独占インタビュー！アイドルCh｜風俗男性求人・バイト【メンズバニラ】

――ご出身は？

新潟県です。私の地元は県内では大きい街で結構栄えていますね。新幹線も通っていて交通の便もよく、子どもの頃は家族旅行でいろんな場所に連れて行ってもらいました。

――思い出に残っている場所は？

一番は東京に行ったときに泊まった外資系のラグジュアリーホテル。今でもはっきり覚えてます。部屋はホコリ一つ落ちてないうえにソファーやベッドは見るからに高級感がある。そして、なにより印象的だったのがロビーの風景。お客様は欧米の方が中心なんですけど、日本人のホテルマンが当たり前のように英語を使って対応していたんです。それがまるで映画のワンシーンみたいでカッコよかった。
たぶんこの体験がなかったら、ホテルマンを目指そうとは思わなかったでしょうね。

――ホテルマンをやられていたんですね。

『アイドルCh』に入社するまでは、13年間ホテル一筋。都内の大学を卒業後、憧れていた職に就けたのがうれしくて常に仕事のことばかり考えてました。休日も海外のお客様に対応するために英語の勉強をしたり、ホテル周辺を案内できるように実際に足を運んでみたり。疲れも忘れて、スキルアップに時間を充ててたんです。

――仕事に夢中だったのが伝わってきます。

それくらいがんばれたのは、成果が出たというのもあります。フロントの仕事以外にも、観光の提案などを行うコンシェルジュも任されるようになったんです。私がおすすめした場所に行ったお客様からお礼の言葉をもらったときはうれしかった。辞めちゃいましたけど、とてもやりがいのある仕事でした。

――なぜ辞めることに？

任される仕事は増えても、肝心の昇進が一度もなくて……。同僚に役職が就いていき、「次こそは自分」と思っていました。しかし、そうこうしている間に、今度は後輩に追い抜かれ、気づいたら35歳。その頃になると、学生時代の友人は軒並み役職者ばかり。いずれは自分も出世できるはずだとがんばっていたけど、もう無理だなと感じて転職することにしたんです。

――違うホテルで働こうとは考えなかったんですか？

少しは考えたんですが、次も同じようなホテルだったらと思うと怖くて、その選択はできませんでした。
ただ、35歳で新しい業界に挑戦となると応募条件が厳しい。なかなか仕事が見つからず焦っている中、知人から「誰にでも公平に昇進のチャンスがある」とナイトワークのことを教えてもらえたのは本当に幸運でした。

――それで『アイドルCh』に？

はい。わからないことはありましたが、とにかく働いてみなければ始まらないと思い速攻で応募。面接を受けて内定をもらい次第すぐに入社することにしました。

――入社後のお話を。

任されたのは主に受付。業界ならではの用語を覚える必要はありましたけど、接客業の経験があったおかげで、そこまで難しいとは感じませんでした。業務に慣れてきた頃には、お客様の好みを把握して希望に沿った提案もできるようになってましたから。

――前職の経験が活かされたんですね。

そのおかげもありますし、あと、順調にスキルアップできる店の仕組みもよかったと思います。

――どういった仕組みなんですか？

あくまで例えですけど、受付の業務を担当しているスタッフに対して「1人あたり◯分で受付を終える」「キャストのスケジュールを管理できるようになる」といった感じで課題を与えるんです。それがクリアできれば昇進、昇給。明確な目標があるおかげでモチベーションを高く持って働けましたね。
私の場合、たしか入社して1年経った頃、副主任を任されることに。給料がアップしたのはもちろん、なにより評価がかたちになったのがうれしかった。

――念願かないましたね。

ええ。その後も、目の前の課題に1つひとつ向き合って、主任、副店長と、順調にステップアップしていきました。
ただ、業務をこなしていく中で難しいと感じることも……。

――どういった点が？

キャストへの対応です。さまざまなタイプの方がいるんですけど、同じ内容を伝えたときに全く違う反応が返ってくる場合があるので、悩みましたね。注意をして落ち込む方もいれば、機嫌が悪くなる方もいる。だから、まずは彼女たちのことを1人ひとり知る必要があるなと思って、以前よりも積極的にコミュニケーションを取るようにしました。
そして、接していくうちになんとなく人柄がわかってきたら、その人に合わせて伝え方を変えてみる。Aさんには前向きな言葉を選んで話そうとか、Bさんなら落ち着いたトーンで伝えようとか。いろいろと工夫するようにした結果、これがいい方向に進んでいったんです。

――詳しくお聞かせください。

声のトーンや表情の変化は歴然。以前よりも、彼女たちに気持ちよく仕事をしてもらえるようになったと感じています。そういったところが改善されると、私としてもすごく働きやすい。
それをきっかけに、「一緒に働くスタッフとのコミュニケーションも、ちょっとした点に気をつければもっと職場の雰囲気がよくなってスムーズに仕事が回るんじゃないか」と思ったわけです。作業に入る前に要点を確認したり、作業手順を共有することでお互い参考にしたり。その成果もあって全体的に仕事のミスも減り、効率よく業務をこなせるようになりました。

――店全体のことも考えていたんですね。

いえいえ、そこまでの余裕があったわけではありません。たまたま、そのときに自分が解決するべき課題と向き合っていたら気づいただけ。でも、結果的に店へ貢献できてよかったです。
で、ついこの間ですが、ありがたいことに店長への昇進が決まりました。

――おめでとうございます。ぜひ感想を教えてください。

正直なところ、業務内容が変わり、責任も増して不安な気持ちのほうが大きいですが、任せてもらったからには、まず売上を維持できるように、今まで通りスタッフと協力して目の前の業務に取り組んでいきます。もちろん、これを読んで入社してくれた方とも一緒に。

――求める人物像は？

特に経験などは問いません。僕のように「出世したい」とか、もしくは「稼ぎたい」とか考えている方もぜひ。うちは昇進や昇給の基準が明確で、目標を持っている方ががんばりやすい環境です。
とはいえ、休みなく働こうといった無茶な働き方はさせません。疲れを残さない状態のほうが、仕事のパフォーマンスが上がり、プライベートも充実。残業は一切ありませんし、希望休を取れる体制にもなっています。

――最後に、未来の後輩へメッセージを。

『アイドルCh』ではキャストが働きやすく、お客様に楽しんでもらえるように、日々みんなで意見を出し合いながら業務に取り組んでいます。時にはうまくいかないこともありますが、それは新しいことも積極的に取り入れているから。別の業界の経験や知識も力になるので、気になった方はぜひ挑戦してほしいです。