日々どんなに気を付けていても、仕事での失敗やミスは誰にでも起こり得ます。
風俗業界においても仕事中や職場選びでの失敗はつきものなので、実際に失敗して落ち込んでいる現役スタッフは少なからずいます。
あるいは、風俗業界の仕事に興味がある方が「業務で気をつけることはないか」と不安になっているケースもあるでしょう。
そこでこの記事では、風俗店の仕事でよくある失敗事例と対策を紹介します。
職場探しの失敗談や失敗しない風俗店選びのコツも解説するので、安心してチャレンジできるようぜひチェックしてください。
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【失敗談】風俗の男性スタッフがやってしまったミス6選
風俗スタッフが実際に仕事でやってしまいがちなミスは以下の6つです。
・出勤していないキャストを紹介してしまった
・指名されたキャスト以外に接客させてしまった
・キャストの出勤情報を誤って掲載してしまった
・辞めたキャストのプロフィール削除を忘れていた
・キャストと親密な関係になってしまった
ほんの少しのやらかしでもお店に重大な影響を与える可能性があります。
まずは、仕事上で実際にやってしまったミスを6つ紹介します。
お客さんの予約情報の入力を忘れていた
まずは、予約の電話をいただいていたにもかかわらず、予約情報を入力し忘れていたというデリヘル勤務のNさんの失敗談です。
予約情報の入力忘れは前日になって気づいたものの、お客さんが指名していた女の子はすでに予約が埋まっており、新たに予約を取り直せない状態でした。
お店に相談し、お客さんには後日割引価格で利用していただくことに。
無事に対応を終えられましたが、お客さんに迷惑をかけたうえ、さらにはお店へも損失を招いたのは事実です。
当然、お店からもお客さんからも叱られました。
割引した分減給のペナルティもあったため、ミスの重さを身をもって実感した経験です。
出勤していないキャストを紹介してしまった
続いて、キャストを間違って紹介してしまったという、風俗エステスタッフのTさんの失敗談を紹介します。
電話で「今日お店で遊びたいけど利用するのは初めてだから、おすすめの子を紹介してほしい」と伝えられました。
その後、お客さんから女性の好みを聞き、そのタイプに合いそうなキャストを紹介。
時間やコースを伺い、最終確認をしようと思ったところで紹介したキャストが出勤していないと気づき、慌ててお客さんに謝罪しました。
お客さんから直接叱られることはなかったものの「今回利用するのはやめておく」とそのまま電話を切られます。
せっかく新規のお客さんが来てくれたのにも関わらず、売上の機会を逃したことで、店長に報告するとこっぴどく叱られました。
これはキャストのシフト確認を怠ったことで起こったミスによって起こった失敗です。
指名されたキャスト以外に接客させてしまった
3つ目は、振替行為をしてしまった風俗エステスタッフのKさんの失敗談です。
振替とは、指名されたキャストとは別のキャストをお客さんにつける行為です。
テクニックやルックスから高い評価を受けている人気キャストがいたのですが、何度か複数のお客さんと指名が被るケースがありました。
売上を減らしたくないとの思いから、指名が被った際は振替をして別のキャストを派遣することにしていました。
お客さんとしては、指名した子とまったくの別人が派遣されるのであまり良い気分とはいえません。
当然、お店の評価が顕著に下がってしまいます。
次第にお客さんからの苦情が相次ぎ、悪評が広まって客足が徐々に減っていきました。
また、キャストとしても「お客さんが不機嫌で仕事がしづらい」「リピートしてもらえない」とクレームが多々入って、退店が目立つようになりました。
結果的に売上は低迷し、お店が回らなくなって閉店に追い込まれてしまうという事態につながります。
キャストの出勤情報を誤って掲載してしまった
次に、キャストの出勤時間を間違って掲載したという、デリヘルスタッフとして働くAさんの失敗談のご紹介です。
いつものようにキャストが出勤できる日時を聞いて、そのとおり出勤情報を登録したと思っていました。
