エレガンス学院

神奈川(川崎

風俗ワーク(ソープランド

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エレガンス学院

茂雄さん 44

店長・幹部候補

年収2,000万円以上

勤続年数240ヶ月

この道一筋、20年余。さらなる高みを目指し、仲間とともに夜の海を泳ぎ続ける

目標もなくサーフィンと現場仕事だけを繰り返す日々。男は、風俗業界という“新たな波”へと乗り出す

――これまでの経歴をお聞かせください。

高校生のときはずっとサーフィンばっかり。当時は、サーフィンを題材にした映画がブームだったもので。卒業後も明確な目標がなく、日払いの現場仕事をしながらお金をためては海外へ行ってサーフィン(笑)。で、帰ってきたらまた現場仕事して……そんな日々を送っていましたね。
まあ、そんなだったから、二十歳を過ぎた頃にそろそろ将来について考えないとと思って、夜の世界に飛び込んだんです。

――なぜまた夜の世界へ?

僕の出身は、福島でも有数の風俗街があるいわき市。で、小学生くらいから川崎に移り住んでいましてね。この辺りなんて、さらに風俗のメッカだから、子どもの頃から夜の世界とはなじみが深くて。
僕にとっては当たり前の光景で別に偏見も抵抗もなかったので、自然な流れで(笑)。何より日払いでお金がもらえて、高収入というのも魅力だった。

――実際に働いてみていかがでしたか?

最初はソープランドのボーイだったのですが、正直、現場仕事に比べたら天国(笑)。当時は今ほど労働環境がいいわけじゃないし、ましてや下っ端だから朝から晩まで働き詰め。それでも、暑い夏も寒い冬も、外でひたすら肉体労働をやっていた自分からすれば、最高の仕事に感じましたよ。
で、3年ほど働いて、仕事にも慣れ始めたときに、知り合いから「新しい店を一緒にやらないか?」と誘われて。それで立ち上げたのが『エレガンス学院』なんです。もう20年近くになるのかな。時が経つのなんて、本当に早い(笑)。

――すごい! ちなみに、お店を立ち上げることに対する不安などは?

不安がなかったわけじゃないけど、昔から堀之内は人でにぎわっていたし、なんとなくうまくいくだろうという変な自信はあったかな(笑)。
実際、立ち上げ当初からありがたいことにたくさんの人に来ていただきました。
まあこれは、当時としては新しいことをやっていたのが功を奏した結果だと思いますね。

店舗経営、そしてコロナまで。社会の荒波を通して大事だと感じたのは“人と人のつながり”

――詳しくお聞かせください。

『エレガンス学院』のコンセプトは、いわゆる“学園系”。普通に街を歩いていそうな若い女性が制服姿で接客をする。当たり前ですが、これは創業当初からずっと変わってません。
今では、同じようなコンセプトの店はいっぱいあるけど、当時は堀之内の周辺にはなかったし、若い子が揃っているのも珍しかった。ネットも普及していない時代で、「なんか新しい店があるぞ」と口コミでどんどん広がっていってね。かなり順調でしたよ。
ただそれゆえに、若い女性を集めるのは苦戦したかな。

――女性を集めるのもご自身で?

それはもちろん。店の立ち上げから何から自分でやってたので、女性を集めるのも雑務も僕の仕事。
でも、お客様だけじゃなくて、女性も店の評判で集まってきたり、働いている女性が別の女性を誘ってくれたりして、輪が広がるように店に集まった感じでしたね。

――いろいろなことがうまく回り始めたと?

そうですね。店の売上が安定してきて、評判も上がって、人が集まってくる。店を一緒にやろうと誘ってくれた昔なじみの存在もそうですが、僕はこれまでの人生、人に恵まれているなというのを強く感じています。でなきゃとうに潰れていたかも(笑)。
当然、うまく回らなかったこともありますよ。似たようなコンセプトの競合店も出てきて、お客様が流れていってしまったり、部屋数が少なくて、クレームを受けることも多々(笑)。
でもその都度、周りの人のおかげで乗り越えてこれました。

――ちなみに、コロナの影響は?

