吉原美女革命

東京(吉原

風俗ワーク(ソープランド

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吉原美女革命

斎藤 瑞樹さん 24

店長・幹部候補

年収700万円以上

勤続年数26ヶ月

小さな積み重ねが大事だと教えてくれた夜の世界。若き店長は、吉原の地で大きな夢を描く

その場しのぎの決断はすべて裏目に。憧れだけは捨てきれず、“行き当たりばったり”で横浜へ

――ご出身は?

広島県です。地元にプロ野球チームがある関係で、みんな野球をやるような環境でした。だから僕も中学までは野球をやってましたけど、下手でもなければ上手いわけでもない。勉強だってクラスで真ん中くらいの普通の子どもだったかな(笑)。
ちなみに、高校受験は失敗したくないという理由で、合格できそうな学校を適当に選びまして。無事に入学できたのはよかったけど、そこがヤンキーばかりで(笑)。

――入学早々に不穏(笑)。

もう、毎日ビクビクですよ。でも僕はパシりにされたり、いじめられたりしなかったんで、めちゃくちゃ運がよかった。とはいえ、学校に長い時間居たら「この空気感に染まっちゃいそう」っていう、危機感はありました。
だから高校生活はコンビニや居酒屋でバイト三昧。バイト先のほうがはるかに気楽で、どんどんシフトを増やしていったんです。そしたら、毎日のように学校をサボるようになってしまって進級ギリギリに。それもそれでマズいぞと。

――違う悩みができたと。

はい。そんなとき、うちの学校から東京六大学に合格した先輩がいると聞いたんです。なんかカッコいいじゃないですか、六大学って。もともと東京に憧れもあったので、進学するために2年生からの1年間は真面目に通ってました。

――目標ができたんですね。

でも1年生の段階で先生に見放されてたみたいで……。だから勉強のことを聞きに行っても相手にされず。日頃の行いって本当に大事だなと(笑)。
結局、進学はあきらめて元通りのバイト三昧。進路は何も決めずに卒業したというわけです。

――高校卒業後は?

このまま実家に居たらずっと甘えちゃうなと思ったんで、自分を変えるためにも地元を出ることに。それで東京へ行こうとしたんですけど家賃が高くて(笑)。でも待てよと。隣の横浜だってカッコいい街じゃないかと。しかも東京と比べて家賃も安い。これはと思って、すぐに引っ越しました。

誰かが必ず見てくれている。未経験で飛び込んだ夜の世界では“目の前の仕事”だけに注力

――引っ越してからのお話を。

勢いで来たはいいものの、働き先は決めてなくて(笑)。で、自分に何ができるんだろうって考えたとき、居酒屋でのバイトの経験があるじゃないかと。まかないもつくし、これなら当面は食いっぱぐれる心配もないと、近くの飲食店で働くことにしたんです。
そこはいい方ばかりで職場にもすぐに馴染めましたし、給料も安定してたから、いいとこ見つけたなと思いましたね。
ただ、2年目に不況の煽りを受けて店が閉店することになって。いい職場だったけど、こればっかりは仕方ないですよね。
その後は、せっかく横浜に居るわけだし、何か違う経験ができないかと考えるように。そんな感じで仕事を探し始めました。

――次の就職先は?

それで思いついたのが風俗業界。絶対に刺激がありそうだし、稼げそうだなとも思って。で、ネットで調べたら、『吉原美女革命』の姉妹店でスタッフを募集してたんです。
場所も横浜で通勤も楽だしすぐに応募しました。とはいえ、やっぱりちょっと不安はありましたけどね。

――面接の印象は?