そして「明日Sちゃんと15時から遊びたい」と予約電話が入ったため、コースやオプションなどを決めてもらって電話を切ります。
Sちゃんに「明日15時から予約が入ったからよろしくお願いします」とメッセージで送ったところ「明日は18時からの出勤です」との返信が。
そこでSちゃんに提出してもらったシフトを見てみると、確かに明日は18時からと書かれていました。
急いでお客さんに予約変更をお願いする電話をかけたものの「明日の18時以降は無理」と予約自体をキャンセルされることになりました。
この失敗は楽しみにしていたお客さんに迷惑をかけ、なおかつキャストの給料にも影響します。
結果的にお客さんとキャストの両方から信用を失ってしまいました。
辞めたキャストのプロフィール削除を忘れていた
退店したキャストのプロフィールを削除し忘れていたという、ピンサロスタッフのIさんの失敗談です。
数週間前にFちゃんが退店したものの、忙しさにかまけてプロフィールの削除を忘れたまま公式サイトに載せ続けていました。
そしてFちゃんから「サイトにまだ私のプロフィールが掲載されているので削除してください」とお店に電話がかかってきて、やっと削除していないことに気づきます。
Fちゃんに迷惑をかけたことはもちろん、プロフィールを削除し忘れていたことがほかのキャストに知られていたら、キャストたちからの信用を失う事態になり得ます。
さらに、退店したキャストへの予約が入っていれば、お客さんからも評価が悪くなるなど多数の人に悪影響を及ぼす結果になるので、反省しなければいけない出来事です。
キャストと親密な関係になってしまった
最後に、キャストと恋愛関係になりクビになったデリヘルドライバー・Yさんの失敗談をご紹介します。
風俗業界では、スタッフがキャストと関係を持つ行為は「風紀」と呼び、風紀を厳重に禁止しています。
風紀がご法度である理由は、スタッフが特定のキャストをひいきしたり、キャストの仕事に対するやる気を失わせたりしてお店に多大な損害を与える結果になるためです。
デリヘルドライバーももちろん風紀は禁止。
キャストともあまり会話しないようにお店から言われていたのですが、Hちゃんはいつも些細(ささい)な悩みから深い話までなんでも話してくれるため、次第に楽しく話すようになりました。
そうこうしている間にHちゃんへの恋愛感情が生まれ、連絡先交換を経てデートするような仲に。
告白もOKしてもらえたのですが、Hちゃんがほかのキャストにうっかり口を滑らせて風紀がバレてしまい、楽しい日々の終わりを迎えます。
お店からはひどく叱責され、そのまま解雇されました。
お店に損失を与えた分の罰金を科せられる事例もあるようなので、風俗業界のルールは必ず守らなければならないと痛感する出来事です。
風俗店の仕事で失敗しないための対策
風俗店の仕事での失敗を防ぐには3つの対策があります。
失敗やミスによるトラブルを避けるためにも必ず知っておきましょう。
チェックリストを作成する
予約情報の入力忘れや出勤情報の誤掲載といったミスは、チェックリストを作成してチェック体制を強化することで防げます。
予約情報や出勤情報の入力はいわばルーティンワークの一環なので、チェックリストをつくっておくと業務を効率的に管理することが可能です。
たとえば電話で予約対応をするときに、作成したチェックリストを見て確認しながら業務をこなせばミスを防止できます。
また、チェックリストがあると受付スタッフが変わっても柔軟に対応できるメリットがあるため、スムーズに引き継ぐためにもぜひチェックリストを作成しておきましょう。
ケース別のマニュアルを作成する
チェックリストに加えてマニュアル(手引き)を作成することも仕事上の失敗しない対策として有効です。
風俗スタッフは受付・キャスト管理・Webサイト更新などさまざまな業務があるので、ケース別にマニュアルを作成しておくと具体的な仕事内容をわかりやすく可視化できます。
例としては、辞めたキャストのプロフィール削除の忘れといったミスは「キャストが辞めたあとの業務マニュアル」を作成し、マニュアルどおりに沿って業務を進めると防げます。
