独占インタビュー！メイドde本舗｜風俗男性求人・バイト【メンズバニラ】

――まずは子供の頃のお話を。

小学校低学年ぐらいまでは、明るくて活発な子でしたね。休み時間に友達とおしゃべりで盛り上がったり、校庭で鬼ごっこしたり。
でも、4年の頃からは不登校で、ほとんど外に出ることはなかったかな。

――差し支えなければ、理由を聞いても？

私、わりと人見知りせずに、誰にでも気軽に話しに行っちゃうタイプなんですけど、周りの人間関係を考えずにいろんな子と絡んでたら、だんだんみんなとうまくコミュニケーションが取れなくなっちゃって。「ほかの女の子の片思い相手に馴れ馴れしく話しかけてた」なんて噂が広まりいじめのターゲットにされ、学校に行くのが怖くなったんです。そんなときに父が亡くなったこともあり、精神的に耐えきれず……。

――大変な思いをされたんですね……。

今ではすっかり元気になったんですが、当時はしばらく塞ぎ込んじゃいました。中学に上がってからも学校では授業を受けず、勉強は家庭教師の先生に教えてもらって。で、母に「高校には絶対に進んでほしい」と言われ、通信制の高校に入学することにしたけど、別に行きたかったわけじゃないし、とにかく無気力に過ごしてましたね。課題のレポートもほぼ出さなかったし、なんで進級できたのか不思議なぐらい（笑）。さすがに、学費を払ってもらってる負い目はあったので、3年になってからは真面目に勉強して、なんとか卒業にこぎつけましたけど。

――それ以降は？

進路担当の先生に勧められるがまま、食品系の運送会社で宅配ドライバーとして働き始めました。が、これがかなりの重労働。食材が入ったケースを持ち上げて腰を痛める度に、深く考えずに入社した自分を何度恨んだことか（笑）。
それに、同僚ともうまくいかなくて、結局半年と持たず辞めちゃった。職場に派閥があることに気づけないまま、空気を読めずに相性の悪い人たちをしょっちゅう引き合わせてたみたいで、日に日に居づらくなってしまったんです。
そうして職を失い、収入もゼロに。「実家を出るためにも、一刻も早く稼がなきゃ」って焦りがすごかったのを覚えてます。

――いったいなぜ？

その頃は、母との関係がぎくしゃくしてて。「誰と会うの？」「何時に帰って来るの？」なんて言われるのが、わずらわしくて仕方なかったんです。まあ、ありがちな反抗期ってやつですね（笑）。たくさん心配してくれてたのに、勝手に「私には誰も味方がいない」と思い込んじゃってました。

――その後は？

引っ越し資金を貯めるべく職探しを。高収入のイメージがあったナイトレジャー業界に飛び込むことにしました。今はスタッフとして働いていますが、実はもともとキャストだったんですよ。

――『メイドde本舗』のですか？

いや、別の店ですね。最初に働いたのはピンサロ。そこは「稼ぐぞ！」って気合いを入れて無理にシフトを詰め込みすぎたのが原因で、3カ月ぐらいで辞めちゃいましたけど（笑）。次は反省を活かし、自由出勤制のデリヘルでマイペースに働き始めてみたら、この仕事がものすごく楽しくて。

――詳しくお聞かせください。

それまでトラブルの原因にもなっていた、人見知りせずグイグイ絡んでいく性格が、接客にピッタリはまったんです。初対面のお客様とも会話が弾んで「愛嬌があっていいね」と褒められ、どんどん指名が入るように。自分で言うのもなんですが、かなりの人気嬢だったんですよ（笑）。それに、スタッフさんたちが私のがんばりを見てくれてるのも、きちんと伝わってきました。「こまめに日記を更新してくれたおかげで、たくさん問い合わせが来てるよ！」「無理してない？ 疲れたら遠慮なく休憩してね」って感じで優しく声を掛けてくれて、めちゃくちゃありがたかったなあ。
それまでは、心のどこかで「自分なんて居ても意味がない」って思ってたけど、デリヘル時代に出会った人たちとの交流を通じて、初めて「生きてる！」って実感できたんです。なんて、少し大げさすぎますかね？（笑）

――充実してたんですね。

ええ。このときに「自分にも居場所がある」と知れて、本当によかったと思います。
それからは念願の一人暮らしをスタート。お金を貯める理由がなくなったのでキャストを引退して、将来について考えたときに、「今度はキャストさんをサポートする立場で、業界の役に立ちたい！」と思ったんです。私自身、スタッフさんの励ましにずいぶんと救われましたから。『メイドde本舗』のスタッフに転身したのは、そういうわけです。

――入社の決め手は？

雰囲気のよさに惹かれましたね。面接で初めて店を訪れたときに、受付にいた先輩たちがワイワイ楽しそうに働いてて、面接官だった社長も「一緒にがんばりましょう」とにこやかに迎え入れてくれたので、ここなら安心だろうと。
実際に働いてみて、私の目に狂いはなかったとすぐにわかりました。社員同士が仲良しで、すごく居心地がいいんですよ。

――『メイドde本舗』ではどんな業務を？

受付での接客や電話対応、ホームページの更新作業、キャストさんのシフト管理なんかに携わってます。
私、パソコンを触った経験がほとんどなくて、操作がめちゃくちゃ遅かったんですよ。でも、画面の見方からタイピングのコツまで手取り足取り教えてもらって、だんだんとスムーズにこなせるようになってきました。うちの先輩たちは、失敗してもまったく怒らないし、むしろ「誰でも通る道だから大丈夫」「ミスは成功の元だよ」って励ましてくれる。前向きに仕事に取り組めるのも、のびのびと育ててもらえるおかげかなと思います。

――とてもいい環境ですね。

本当に。母にもよく電話で「職場の人たちみんなめっちゃ優しいし、仕事も楽しいよ」って話してるぐらいなんです。学生の頃から人間関係に悩んでる姿を見せちゃってたし、離れて暮らし始めたからこそ、「ちゃんとやれてるから心配しないでね」って伝えたくて。
あとは、これまでの経験を活かせるのもすごくうれしいなと。キャストさんから相談を受けたときは、現役時代のことを思い出しながら、「写メ日記はこう書くといいよ」とか、「こういう風に接客してみたら？」とか、できる限りのアドバイスをしてます。その結果、「のんさんのおかげで指名が増えました！」なんて報告をもらえることも増えてきて。この調子でキャストさんたちに寄り添いながら、今度は私が、みんなが安心できる居場所を作りたいですね。

――すばらしい目標だと思います。

ありがとうございます。それと、ほかにも個人的に成し遂げたいことがあって。せっかくだから話してもいいですか？

――ぜひ教えてください。

ズバリ、『メイドde本舗』初の女性店長になること！ まだまだ社歴も浅いですし、未熟な部分もありますが、「どこよりも素敵な店にしたい！」という気持ちは誰にも負けてないはず。この思いを胸に、頼れる先輩を追い越すような勢いでがんばりたいなと。最近は後輩もめきめきと成長中なので、追い越す前に追い抜かれないようにしなきゃなんですけど（笑）。

――（笑）。では、未来の後輩へメッセージをどうぞ。

風俗業界って聞くとなんとなく怖いイメージがある方もいるかもしれませんが、意外とそうじゃないんだよってことを伝えたいです。特に『メイドde本舗』は和気あいあいとしていて、いつも出勤するのが楽しみなほどいい職場なので、ぜひご応募くださいね！