったんです（笑）。
でも、「苦手だったからこそやってみよう」という思いもあって。

――行動力がありますね。

「とりあえずやってみて、経験値にする」という意識が強いのかもしれません。そう思えば大変なことも単なる苦労で終わらず、実になるんじゃないかなと。
それに『GlamourGlamour』の求人を見たら、土台のしっかりした大手グループ。「未経験の自分でも大丈夫そうだな」と感じたことが決め手になりました。

――入社後は順調でしたか？

いえ。最初の頃は「今までみたいに続かないだろうな」と……（笑）。
環境はよかったんですよ。仕事は面白いし先輩たちも優しいし。「未経験って舐められるかな？」と心配していたけど、そんなこともなく。
ただ、今まで自分が育ってきた環境と違いすぎて、「自分には合わないのかもしれない」みたいに感じるときがあって。特に難しかったのはキャストさんの管理。とにかくスタッフ側が彼女たちのモチベーションを上げていかなければいけないんですが、僕には褒めること1つとっても、どう言ったらいいのか全然わかりませんでした。

――どうやって乗り越えたんでしょうか？

先輩の声かけやほかのスタッフの失敗を見て、言い回しやコミュニケーションの取り方、立ち回りなんかを自分なりに学んでいったんです。
そうして初めて手応えのようなものを感じられたのは、写メ日記を上げないキャストさんを説得できたとき。話をしたその日は「私やらないから」と言っていましたが、次の出勤日に写メ日記を上げてくれたんです。「思いが伝わったんだな」と思ってうれしかったですね。

――それでは、今後の目標を教えてください。

まずは『GlamourGlamour』で面接を担当すること。「やらせてください」と自分からお願いして、ちょうど今、実際に教わっているところで。同時に女の子への口頭講習も学んでいます。
「やりたい」と言ったことに挑戦させてもらえる環境ってそう多くはないと思うので、とてもありがたいですね。もちろん、やるべきことを毎日しっかりこなしているからこそ、チャンスをくれるんでしょうけど。

――向上心もありますね。

ありがとうございます（笑）。たしかに向上心は、僕の人生の原動力になっているかもしれません。
自分にできないことをバンバンやっているスタッフを見ると「すごいな」と刺激されますし、業務内容が幅広いぶん、毎日新たな知識を得られるところもやる気が出るんですよ。何が起こるか、どんな人が来るか予測できないので、好奇心が満たされます。……というと、ちょっと大げさですけど（笑）。でも、ワクワクできているから1年経った今でも続けられているのかな、と思います。
それに最近は、私生活でもワクワクできることがあって。

――なんでしょう？

知人が働くバーに通っているんです。念願の一人暮らしを始めて、自由度が増したので。親に口出しされる心配もないですし（笑）。

――晴れて20歳になり……。

はい、ようやく飲めるようになって（笑）。でも僕、お酒というよりは「飲みの場」が好きで。だから知らない人たちとお酒を飲みながら、始発くらいまでさまざまな話をしています。いろんな人のいろんな生き方を知ることができて、本当に楽しいんですよね。前は温泉巡りも好きでしたが、旅行するよりよっぽど世界が広がるんじゃないかと思うくらい。
だから今はゲームもギャンブルもキッパリ辞めて、バー通いに給料をつぎ込んでいます（笑）。

――充実していますね。

はい。この仕事を始めてから、自立もできたし、たくさんの経験を得られるようになりました。とはいえ、まだまだ社会勉強中の身。今は目の前のこと、『GlamourGlamour』でできることをしっかりやるつもりです。
それに僕、いつかは自分でバーを経営してみたいという夢もできたんですよ。だからそのためにも、がんばって稼いでいこうと思っています！