そして、風俗業界未経験スタッフへの教育が円滑に行えることもマニュアルを作成するメリットです。
業務内容の全体像を見返しながら、作業内容・所要時間・達成目標・品質・注意点・ルールなどの細かい要素をマニュアルに追加していきましょう。
情報共有ができる仕組みをつくる
デリヘルのような派遣型風俗店など、お店によっては24時間営業しており交替制で働く職場があります。
1日に何度もスタッフが入れ替わるお店の場合はとくに、報告・連絡・相談を怠るとミスが起こりやすい傾向です。
そのため「キャストの退店情報」「キャストの出勤状況」などをしっかりと共有できる仕組みをつくってミスを無くすことが重要です。
情報共有の仕組みの例としては、アナログであれば「引き継ぎノート」を作成したり、デジタルであれば「LINE」でスタッフ間の業務連絡用グループを作成したりする方法があります。
LINEのグループを作成する場合は、トークルームで情報を共有すると情報が流れて見づらくなります。
大切な情報の場合は「ノート」機能を使って書き込むといつでも情報を確認しやすく便利です。
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風俗店で出世する人の特徴!スタッフとして活躍するためのコツ
風俗店選びに失敗した男性スタッフの事例3選
風俗スタッフが職場選びに失敗した事例は以下の3つです。
・勤務していた店舗が突然閉店した
・求人で掲載されていた給料よりも低かった
仕事上だけではなくお店選びに失敗するケースは少なくありません。
現役風俗スタッフから聞いたお店選びの失敗談を見ていきましょう。
ブラックな労働環境だった
まずは、風俗業界に初めて飛び込んだものの、最初に働いたお店がブラックだったというEさんの話です。
最初に受かったお店はすこぶる悪い職場環境。
電話応募や面接段階でも嫌な態度を取られていたのですが、違和感に気づかないまま働いていました。
しかし、初日からスタッフやキャストへの怒号が飛び交ったり、週6日・13時間勤務を強制されたりとブラックな労働環境が目につきます。
心身ともに疲弊してお店に連絡せず飛ぶスタッフやキャストが続出していたため、人手不足により店長はまた機嫌が悪くなりました。
その結果、スタッフやキャストへのパワハラがひどくなる・飛んだスタッフの穴埋めをするために残業を余儀なくされるなど、悪循環に陥るようになります。
あまりにもひどい労働環境にEさんも精神を病みましたが、店長はお店を辞めさせてくれないため仕方なくほかのスタッフやキャストと同様にお店を飛びました。
次の風俗店は選び方にこだわったおかげで、一般企業顔負けのホワイトな風俗店で働いています。
勤務していた店舗が突然閉店した
次に、働いていた風俗店が突然閉店したというGさんの体験談です。
風俗業界の市場規模は大きく将来性が高いからこそライバル店舗が多く、なかには閉店する店舗も少なからずあります。
僕の働いていたお店もライバル店舗に敗れ、閉店に追い込まれてしまいました。
閉店するまで、お客さんがどんどん減って暇な時間が増えたり、キャストの入れ替わりが多かったり、割引キャンペーンをたくさん実施していたりとその兆候は多数ありました。
しかし当時はその兆候に気づかないまま、突然の閉店。
計画的に退職できず、転職先が決まっていなかったGさんはまた一から新しい仕事を探すことになります。
求人で掲載されていた給料よりも低かった
最後に、求人情報と実際の条件が違っていたというデリヘルドライバー・Oさんの失敗談をご紹介します。
Oさんはとにかく稼ぎたかったという理由で、給与システムの良さしか見ずに求人選びをしていました。
そこで目に留まったのは、自由シフト制・完全歩合制で上限なく稼げることが売りのお店。
月収40万円以上を稼ぐデリヘルドライバーもいると求人に書いてあったので、ウキウキしながら応募しました。
面接に合格後いざ働いてみたものの、お客さんがほとんどいないため全然稼げません。
