
「雑費ってそもそも何?」
「なんで給料から引かれるの?」
「雑費がないお店の方が稼げるってホント?」
このようにキャストから雑費について聞かれたときに、「きちんと答えられるか不安......」と悩んでいるスタッフの方も多いのではないでしょうか。
雑費の説明が曖昧だと、キャストの不満やトラブルにつながるリスクがあります。
この記事では、風俗スタッフとして知っておきたい雑費の基本知識や、キャストからよく聞かれる質問への答え方、実際のトラブル事例について解説します。
雑費についての理解を深め、キャストへわかりやすく説明できるようにしておきましょう。
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風俗の雑費とは?
雑費とは、お店の運営に必要な経費の一部を、キャストの報酬から差し引く「費用」を指します。
「引かれ物」「厚生費」「在籍料」など、お店によって呼び方はさまざまです。
なお、キャストは業務委託契約で働くケースも多く、法的には「個人事業主」として扱われるため、お店の設備や備品を使用する対価という考え方から、雑費を負担してもらうのが一般的です。
雑費の算出方法として、代表的なものは以下の3パターンです。
・稼いだ金額にかかわらず一律の金額を差し引く(固定額型)
・稼いだ金額によって段階的に変動する(段階式型)
上記はあくまでも一例で、計算方法などはお店ごとに微妙に異なります。
キャストが差し引かれる主な雑費項目
雑費の内訳は、営業形態(派遣型か店舗型か)によって異なります。
以下の一覧表を参考にしてください。
| 業種 | 主な雑費項目 |
| 派遣型
(デリヘル・ホテヘルなど) |
送迎ガソリン代、ドライバー人件費、移動にかかる経費、携帯電話代、衣装・グッズ代など |
| 店舗型
(ヘルス・オナクラなど) |
待機室使用料、清掃代、光熱費・水道代、タオル・シーツ代、消耗品代(ローション・うがい薬など)、お客さんへのドリンク代など |
派遣型は移動にかかるコストが中心で、店舗型はお店の維持費が多くなる傾向があります。
また、ソープランドのような業種では、上記に加えてお茶代やボーナス代(スタッフへの謝礼金的な慣習)が雑費として含まれるケースもあります。
雑費についてキャストからよくある質問
キャストから雑費について質問される場面は少なくありません。
ここでは、よくある質問をピックアップして、答え方のポイントをまとめました。
雑費は必ず引かれるの?
雑費の負担がないお店も存在しますが、「雑費がない=手取りが多い」とは必ずしもいえません。
雑費がないお店の場合、その分バック率(キャストへの報酬割合)を低く設定していたり、店落ち(お店の取り分)を多めにとっていたりするケースもあるためです。
結果として、雑費があるお店と比べてトータルの手取りがほぼ変わらないか、むしろ少なくなるケースもあります。
雑費が高いお店は避けたほうがいいですか?
キャストにとって雑費が高いお店で働くのを避けた方がよいとは限りません。
キャストが働くお店を選ぶ基準として、最終的な手取り額で判断することが大切です。
手取りの目安は、以下のように計算できます。
たとえば、バック率60%・雑費10%のお店と、バック率50%・雑費なしのお店を比べると、実質的な取り分はほぼ同じになります。
雑費の金額だけを見て判断するのではなく、バック率・雑費・オプションバックなどを「総合的に確認したうえで稼げるかを判断するとよい」と伝えてあげましょう。
雑費と店落ちは何が違いますか?
店落ちとは、お客さんが支払ったコース料金のうち、お店が受け取る取り分のことです。
主に人件費・家賃・広告宣伝費などの運営コストに充てられます。
雑費は、キャストの報酬から別途差し引かれるお金で、タオル・ローション・消耗品・光熱費といったお店の備品や設備の維持費に使われます。
スタッフがキャストに雑費を説明する際のポイント
雑費の説明が不十分だと、キャストの不満やトラブルにつながりかねません。
スタッフとして、以下の2点を意識しておきましょう。
・入店後ではなく面接時に伝える
まず、雑費の内容を具体的に伝えることが大切です。
「〇%引かれます」という説明だけでは、キャストは何のために雑費が引かれているのか理解できません。
「タオル代・ローション代・光熱費などに充てています」と、使い道まできちんと説明してあげると、キャストの納得感が高まります。
また、雑費については面接時に伝えることも重要です。
入店後に説明することで「後出し」と受け取られると、お店に対する不信感やキャストが退店するリスクが高まります。
金額・計算方法・対象範囲を面接の段階で説明しておくと、安心して働いてもらえるでしょう。
風俗の雑費に関するトラブル事例
雑費の説明が不十分だったために、実際にトラブルになったケースがあります。
ここでは、スタッフの体験談をもとに2つの事例を紹介します。
雑費についての説明不足でキャストが退店してしまった
「雑費の説明を怠ったために、キャストが辞めてしまった」といった経験をしたスタッフの事例です。
入店してまだ1か月も経っていない子が、ある日突然「もう辞めます」と言ってきました。
理由を聞くと「毎月2万円近く雑費で引かれているのが納得できない」とのこと。
正直、最初に雑費の説明はしていたのですが、「出勤ごとに引かれる分」しか伝えておらず、どれくらい出勤したら、月でどれくらいのまとまった金額になることまでは伝えていなかったんです……。
「何に対してこの金額が引かれているのか」「なぜ払う必要があるのか」をもう少し具体的に伝えていれば、彼女が退店してしまうことはなかったのかもしれません。
「求人情報と違う」とキャストからクレームを受けた
求人情報の更新漏れが原因で、キャストから雑費に関するクレームを受けたスタッフもいます。
集客のためにコース料金を一時的に下げることになり、その期間は通常より多くキャストから雑費をもらう方針に変わりました。
ただ、求人情報の更新が追いついておらず、従来の条件のまま応募してきたキャストが入店させてしまったことがあります。
実際に精算してみると雑費が20%近くになっていて、そのキャストから「求人には書いていなかった」とクレームをもらってしまいました。
お金に関する大事な情報こそ、「内訳をきちんと説明しなければ不満を持たれても仕方がない」と痛感した出来事でしたね。
それ以来、条件変更があった際は必ず求人情報と応募してくれた女性への説明を同時に更新するようにしています。
風俗スタッフは雑費を理解したうえでキャストに説明しよう!
この記事では、風俗の雑費の基本的な仕組みから、キャストからよく聞かれる質問への答え方、実際のトラブル事例まで解説しました。
雑費はキャストの給料に直接影響するため、スタッフとしても正確に把握しておく必要があります。
トラブルを防止するためにも内容は具体的に、そして面接の段階でしっかりと伝えることが大切です。
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