独占インタビュー！夜這い本舗｜風俗男性求人・バイト【メンズバニラ】

――まずは子どもの頃のお話を。

子どもの頃というか、けっこう最近までめちゃくちゃ人見知りな性格でしたね。友達がいないというわけではありませんが、1人で店に入ったり、店員さんに話しかけたりするのがまったくできなくて。店員さんが近くに通るのを見計らって、小さく手を挙げるのが精一杯（笑）。
さすがに20歳を超えてもこれじゃマズイと感じて、なかなかの荒療治で克服したんです。

――どんなことを？

なんか某動画サイトの企画みたいに、駅前とか人が多く集まるところで自分から声を掛けにいくんですよ。話題も「いい天気ですね」とかなんでもないようなことを、老若男女問わず。
最初はもちろん話しかけられないし、突っ立ってるだけだったのが、だんだんと吹っ切れてきて、もう最後なんか楽しみながらやってました。今思えば、怪しくて恥ずかしいやつでしたね（笑）。

――思いきったことをしましたね（笑）。

でも、それくらいしないと自分が変わらない気がして。
ちなみに、実家が美容院を営んでいる関係で、高校を卒業しても進路が決まらない僕は、とりあえず理容美容の専門学校に通ったんです。正直、実家を継ぐことにはそこまで乗り気ではなかったんですけど、大学へ行く気もなかったし「もうそれでいいか」みたいな。
これまでがずっとそんな感じの、なあなあな人生だったこともあって、いつか本気でがんばらなきゃいけないなという思いはずっとありました。

――なぜ継ぐことに消極的だった？

一番の問題は美容師が薄給なこと。就職してすぐにお客様相手にハサミを握らせてもらえるわけじゃないし、その間は何年ももっと低い給料で働くんですよ。そういった厳しい世界だからこそ、やる気も自信も持てなくて。
そこへきて、親が病気で働けなくなって、とてもじゃないけど美容師一本では無理だなと。在学中もいろんなアルバイトをしてたし、免許を取得後も、そのままアルバイトを掛け持ちする日々。

――ちなみに、どんなアルバイトを？

現場の解体仕事や、弁当チェーン店のアルバイトですね。その中でも、シフトの融通がきく弁当屋をメインにしていました。そこまで高い時給なわけじゃなかったんですけどね（笑）。
ただそれ以上にキツかったのは、劣悪な職場環境……。

――劣悪な環境とは？

これはもう客層の悪さです。きちんとグラムまで測ってるのにご飯の量がいつもより少ないとか、熱すぎて食べられないから冷えた弁当を並べろとか、理不尽すぎるクレームは当たり前。弁当やおにぎりを投げつけられたり、腹いせで店のガラスを割られたこともありますよ。さすがにひどいなと思ってもこっちとしては耐えるしかしない。
それになによりも、会社が助けてくれなかったことが辛かった。全部、自分で処理していかなきゃいけないから、そのうちにクレームに対してなにも感じなくなってしまった自分が歯痒くて。

――それはなかなかひどいですね……。

しかも2年ほど働いた頃に店長にならないかって打診されましたが、店長っていっても給料はそのままで責任と仕事がただ増えるだけっていう。誰もなりたいなんて思わないですよね（笑）。
結果的に4年ほど働いていましたが、さすがに辞めちゃいました。

――その後は？

『夜這い屋本舗』の系列店に応募しました。ちなみに、今は両方のスタッフを兼任しています。
正直、もうこのときは職場環境にはなんの希望もなかったといいますか、どんな場所でも理不尽に怒られるものだって思っていたので、どうせ働くなら給料がいいところだなと。
で、まずは「未経験 高収入」で検索して、すぐに上のほうに出てきたのが風俗業界。「面接で自分に合わなかったら断ればいいか」くらいの軽い気持ちで行ったら、面接官のほうから「合わないと思ったらいつでも辞めていいし、例え辞めたとしてもいつでも戻ってきていいんだよ」って言ってくれたのが印象的で。「それならやってみようかな」って気持ちになれたんです。

――働き始めてもう1年以上とお聞きしました。職場環境はいかがですか？

周りの先輩スタッフが同年代なので、すごく気楽です（笑）。社長も若いですし。
未経験で入社したこともあって、最初は慣れるまでに苦労もありましたが、マニュアルやメモもわかりやすくてすんなり仕事に入れたのがうれしかったです。当然、わからないことはすぐにフォローもしてくれますし。だから、パソコン操作が一番苦労したくらいだなあ（笑）。
しかも、僕にとってはいい意味で想定外なこともあったんですよ。

――詳しくお聞かせください。

ズバリ、客層のよさです。
やはり、最初は前職で働いていた弁当屋レベルの客層だと思っていたんですよ。泥酔している方とか、店のルールを守ってもらえない方には入店をお断りしているとはいえ、それにしたって本当にいいお客様ばかり。
これまではお客様第一主義で、どんなクレームや迷惑な方にもただただ頭を下げていただけでした。今は、キャストや従業員を守るために毅然と対応してくれる会社側に助けられていますね。ときにはお客様よりも従業員の立場を優先してくれるからこそ、ストレスなく仕事ができています。

――本当にいい職場に巡り会えたと。

そう感じますね。ウチは少数精鋭の店なのですが、その分、全ての業務を一通り1人でこなしていく力が養えているので、そこも自分には合っているなと思っています。これまでもずっとそうでしたけど（笑）。
ちょっと話は変わりますが、キャストさんとも積極的にコミュニケーションをとるようにもなりました。あるとき「これだけ稼ぎたい」と相談されて、それに合わせたアドバイスをしてあげたところ、感謝されたことがありまして。小さなことかも知れませんが、すごくうれしかったんです。本当に以前までの人見知りの自分では考えられませんよね（笑）。

――逆に課題だと思うところは？

後輩への指導や、キャストさんへのアドバイスをもっと具体的にしていくことですね。
だって、僕なんてまだ至らないことだらけ。「自分のやり方が本当にこれでいいのかな。もっとキャストさんをうまく売り出せてたんじゃないかな」と少しネガティブに感じてきちゃうこともしばしば。だから、今のやり方に凝り固まりすぎずにいろんなアプローチを考えていくのも課題だと思います。
役職も上げていきたいですし、課題をこなしていったあかつきには、店長を任されたらいいなって。

――がんばってください！ では最後にメッセージを。

誠実に仕事に臨める方なら未経験でも大歓迎。僕も未経験でこの店に来ましたが、今は本当にいい環境で働いているなと感じています。応募を考えていただいている方にも、そう感じてもらえるように最大限のフォローをしていきます。ぜひ安心してご応募くださいね。