もう、対応がすごく丁寧で、「自分の不安は何だったんだろう?」って思うくらい(笑)。仕事や給料についてわからないことは全部説明してくれたし、研修もあると聞いてさらに安心。

――入社後について教えてください。

最初の仕事は部屋の掃除と備品の補充。地味な作業かもしれませんが、任されたからには「ほかのスタッフにこの仕事だけは負けないぞ」と思って1つひとつ丁寧にやるようにしてました。今、僕は店長という立場ですが、これは本当に大事な仕事だと思ってます。部屋がキレイならお客様に印象がいいし、仕事道具がちゃんと揃ってないと女の子は困ってしまいますからね。もちろん当時の僕は、そこまで考えてはなかったですけど(笑)。
そんな態度を評価してくれたのか主任への昇格の話が。ああ、ちゃんと見てくれてたんだってうれしかったのを覚えています。それに伴って吉原のお店に異動。給料も上がったし、これを機会に憧れだった東京への引っ越しもかないました。

毎日の地道な“積み重ね”が立ちはだかる壁を打破。伝統ある吉原の街で、若き店長は大きな夢を描く

――そのあとは?

もちろん、そこからもずっと努力です。主任になってからというより、店が変わったことが大きかったので。というのもコンセプトが違う店だから、女の子の年齢層も違うし、考えや悩みも違う。だから、コミュニケーションは人一倍気を遣って、誰よりも信頼されるスタッフを目指しました。
そうしたら、ある日、新店の店長の打診があったんです。「若輩者の僕でいいの?」って戸惑いましたけど、期待してもらってると思ったらうれしくて、かなり意気込んでましたね。

――店長になってからのことを。

それがダメダメでした……。お客様がぜんぜんこなくて……。

――一番大事なところでつまずいたと。

そりゃそうですよね。今まで集客の仕事に携わってないわけですから。知名度だけでなんとかなると考えてた自分が未熟でした。
ただ、スキルなんてすぐに身に付く訳じゃないし、悩んでても仕方ないので、まずは自分のできることから始めようと考えたんです。
SNSには詳しかったんでそれを使って告知したり、広告内容も見直して積極的に宣伝したり。あと、女の子の魅力がもっと伝わるように宣材写真も勉強して。地道な努力の毎日でしたけど、しばらくすると客足も増えてきて、徐々に常連さんもつくように。

――努力が実りましたね。

いや、もう本当によかった。僕についてきてくれた女の子とスタッフには感謝しかありませんね。
そんなタイミングで『吉原美女革命』へ異動に。みんなと離れるのは寂しかったけど、すごく応援してくれてうれしかったな。前の店での経験があったから、今は自信もついてより店長らしくなったと思います。

――では今後の目標を

まずは売上を伸ばすこと。そのためにイベントのアイディアを出したり、もっと女の子の魅力が伝わるようにできないかスタッフと話し合ったりする毎日です。でも、それはやりがいでもあって。だっていっぱい稼げる環境をつくって、女の子のよろこぶ顔が見たいですから。
あと、もう1つ。吉原って古き良き伝統のある素晴らしい街だけど、働いている側からすると時代に合ってない部分もあると感じていて。だから、僕たち若い世代で少しでもよくなるようにできればって思ってます。
そうして、もっともっと吉原が活気づけばいいな。だって僕、吉原の街が本当に大好きですから。
写真・記事:メンズバニラ編集部

店長・幹部候補

斎藤 瑞樹さん 24

年収700万円以上

勤続年数26ヶ月

広島県出身。高校卒業後は横浜の飲食店に就職するも、店が閉店したため転職を余儀なくされる。
その後『吉原美女革命』の姉妹店に入社。細かい仕事も真面目に取り組む姿勢が評価され、入社2年目で店長に就任。現在は『吉原美女革命』の店長として、日々奮闘している。
夢はタワーマンションへの引っ越し。「東京の街を一望してみたいです」とのこと。

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  • 基本給
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    620,000
店舗スタッフ
職位 マネージャー
年齢 37歳
勤続期間 16ヶ月
  • 合計
    420,000
  • 基本給
    350,000
  • 役職手当
    20,000
  • 大入り手当
    50,000

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