独占インタビュー！ナチュラルプリンセス｜風俗男性求人・バイト【メンズバニラ】

――ご出身は？

島根の沖ノ島です。コンビニがひとつもないど田舎で、もちろんカラオケとかもなく、学生の頃は常に時間を持て余してましたね。おとなしく勉強でもしてればよかったんでしょうけど、机に向かうのはどうも苦手で（笑）。
結局、悪友と一緒にタバコを吸っているのがバレちゃいまして、高校に進学するもすぐ退学になったんです。

――（笑）。そのあとは？

知り合いの方に紹介してもらった土木会社に入社。ただ、土木の仕事というよりは、草刈りをしたり、建設現場の手伝いをしたりと、なんでも屋さんみたいな感じですね。全然役に立っていなかったかもしれませんが、2年ほどお世話になりました。

――なぜ辞めることに？

18歳で「島を出る」と決心していたんです。都会に出たら、島では経験できないような楽しいことがあるはずだと思って。
それで憧れていた街のひとつ、横浜へ引っ越しました。

――憧れていた横浜の印象は？

人は多いし、建物は高いしで圧倒されたのを覚えてます。間違いなく田舎者丸出しだったでしょうね（笑）。
あと、アルバイトを探そうと求人雑誌を開いてみれば仕事が数え切れないほどある。で、ページをめくっていたら「体験入店1日3万円！」という広告に目がとまって。普通の人であれば、そんなイイ話があるわけないと思ってスルーしますよね。
ただ、僕、本当に世間知らずだったので、「たった1日でめっちゃ稼げる！」と思って速攻で応募したんです。まあ行ってみたら、お察しの通り3万円をもらえるわけもなく（笑）。

――（笑）。ちなみに、どんな仕事？

ホストクラブのヘルプです。といっても、ホストがなんなのかすらよくわかってなかったから、とりあえず席に着いていただけって感じ。でも、その場の雰囲気は楽しかったし、時給分の給料はもらえたので、とりあえずアルバイトは続けることにしたんです。
酒が弱いということも知らずに（笑）。

――（笑）。ホストをやっていくうえでは、かなりハンデかと。

いや、本当に。当時はそこまで酒を飲んだ経験もなかったので、本格的にヘルプの仕事を始めるようになってからは、毎日、飲んで、吐いて、飲んで、また吐いての繰り返し。あ、もう時効ってことでお願いします（笑）。
と、まあ、そんな日々のおかげで、知らないうちに酒はだいぶ強くなっていって、なんとかヘルプからホストに昇格できたんです。

――身体を張ったかいがありましたね（笑）。

はい（笑）。それで、ひとりのホストして認められたなら、ほかの店でもやっていけるだろうと思ってすぐ東京の町田の店に移籍。結果は、お察しの通り（笑）。ヘルプをしながら、今度は接客を勉強するために毎日出勤し続けましたね。
で、しばらくしてナンバーワンだったホストが辞めることになったんです。そしたら推しがいなくなったお客様は、「君、いつもいるよね」といった感じで、おもしろがって僕を指名してくれて。

――チャンス到来。

おっしゃる通り（笑）。で、このチャンスを絶対ものにする気持ちで、場を盛り上げるためにしゃべりまくって、ドリンクをいただいたら一気に飲み干し、持っている力すべてを使って接客。結果的にかなりウケて、ほかのお客様からも徐々に指名をもらえるようになったんです。
売れるまでに、だいぶ時間は掛かりましたけど（笑）。

――まさに全力投球（笑）。

間違いないですね（笑）。運に恵まれていたところもありますが、そのあとはナンバーとして長く勤めることができたんですよ。
そんな僕の噂を耳にしたのか、ある歌舞伎町の店から声が掛かりまして。僕としても、今度は本当の実力がついているなと実感していたし、トップレベルのホストが集まる歌舞伎町で挑戦するなら今しかないとも思って、迷わずお世話になることを決めました。

――挑戦した結果は？

自信はありました。でも、ナンバーに一度も入れず。完敗です……。
接客に関しては、実力に大差なかったと思います。でも、歌舞伎町でトップを獲ろうとしているホストは、容姿も徹底的に磨きあげていた。髪や肌は毎日サロンに行ってケアするし、中には整形までしてるやつもいて。悔しいですけど、いくら接客がよくても、見た目がカッコいいやつには勝てないなと。
ただ、僕にはそこまでして売れたいという“覚悟”がなかった。これが決定的な差。そして、自ら内勤になることを申し出たわけです。

――内勤の仕事はどうでしたか？

現場の経験が長かったこともあり、業務はある程度把握していたので、こなせるようになるまではさほど時間はかかりませんでした。
むしろ、そういった業務より、ホスト同士のトラブルを対処するほうが大変だったかな。我が強くて個性的なやつらばかりでね。まあ、それはそれでおもしろかったんですけどね（笑）。

――ある意味、充実していたように思えますが。

ただ、ある日、新しい店を立ち上げるにあたって異動の命令が出まして。僕としては、切磋琢磨しあったメンバーがいるあの店だから働いていたいという思いがあった。店長に異動はしたくないことを伝えると、「断るなら、君の居場所はないよ」と告げられて。
ほかの店で仕方なく内勤として働くくらいなら、いっそのこと新しい仕事に挑戦したほうがやりがいを見つけられんじゃないかと思って辞めることにしたんです。

――そこから『ナチュラルプリンセス』へ？

ええ。業種は違えど、同じナイトワークなら経験を活かせるかなと。
最初は馴染みのある横浜で店を探してたんですけど、近隣の川崎はソープ街として有名じゃないですか。で、調べてみたら、基本給も高くて、福利厚生も整っている『ナチュラルプリンセス』に目がとまったんです。

――入社後のことを。

業務は主にフロント、シフトの管理、給料の精算がメイン。あと、最近は求人や集客といった広告のバナーの作成も。文言を考えたり、色の組み合わせを考えたりと難しくて、もっと勉強しなければいけません。ちなみにほかの業務に関していうと、前職の仕事と通じる点は多いのでわりとすぐに慣れましたね。
ただひとつ、大変苦労していることが。

――どういった点が？

キャストとのコミュニケーションの取り方ですね。いまだに距離感がわからなくて。

――というと？

例えばですけど、キャストが遅刻したとき、僕、注意できないんです。
男には一言ガツンと叱って済ませるんですけど、女の子に対しては同じように叱るわけにはいかない。かといって、ダメなことを注意しないわけにもいかない。穏便に済ませようと理屈立てて話したこともありますが、まわりくどい説明になってしまい、結局、何も伝わらなかったみたいで……。
キャスト、いや女の子とコミュニケーションを取るのって難しいです（笑）。

――（笑）。元ホストなのに意外ですね。

あ、本当ですね。だから売れなかったのかな（笑）。
まあ、それは冗談として、とにかく『ナチュラルプリンセス』はやりがいもあって楽しい職場です。やる気さえあれば未経験の方も大歓迎ですので、接客が好きな方、事務的な仕事が得意な方、ぜひ一度問い合わせてみてください。