独占インタビュー！メイドde本舗｜風俗男性求人・バイト【メンズバニラ】

――入社してちょうど1年が経過したとお聞きしました。

はい、まさに1年前の今日が入社日（笑）。20歳くらいまでは極度の人見知りだったから、今僕がこうして風俗店で接客業をがんばってるなんて知ったら親もびっくりでしょうね（笑）。

――ということは、親御さんには現在の仕事のことは伝えていない？

なんとなく伝えるタイミングがなくて（笑）。この『メンズバニラ』への出演がきっかけで知ってもらえたらそれはそれでいいかなと思ってます。

――（笑）。では、これまでの経歴を。

前職は、某有名チェーンの弁当屋でアルバイトとして4年ほど。調理から接客まですべてやっていたおかげか、気づいたら人見知りは克服していました。その点では弁当屋に感謝ですね（笑）。
でも、店長職の打診が理由で退職を。

――どういうことですか？

普通なら昇格ということでよろこぶべきところかもしれませんが、どうにもこうにもやる気が起きなかったんです。別に弁当屋の仕事が好きでやっていたわけじゃないし、人見知りが治ったとはいえ従業員と仲がよかったわけでもない。そんな状況で店長になって責任を負うことがたまらなく嫌だったんですよね。
とにかく『メイドde本舗』に入社するまでは、ずっとこんな感じで無気力でした。

――それは子どもの頃から？

そうです。小学校、中学校と、決してやんちゃしてたわけでもないのにろくに学校へも行かず。いつも学校へ行ったふりして公園とかでボケーっと過ごす日々。勉強もスポーツもまったく興味なし（笑）。
とはいえ、さすがに中学卒業後の進路は決めなきゃいけない。それで、美容師の専門学校へ行くためにまずは定時制の高校に入学を。

――それであれば、無気力とは言えないかと。

いえいえ、無気力ですよ。将来の進路を美容師に決めたのは、両親が美容師をやってたという理由だけだし、定時制の高校に入学したのも、勉強はしたくないけどあくせく働きたくもないっていう理由だし（笑）。

――結局、美容師の専門学校へは？

行きましたよ、仕方なく（笑）。しかも在学中は、スーパーの品出しとか工事現場のアルバイトもやったりして。

――いや、やはり無気力とは言えないかと。

いえいえ、無気力ですよ。入学した専門学校は美容ではなくなぜか理容で、自分には合わないという理由で辞めたし、2つのアルバイトは人見知りでもできるだろうと思って始めたのに、なんとなく腰が痛いという理由で続かなかったし（笑）。

――（笑）。その後は？

そこからは先ほど言った弁当屋でアルバイトを。レジくらいなら人見知りでも大丈夫かなと思って（笑）。
4年も働かせてもらったし、僕の人見知りも治してくれたのであまり悪くは言いたくないですが、結構、働く環境としてはキツかった。

――どういったところが？

客層の悪さですね。夜遅い時間などは特に。意味不明の長時間のクレームで仕事にならなかったり、大声で思いきりどなられたり、カウンター越しに胸ぐらを掴まれたり。あるときは売り物のおにぎりが飛んできたこともあったかな（笑）。
ややもすると「風俗店の客は怖い人が多そう」と思いがちですが、正直、このときの弁当屋の客層よりも『メイドde本舗』のお客様のほうが100倍すばらしいです（笑）。まあ、うちの客層がいいのは、店舗の方針のおかげもありますが。

――詳しくお聞かせください。

例えば、ルールを守っていただけない方、ほかのお客様に迷惑をかける方、こういった方は店長が毅然と入店をお断りしているんです。最初は僕もびっくりしましたよ。弁当屋……というより接客業においては、“いかなるときもお客様が偉い”と思っていたので。
だから、必然的にスタッフやキャストは気持ちよく働ける、イコール、客層がいいとなるわけですね。

――すべての方が“お客様は神様”に当てはまるわけじゃないと。

ええ。こういった方針は、お客様、スタッフ、キャスト、すべての方に「『メイドde本舗』を好きになってほしい」という社長の思いからだと聞いています。

――ちなみに、どんないきさつで『メイドde本舗』へ？

弁当屋を辞めたあと、なんとなく「高収入」「資格なし」で仕事を探しまして。そうしたら、まず目に飛び込んできたのが現場系。でも僕は腰が痛いからパス（笑）。次はキャバクラのボーイ。でも僕はお酒が飲めないからパス（笑）。で、その次に表示されたのが風俗店。お酒は飲まなくていいし、そのときには人見知りも克服してたからいけるかなと（笑）。
その中でも『メイドde本舗』は、ホームページの内容に偽りなしと書いてあったので、とりあえず応募してみたんです。

――面接を受けた感想は？

まず感じたのは、社長もスタッフもみんな若かったこと。お客様の話のときと似ていますが、やっぱり少なからず僕も思っていたわけですよ。「パンチパーマの怖そうなおじさんが働いているのかな」って（笑）。
あとは、ホームページに書いてあった通りの待遇で。この2つが決め手となって入社を決意しました。

――入社後のことを。

パソコン操作がてんでダメでしたが、先輩がつきっきりで教えてくれたおかげで今はなんとか（笑）。ただ、接客やキャストとのコミュニケーションはわりと問題なくこなせたのかなと。そんな感じでとにかく目の前の業務に向き合っていたら、気づけば1年が経っていました（笑）。
でも今の僕、生まれて初めて目標を持つことができたんですよ。

――ぜひ教えてください。

『メイドde本舗』の店長になること。ありきたりな目標ですみません。

――すばらしい目標だと思います。ただ、前職では店長職の打診を断ったのに、なぜ？

風俗店は、すべてにおいて人と人とがつながっています。商品となるキャストも人、それを売り込むのも人ですから、マニュアル通りには絶対にいかない。しかも、わかりやすいほどにすぐに結果が出る。何がよかったのか、何が悪かったのか、よくなるために何をするべきか、それらを考えるだけでワクワクしちゃって。
とにかく今は仕事が楽しい。そんな楽しい仕事なら、いつかは自分の裁量で回してみたいじゃないですか。

――あんなに無気力だった細川さんが（笑）。

本当に（笑）。もちろん、いくら楽しくても、劣悪な職場環境ではこんな気持ちにはなっていなかったかと。働きやすい環境とやる気をくれた『メイドde本舗』には本当に感謝しています。
そう思うとやっぱり……人見知りを治してくれた弁当屋にも感謝ですね（笑）。