独占インタビュー！ニコログループ｜風俗男性求人・バイト【メンズバニラ】

――まずは現在の役職と、主な業務内容を教えてください。

営業本部の次長です。本来ならグループの現状や課題を踏まえて先々の営業計画を練るのが主な役目でしょうけど、いまは『みつらん鉄道』など複数の系列店に顔を出しているほうが多いかもしれません。
あとはこうして取材を受けたり、SNSで“K車掌”として活動したり（笑）。

――広報や広告塔のような役割を。

そんないいものじゃないです（笑）。
とはいえ、まあこれには理由がありまして。

――といいますと？

われわれ『ニコログループ』は、これから先「100億円企業への成長」を目標に掲げています。夢みたいな話だと思われるかもしれませんが、僕たちはなんの戦略もなくデカい数字をぶち上げたわけじゃない。この計画を実現するために、SNSでの知名度アップや全国各地への店舗展開を着々と進めているところです。
となると当然、店やエリアを任せるリーダー候補もそれだけたくさん育てないといけません。その一環として、『ニコロ』が一番大事にしている価値観がスタッフの1人ひとりにまでズレなく伝わるように、店に出て実際にやり方を見せつつ、指導していきたいなと。
僕自身もそうやっていろんなことを教えてもらったからこそ、ここまで来られたわけですから。

――なるほど。では、ここからは川上さんご自身のお話を伺えますか？

え……。僕個人になんて、みんな興味ないでしょ（笑）。

――いえ、できればご出身や幼少期のお話からお願いします。

……じゃあ、まあパパッと（笑）。
僕は生まれも育ちも京都市内。小さい頃から明るくて、身体を動かすのが大好きでしたね。学校の授業は聞かないけど、体育と休み時間は元気いっぱい。放課後はみんなでよくサッカーなんかをやって遊んでいました。

――運動神経、よさそうです。

と思うでしょ？ それがね、好きなだけでどの競技も見事に下手くそ。ただ、そんなのお構いなしに全力で楽しむんですよ。だから初めて遊ぶ仲間からは「あれ？」「こいつ意外とできひんぞ」ってびっくりされるという（笑）。
最近は会社のスポーツ大会でも僕の出番がちょっとした名物に……（笑）。

――いいギャップですね（笑）。いつも人に囲まれてそう。

誰とでも仲良くなるのは得意ですね。
あ、あと中学のときは毎朝、必死で髪をセットしてカッコつけていたかいがあってモテました。高校に入ると、そっち方面はどうでもよくなったけど（笑）。

――なぜ？

絶対に受かる公立校を選んだら、男子しかいない工業高校だったんです。でも、女子の目を気にしない生活は意外とラクだったし、男同士で遊ぶのは楽しかったし、学校もいい感じにユルくて結果オーライ（笑）。
出席日数さえ足りていればとやかく言われないのをいいことにアルバイトし放題でした。
コンビニにスーパー、居酒屋にラーメン屋、引っ越し屋と、掛け持ちをしまくって、時給800円の時代に月収20万円稼いでいたほどで（笑）。

――すごい（笑）。どこにそんなモチベーションが？

最初は「遊ぶ分くらいは自分で」と思って始めたけど、給料をもらうたびに物欲が出てきて。途中からは完全に「ブランドもん欲しい」「遊びたい」が原動力でしたね（笑）。
だから稼いでも全部使ってしまって、金銭感覚はだいぶバグっていたかも。

――就職してからが大変そう……。

まさにそれです（笑）。新卒で入った空調設備工事の会社は、初任給が手取りで13万円ほど。オマケに一昼夜働いたあと追加で半日勤務とか、拘束時間がエグいのなんの……。自宅から近くて筆記試験がないという条件だけで選んだ自分のアホさを後悔しましたね（笑）。
とはいえ、先輩も同僚もいい人ばかりで楽しかったから「みんなに迷惑かけたくないな」って。辞めようと思いつつ5年も続けてしまい……。

――5年!? 逆によく辞めどきがありましたね。

正確には、辞めるしかなくなったんです（笑）。

――何があったんですか？

高校時代と変わらず派手に遊んでいたら、22歳になる頃には相当な借金ができていて。「本気でヤバいから、すんません」と周りに頭を下げて退職しました。
だけど手っ取り早く稼げそうな仕事といえば、大型車の運転か夜職くらい。免許を取る余裕はないし、下戸だからホストは無理。キャバクラのボーイも当時は結構飲まされるって話でしたから、残るは風俗しかない。それで京都市内の店を検索して、上のほうに出てきた『ニコログループ』を信用して入社することに。
でも、当初はぶっちゃけ「借金返してすぐ辞めたろ」と思っていましたね。

――それ、書いてもいいんでしょうか（笑）。

ぜひ（笑）。むしろ、そんな人間が8年以上も居続けている理由を知ってほしいですから。
でね、いざ入社してみたら拘束時間は前職よりずっと短くて、接客と掃除以外の時間はかなり自由。それなのに月給は30万円ですよ。すぐに「あれ、ここ天国ちゃう？」って（笑）。

――待遇が魅力的だった？

いやいや、さすがにそれだけじゃ（笑）。想像より早く借金を返せたのはよかったですけどね。
実は、入社半年くらいのときにちょっとした事件がありまして。

――事件？

うかつな一言で、接客直前のキャストを泣かせちゃったんです。僕、ここを含めどの職場でも覚えが早くて人間関係にも困ったことがなかったから、突然のことに頭が真っ白。身動きも取れなくなって……。
そこに先輩が「お前は気にせんと受付頼むわ」と声を掛けて正気に戻してくれて、残り2人の先輩とサッと分業。女の子へのフォロー、お客様へのご説明、別キャストの手配と、ものの10分で丸くおさめてしまいました。
打ち合わせもナシに全員が迷わず動く姿が本当にカッコよくて、「こうなれるまで辞められへん」と思うように。

――ドラマみたいな展開ですね……！

ねえ（笑）。それからは必死で先輩の動きや会話を真似したり、自分の強みやダメなところを考えたり。すると視野が広がって、自然といろんなものが見えてきたんです。
どんなにご機嫌斜めなお客様でも笑顔に変えてしまう女の子たち、彼女たちを育てて支えているスタッフ、そしてそのスタッフを育てた上司。「みんながみんなスゴいんや」と。入社以来ずっと「スタッフ、キャスト、お客様の三方よしを目指さなアカン」と教わってきたことがストンと腑に落ちて。

――すべてが繋がったと。

ですね。で、入社から1年ほど経った頃、副主任に昇格。営業や売上はもちろんキャストへの対応でも評価されるようになり、2、3年目には店長になる話が持ち上がって。
当時は自信なんてなかったけど、仲間がそれぞれの得意分野を活かして支えてくれたおかげで、いい店になっていくのがうれしかったですね。

――川上さんにとっての『ニコログループ』とは。

関わる人を大切にし、相手の立場に立ってものを考える。社会でのそういう根本的なあり方が身につき、成長できる場所です。日々の業務はこの業界特有のものだったとしても、仕事や人に対する姿勢はどの業界でも役に立つはず。以前は目先のことしか頭になかった僕も、いまではグループの将来なんて大きなことを考えていますしね（笑）。
冒頭でお話ししたように、会社全体が成長を見据えている時期なので、チャンスは豊富です。野心のある人も安定を求める人もうちには欠かせません。厳しさ以上に楽しさややりがいもある『ニコロ』に、ぜひ一度来てみてください。