完全歩合制のお店を選んでしまったので、待機中に給料は発生しない状況です。
月収40万円以上の高収入を叶(かな)えているデリヘルドライバーなんて、このお店には本当にいるのかと疑うようになりました。
また、自由な働き方ができると書いていましたが実際は拘束時間が長く、希望休もあまり取れません。
結局すぐ退店して、時給+歩合で、なおかつ求人情報どおりの労働条件で働けるお店を見つけたので今はそこで気楽に働いています。
失敗しない風俗店選びのポイント
風俗店選びで失敗しないためには3つのポイントを押さえることが必要です。
ほんの少し気をつけるだけで風俗業界への就職・転職を成功させられます。
これから風俗業界で働きたい方や、ほかのお店への異動を考えている方はぜひチェックしてください。
大手の風俗店を選ぶ
今にも潰れてしまいそうな経営の危ない店舗を避けるためには、集客に力を入れている大手グループの風俗店を選ぶことがポイントです。
経営が安定している店舗はお客さんがたくさん入っているパターンが多いです。
現在、風俗店の集客はWebサイト上で行うことがほとんどなので、Web上の広告を多数出しているほど集客しやすく、また多額の広告費をかけられるだけの収益があると判断できます。
とくに、多数の店舗を展開している大手グループほど収益や資金力があり、集客に強い傾向にあるため、大手の風俗店は潰れる可能性が低いです。
また、会社規模が大きいほど給料含め労働環境が良い傾向です。
個人店でも安定経営を続けているお店があるため一概にはいえませんが「ホワイトなお店で働きたいけどどんな職場が働きやすいかわからない」という方は、迷わず大手グループのお店を選ぶといいでしょう。
完全歩合制は避ける
風俗店の給与体系は「基本給+歩合」であることが一般的です。
歩合とは、成果に応じて基本給とは別で支払われる報酬で、インセンティブや成果報酬と呼ばれるケースもあります。
場合によっては、まれに「完全歩合制」の給与体系を採用しているお店もあります。
完全歩合制は歩合のみが支払われる給与体系で、「基本給+歩合」のお店よりも歩合率が高く、頑張れば上限なしで収入を増やせる点がメリットです。
その一方で、基本給や固定給がなく、成果を上げないと収入が0になるリスクもあります。
人気店や繁盛店の場合は完全歩合制でも稼ぎやすいものの、安定しておらずいつ収入がなくなるかわからないのでおすすめできません。
「基本給+歩合」の場合も、努力次第では未経験から高収入を目指すことが可能です。
安心安全に働く意味でも、基本給をきちんと支払ってくれるお店を選んでください。
お客さんの口コミをチェックする
人気店・繁盛店かを判断する1つの方法として「実際に利用したお客さんの口コミをチェックする」という方法があります。
具体的には、Googleマップ上や、風俗店のホームページ・口コミサイトでの口コミをチェックします。
たとえば、キャストへの悪い口コミが目立つと、しっかり教育できていない=適当な運営と判断することが可能です。
スタッフに対する口コミも同様で、きちんと教育できていなかったり対応が適当だったりするなど悪い評価をつけられているお店は、運営が回っておらずお客さんが少ない可能性があります。
あまりにも悪い評価が続いているお店は選ばないほうが賢明です。
風俗店の失敗談をもとに対策をしたり、店舗探しをしましょう
この記事でご紹介した風俗業界における失敗やミスの対策方法は以下のとおりです。
・チェックリストを作成する
・ケース別のマニュアルを作成する
・情報共有ができる仕組みをつくる
【風俗店選びで失敗しないための対策】
・大手の風俗店を選ぶ
・完全歩合制は避ける
・お客さんの口コミをチェックする
風俗店では、仕事上のほんの少しのミスでもお客さんやキャストに迷惑をかけたり、職場選びに失敗して自分に大きな負担がかかったりするおそれがあります。
初心者のうちはもちろん、長く働いているベテランスタッフにおいても失敗することはありますが、対策方法を知っていると失敗をある程度防げます。
この記事を参考にしながら、失敗を最小限に抑えられる風俗店スタッフを目指してみてください。