独占インタビュー！メイドin横浜（横浜ハレ系）｜風俗男性求人・バイト【メンズバニラ】

――現在、『メイドin横浜』で働き始めて8年とお聞きしました。

そうですね、厳密には『メイドin横浜』は1年なんですけども。
最初は運営元の『ハレ系』の、横浜にある別のグループ店に。で、新型コロナの緊急事態宣言が明けた頃に川崎の店舗に異動して、昨年ここに配属になりました。

――ちなみに『ハレ系』に入社する前はどのようなお仕事を？

バイクが好きだったので大学卒業後はバイクの販売店に入社しました。地方に配属されて寮に入ったんですけど、男子校みたいで楽しかったですね。給料にも不満はなかったし人間関係もよかったです。
それに職場の先輩方には仕事のほかにも、いろんな遊びを教わりましてね。ツーリング、キャバクラ、飲み会、キャバクラ……（笑）。

――充実した生活を……（笑）。

送ってました。特に仕事のあとのキャバクラは最高。男だらけの会社で働いていたせいか「女の子と2人でお酒が飲める、おしゃべりできる、なんて楽しい世界だ！」とドハマり（笑）。
だけど、30歳を前にだんだん仕事に飽きてきちゃって。ほかの職への興味も手伝って退職を……ってのは建前で。

――本音は？

女の子としゃべりたい、20代の最後を男まみれのむさ苦しいところで過ごしたくない（笑）。

――（笑）。ではどこに転職を？

いや、その前に服飾の専門学校に入学したんです。ファッションも好きだったからアパレルの仕事もいいなと思って。なにより女の子が多そうなイメージもあったし（笑）。

――行動力がすごいです。

すみません、欲に忠実なんです（笑）。
でもね、専門学校ってハタチ前後の子がほとんどじゃないですか。こっちはもうすぐ30歳。正直、浮くかなと思ったんです。だけどいざ入ってみたら個性豊かな人ばかりで、年齢差なんかまったく問題にならなくて。関わりづらいとかもなく、むしろ触発されてすごくエネルギーをもらえたというか。自分の気持ちも若返って、周りと同じ温度で学生生活を送れました。
振り返れば、このときに若い子との関わり方を学べた経験が、キャストさんへの対応にも活きているのかなって。

――今につながってるんですね。

ええ。でも“学生”を楽しんでいた一方で、別の問題もありまして……。

――問題？

学生時代もキャバクラ通いがやめられず、そのうえキャッシングまで覚えちゃって、どんどん借金が……。カード1枚で簡単に機械からお金が出てくるもんだから、「これは魔法のカードだ！」みたいな。どうしようもないですよね（笑）。
でまあ、卒業後は無事アパレル会社に就職したものの、周りがきらびやかでね。みんなおしゃれだし、ブランド物とか着ているのを見ると、物欲が高まる一方で。服やら小物やらを買いあさって、さらに借金が増える始末。「ここにいたら我慢がきかない」と思い、3年半ほどで退職しちゃいました。

――その後は？

ガラス加工会社、製本工場、物流の会社……と、色んな職に就きましたが、給料が安かったり職場環境が悪かったりで、どこも長続きせず。夜遊び癖も抜けないままだったので、いよいよ借金がやばくなっちゃったんです。それで『ハレ系』に。

――借金返済が入社のきっかけに？

はい。未経験でドカンと稼げるのはナイトワークだろうと考えたんです。
ちなみに僕、実は若い頃に『ハレ系』の店でもよく遊んでいて。スタッフの印象も店の雰囲気もすごくよかったんですよね。で、「働くならここがいいな」と。

――現在入社8年が経ち、振り返ってみていかがですか？

待遇がめっちゃ変わりましたね。

――ぜひ詳しくお聞かせください。

あ、8年前の話なので今はぜんぜん違うという前提で聞いてくださいね。
当時は朝の8時から夜中の1時までお店にいることがあったりと、拘束時間がまあ長かったんです。休みも不定期だったし。それが今は「基本は8時間労働」「週休2日のシフト制」に変わって。さらに、社保完備、有給休暇と、福利厚生も増えて。年2回の賞与まで。年々、待遇がよくなり、どんどん従業員ファーストになっていきました。本当に働きやすい会社だと思います。

――ご自身が長く働けている理由もそこに？

そうですね、チームワークもいいし、辞めたくなる理由がないというか。
なにより、『メイドin横浜』のスタッフの仕事が楽しいし、やりがいがあるのというのも一番ですね。

――どんなときにやりがいを感じますか？

キャストさんと信頼関係を築けていると感じたときですね。
例えば、キャストさんの出勤予定が少ない日に、シフトに入っていない方へ出勤をお願いして、「かっちゃんの頼みならOK」って言ってもらえたりすると、ありがたいし、うれしいです。
ただ、それも日々のコミュニケーションがあってこそ。彼女たちが投稿したSNSの内容や、前に聞いたことを話題にしたりして、「あなたのことを気にかけています」としっかり相手に伝える姿勢も意識しています。
ま、偉そうに語ってしまいましたが、全部、先輩方を見て学びました（笑）。

――日々のこまやかな気遣いが大事なんですね。

それに、お客様に紹介するためには1人ひとりのことを知っていないと。そのほうが、リピーターにつながるだろうし、女の子自身が接客しやすいはず。
あとは、僕自身がもともとユーザーだったから、“お客様が女の子の何を知りたいか”ということを考えられるのもアドバンテージなのかな。借金までこしらえた夜遊びが役に立ちました（笑）。

――その借金はどうなったんですか？

無事完済です。完済間近になると、また借金を重ねる……ということを何度か経て（笑）。

――（笑）。では仕事上で心がけていることはありますか？

人に頼るということでしょうか。
入社当初の僕は計算が苦手で、予約のタイムテーブルの時間配分がうまくできず、ダブルブッキングのミスをしたことがありまして。自分で解決しようとあれこれやってみたものの、余計に泥沼。どうにもならなくて先輩を頼ったら、すぐに助けてくれたんです。そこからはもう、苦手なことやわからないことはお願いするようにしています。どれだけ準備したって予想外のことは起きるし、がんばってもうまくいかないときはありますから。

――今では頼られることもあるのでは。

ええ、しっかり助けますよ。まだまだ頼ることも多いけど（笑）。
でもね、得意なことも苦手なこともそれぞれ違うんだから、そこはみんなでお互いにカバーしていくのがいいなって。みんな苦手な場合は誰かががんばります（笑）。

――最後に読者へメッセージをお願いします。

お金を稼ぎたくて職業を迷っている人は、働く候補の中にナイトワークを入れないのはもったいない。思っているより健全で、立派な社会貢献でもある仕事なので。
なにより、今までの職歴で一番長くこの会社で働いている僕が証拠です（笑）。