独占インタビュー！ステラグループ横浜｜風俗男性求人・バイト【メンズバニラ】

――『ステラグループ横浜』に入社して4カ月とのことですが、仕事には慣れましたか？

毎日てんてこ舞いだけど、なんとかこなせています。今やっているのはフロント業務と、電話予約の受付と、女の子のケアとシフト管理と面接対応と……。

――ずいぶん手広く任されているのでは。

ありがたいことに、どうやら期待してもらっているみたいです（笑）。僕自身、「あれもこれもやってみたい」と声をあげるタイプだから、うれしい限り。ただ、入社したてのころは自分のキャパを見極められず、がんばりすぎてちょっと精神的に参ってしまい……。少しお休みを挟んだのち、2カ月前に系列店から『もしも優しいお姉さんが本気になったら…』へ異動してきました。
今はちゃんと自分のキャパもわかって（笑）。毎日が楽しくって仕方ないです。上司も先輩もみんなフランクで堅苦しさがないので、のびのび働けますしね。

――いい職場。

本当にそう思います。初めて自分で求人サイトを見て選んだ職場だから愛着もあるし、これからもずっと続けていければなと。

――そうなんですね。これまでのご経歴は？

中学校を卒業後、兄の紹介でペンキ屋へ就職したのが最初です。一応、通信制の高校にも進学したものの、やっぱり仕事に集中したくなってすぐに辞めちゃいました。僕の家は決して裕福とは言えず、兄や姉が中卒でバリバリ働いているのを見ていたから、なおのこと「働かなきゃ」という気持ちが強くて。……ただ、ここは4カ月ほどで退職しましたが。

――いったいなぜ？

法律上、18歳未満は高所での作業が禁止されていましてね。となると入れる現場も限られてくる。稼ぎたいのに仕事がもらえないなら、兄には悪いけど早々に見切りをつけるべきじゃないですか。
で、同じタイミングで友人が転職することを聞いて、彼と一緒に外壁工事の会社へ。こっちはちゃんと仕事ももらえたし、給料的には申し分なかったかな。長時間の肉体労働で腰を痛めるまで、3年は続けていました。
その後は先輩のツテでキャバクラのボーイを始め、結婚して子どもができたのをきっかけに工場やら風俗店やら、昼夜を問わずいろいろな仕事を掛け持ちする日々。働き通しで身体もきつかったし、自分の家族や過去について毎日のようにひどい言葉をかけられたこともあったけれど、「負けたくない」って気持ちをバネにがむしゃらにがんばりました。

――過去？

実は僕、少年院に入っていたことがあるんです。

――差し支えなければ、理由を伺っても？

もう、完全に若気の至り。中学生なのにタバコを吸ったり、バイクを盗んで売ったり……。と、振り返れば迷惑をかけた方々には本当に申し訳ないことをしました。ただ一方で、少年院に入っていたこと自体は、今となってはよかったと思っているんです。

――詳しくお聞かせください。

学校みたいに少年院にも先生がいるのですが、そこで「失敗は経験だ、未来の自分をつくる糧になる」と言われたことがあって。「間違っても、そこで終わりじゃないんだ。まだまだこれから変えていけるんだ」なんて憑き物が落ちたように前向きな気持ちになれたんです。実際、少年院での経験は自分の糧になっていると感じています。

――例えばどんなことが？

集団行動や一般常識を学べたのはもちろん、勉強だって教えてもらえる。感情のコントロールができるようになって、人間関係もうまくいくようになった。それに何より、毎日のようにきつい運動こなしていたおかげで、忍耐力は人並み以上についたという自負があります。きっと根性なら誰にも負けない。ちょっとのことじゃ投げ出さない。……『ステラグループ横浜』へ入社した当初は、行きすぎてキャパオーバーにもなりましたが。その失敗もまた、経験ということで（笑）。

――（笑）。『ステラグループ横浜』へは、どのようないきさつで？

大きなきっかけは離婚ですかね。昨年、ちょっとしたすれ違いから喧嘩が増えて、そのままお別れを。それに伴って仕事を掛け持ちする生活も終わりを迎え、一本に絞ることにしました。それでいい機会だし、新しい環境……今までとは違って、知っている人が誰も居ない、自分ひとりで見つけた職場に腰を据えようかなと。結果、いい職場に巡り会えたのだから離婚もまたいい経験ですよね。

――すごく前向きな考え方ですね。

だって、そっちのほうがよくないですか？
なんでもマイナスに考えようと思えば考えられるけど、考えたところでどうしようもない。だったらプラスに考えたほうが今後のためになる。僕の場合は、離婚で子どもと離れ離れにはなってしまったけれど、かえってそれがモチベーションになっているんです。次に子どもと会うまでに仕事をどれだけがんばろうとか、距離が遠くなったからこそ見えてくるものもありますから。

――求める人材は？

物事をプラスに考えられる人、ひいてはちゃんと“悔しい”と思える人ですかね。例えばミスをして叱られたときに、「また間違えちゃった、まあ仕方ないか」と受け流せば成長はそこで止まってしまう。同じ間違いをしないためにはどうすればいいのかを考えて実行に移せる……簡単に言えば、負けず嫌いな人は向いているんじゃないかと。

――豊田さんも負けず嫌いですか？

そりゃあもう。ミスをしたとき、僕は「ちくしょう」と思うんです。できない自分がたまらなく悔しくて。だから、できなかったことができるようになって、褒められたり認められたりする瞬間は本当にうれしいですね。それが自分にとってのやりがいであり、成長するための原動力でもある。まだ入社したばかりですが、やるからには上司を引きずり下ろすつもりで、上を目指してやっていますよ。

――その結果、こうして期待をされていると。

だといいのですが（笑）。
なんて、こういう風に書くとすごくスパルタなようにも見えるかもしれませんが、そんなことはないのでどうかご安心を。僕は何かわからないことに直面したとき、先輩だろうが上司だろうが電話で叩き起こして質問しています（笑）。それで怒るような人間は『もしも優しいお姉さんが本気になったら…』にはいないし、むしろ懇切丁寧に教えてくれる。だから未経験の方でも勇気を出して応募してもらえればと思います。大事なのは自分から積極的に動いてみること。最初はもちろん何もできなくても、経験を積めばできるようになるので、「入社したばかりだから」とか遠慮はいりません。少しでも「やりたい」と思えば声をあげればいいし、「できる」と思えばやってみればいい。そうしたら、評価としても給料としても、結果が反映されていきますから。

――最後に、今後の目標を教えてください。

実を言うと、10年後とか20年後とか、遠い未来の目標はまったくなくて……。ただ、近い将来。子どものためにも、今よりも高い給料を安定して得られるようにどんどん新しい仕事を覚えていければいいですよね。その過程できっと失敗することがあるかもしれない。でもそれも絶対に意味のある経験になるはずなので。精一杯、今を積み重ねて生きていければと思います。