独占インタビュー！マリンブルー 千姫｜風俗男性求人・バイト【メンズバニラ】

――ご出身は？

仙台生まれの仙台育ちです。そうそう、僕の母校、今年の夏の甲子園で東北初の優勝を果たしたんですよ。まあ、僕自身は野球どころかスポーツ全般とまったく無縁の帰宅部だったから、何も偉そうなことは言えませんけど（笑）。たぶん性格的に、競争に向いてないんだと思います。部活も受験戦争も視野になくて、友達と遊んでばかりの高校生活でしたね。
そんな調子で就活もろくにしないまま卒業を迎えちゃって。たまに定職に就いたこともありましたけど、なんだかんだで10年くらいのんびりフラフラしてたという……。

――結構のんびりしましたね(笑)。

はい（笑）。30手前になってようやく本腰を入れて働こうと思い、職歴不問で高収入といったイメージから、自然とナイトレジャー業界に行き着きました。『マリンブルー千姫』に入るまでいろんなジャンルの店で働いて、何回か店長も経験しましたね。どれも素直によろこべるような昇進じゃなかったんですけど。

――いったいなぜ？

僕がいた店はおしなべて仕事がキツくて、とにかくどんどん人が辞めるんです。で、上がいなくなったらとりあえず別の人間をそのポジションに据えておこう的な、ところてん式のテキトーな人事のところばかり。「まだそんな器じゃないのに」って不安を拭えずに祭り上げられたのは僕だけじゃなかったでしょうし、反対に「なんであいつが偉くなるんだよ」みたいな不満も周囲にはあったんじゃないかな。

――大変でしたね。

僕なんか出世願望もなかったから、昇進しても余計にストレスが溜まってしまって……。それでモヤモヤを抱えていたときに知人からこの店を紹介され、すぐに入社を決めました。大手グループだし制度も全般的に行き届いてるだろうと考えて。あと店舗型の風俗店で働いたことがなかったから、移動がなくて楽そうだなと思ったのも理由です(笑)。

――入社後はいかがでしたか？

最初は接客と部屋の入れ替えを割り当てられ、徐々に女の子対応も任されるように。ここまでナイトレジャーで10年働いてきたこともあって、そつなくこなせたと思います。ただ個人的に惹かれてた“店舗型”っていう部分に、実際は意外と苦労させられました。慣れない立ち仕事がつらすぎたんです(笑)。

――体力面で負担が。

何せ入社時点で40歳手前。退勤するころには両脚にたっぷり乳酸が……（笑）。もうね、運動不足の解消だと思って乗り越えました（笑）。
でもまあさっき言った通り業務そのものは順調だったので、ほかに目立った苦労やストレスはなく。毎日忙しいながらも自分のペースを保っていられましたね。これまで戸惑ったことといえば、去年のちょっとした一波乱くらいです。

――詳しくお聞かせください。

人の入れ替わりがあったりで、人員不足になってしまった時期があったんです。それも、ちょうど繁忙期ってときに（笑）。
もちろんグループの本部が応援を寄越してくれたりと、サポートは充実してましたよ。でも僕は仙台スタッフの一員として、彼らに頼りきりではいけないという思いがあったんです。だから、誰に言われるでもなしに休日返上で何度もヘルプに入るとか、業務の効率化を提案して自ら実践してみるとか、僕なりのやり方で役に立とうとしてましたね。

――相当尽力されたご様子がうかがえます。

自分に何ができるかというのは、一応常に意識してた部分です。繁忙期を乗りきったあとも、「売上を伸ばすにはどうしたらいいか。集客に直結するのは女の子の定着率や出勤数だ。それらを確保するためには何をすれば……」と、結構気を配ってたほうだと思います。
すると、あるとき僕に店長就任の話が来たんです。自分から率先して繁忙期を支えたうえ、その後も積極的な姿勢で貢献し続けているという点が高く評価されたらしくて。

――おめでとうございます。

全然ガツガツしたタイプではない僕でも、さすがに今回はうれしい気持ちがありました。前職までに経験してきたずさんなところてん式ではなく、本部の綿密な人事考課による評価である点が大きかったです。
それに僕が店長に抜擢されたということは、「あの店はもう仙台のメンバーだけで大丈夫だろう」と本部が判断したのだと思っていい。そう考えると、仲間たちみんなが優秀な人材として認められたみたいで、なんだか誇らしいじゃないですか。

――店長就任後のことを。

どのスタッフにも、会社から求められる以上の結果を出して達成感を得てもらうために、店長として導いていこうと心がけるようになりました。
本部が言うには、与えられた仕事に自分で肉付けをしたり、ほかの人がやりたがらない仕事を率先して引き受けたりなど、“プラスアルファの成果を挙げること”が昇進への近道。でも、自己判断だけでプラスアルファの成果を出すのって、どうしても難しいんですよ。例えば、メイクが崩れてる女の子に注意するとか、落ち込んでる子を励まそうとして話しかけまくるとか、よかれと思ってしたことでも相手によっては「このスタッフ、ウザいな」と疎まれる場合だってある。だから、見据えた目標や努力の方向性が適切かどうかを、僕も一緒に見極めてアドバイスしてますね。

――それは心強い。

この業界の知識と経験はそれなりにあるので、それらをフル活用して全力でフォローするつもりです。出世願望が強い人なら、昇進はかなり早いと思いますよ。ただもちろん、全然ガツガツしてなくても上がるときは上がるので覚悟してください（笑）。

――では、応募者に求める人物像は？

社会人の基本中の基本さえ守れるなら、どなたでも大歓迎です。具体的にいうと、勤怠、あいさつ、報連相など。そういう初歩的なことをおろそかにしない姿勢こそが、結局はいい仕事を生むんじゃないでしょうか。

――今後の展望を教えてください。

うちはグループ単位で見れば全国展開を果たした大手。現在も事業拡大を続けてるので、その勢いを後押しすべく徹底して売上を伸ばしていきたいです。ゆくゆくは、日本一のグループになってほしいですから。
ちなみに『マリンブルー千姫』は仙台有数の有名店なんですが、市内のソープランドではまだ上がいる状態。いくら僕自身が競争に向いてない性格といえど、店長として店を率いるようになってからはこう考えるようになりました。「いつかは仙台ナンバー1の座を勝ち取りたい」って。