ありましたね。ウチはコロナ禍で丸々、1カ月の休業を余儀なくされましたから。当然、女性も出勤停止。
でも、うれしかったのは休業が明けたときに、みんなが笑顔で戻ってきてくれたこと。常連さんも営業の再開を待っていてくれたこともうれしかったな。
やはりこの業界は、女性がいてこそ成り立つ商売。だから女性への感謝って一番忘れちゃいけない。
だから、僕には特に大事にしている言葉があって、それを従業員にも昔から口酸っぱく言っています。

“ある言葉”を胸に20年以上経営を続けてきた。仲間とともに、これからも夜の海を泳ぎ続ける

――どのような言葉を?

「女性が一番の上司だと思え」ですね。これだけはどの従業員にも言い聞かせています。
さっきも言ったけど、この業界で一番偉いのはやはり女性。それは、新人も店長も、ましてや社長である僕にとっても同じです。だから、なによりも女性に対しては誠意を見せなければいけない。

――その気持ちが女性に伝わっているから、戻ってきてくれた?

本当のところは、本人たちには恥ずかしくて聞けないですけどね(笑)。
でもありがたいことに、実際ウチは長く働いてくれる方もいるし、一度退店しても戻ってきてくれる方も多いです。
だから、女性を支える従業員にも感謝の気持ちを忘れていません。みんなが気持ちよく働ける環境を用意してあげるのが僕の役目ですから。
まあ、口だけならなんとでも言えるし、口だけのやつには誰もついてこないので、僕は今でもカウンターに立ってお客様と向き合って、女性とも積極的にコミュニケーションを取るようにしています。

――背中で語っているんですね。

そんな大層なことではないですよ(笑)。
それに、昔僕が働いていたときなんかは今では考えられないくらい激務でね。同じことを今の子にやらせたくないじゃないですか。
従業員の負担を少しでも減らしてあげたいし、休みもしっかりと取ってほしい。それに、給料だって上げてあげたいという気持ちもありますから。

――どのような人材を求めていますか?

実はここだけの話、もう1店舗増やしたいなと思っていまして。従業員にはどんどんと次のステップへ進むための道を用意していきたいなと。
だからこそ、なんとなく今をがんばるだけじゃなくて、どれだけ将来を見据えているか、そういった気持ちを持ってくれるといいかもしれませんね。そして、そんな未来ある方を全力で僕は支えてあげたいです。
ゆくゆくは店を任せてもいいと思えるくらい、長くお付き合いできる方を、ぜひ求めています。新しい風をまき起こしてください。

――ちなみに、サーフィンはまだ?

今でもたまに。休みの日は家族を海にも連れていったりしてね。
あっ、もうひとつ従業員たちに言っていることがあった。「きちんと家族サービスはしとけよ」と(笑)。
写真・記事:メンズバニラ編集部

店長・幹部候補

茂雄さん 44

年収2,000万円以上

勤続年数240ヶ月

福島県いわき市出身、川崎育ち。サーフィンに明け暮れた学生時代を過ごし、卒業後もサーフィンのためにお金をためては海外を飛び回る日々を過ごす。二十歳を過ぎた頃から、3年ほど夜の世界で経験を積み、知り合いと共に『エレガンス学院』をオープン。以来20年以上、堀之内の地で経営者として手腕を振るっている。休日は、家族で波に乗っているのだとか。

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リアル給与明細

店長・幹部候補
職位 マネージャー
年齢 33歳
勤続期間 65ヶ月
  • 合計
    730,000
  • 基本給
    430,000
  • 歩合手当
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  • 家族手当
    40,000
  • 大入り手当て
    100,000
店舗スタッフ
職位 主任
年齢 27歳
勤続期間 210ヶ月
  • 合計
    520,000
  • 基本給
    330,000
  • 歩合手当
    90,000
  • 家族手当
    30,000
  • 役職手当
    40,000
  • 大入り手当て
    30,000

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