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サンクチュアリ
多部 武広さん 46歳
店長・幹部候補
年収700万円以上
勤続年数4年2ヶ月
四十路からの働き方改革。夜の世界に生きた男は、今、仕事もプライベートも最高に充実している
映画のキャラクターに憧れて、18歳で水商売の世界へ。接客の根幹にあるのは、平等を常とした“母の教え”
――以前は都内でバーを経営していたとお聞きしました。
はい。カウンター席とボックス席が1つだけの小さな店ですけどね。25歳のときに開業して四十の手前くらいまでやっていました。バーテンダーの仕事を始めたのが18歳だから、水商売に携わっていたのは、かれこれ20年ってところかな。
――水商売の道へ進んだきっかけは?
ナイトワークをやっていた両親のもとで育ったので夜の世界になじみがあった、というのが1つ。あとは中学生のときに観た洋画の影響(笑)。登場人物の中に、寡黙で渋くて、実は組織の諜報部員というバーテンダーがいたんですよ。「すげえカッコいい!」って、めちゃくちゃ憧れましたね。卒業文集の「就きたい職業」に、1位諜報部員、2位バーテンダーと書いたくらい。
――諜報部員が1位だった(笑)。
そう、そっちが先(笑)。まあさすがに1位の夢は叶えられなかったけど(笑)、知人から銀座にある老舗のショットバーを紹介してもらい、2位は無事に叶えることができたわけです。
――実際に就いた「憧れの職業」はいかがでしたか?
楽しかったですよ。さまざまな年代の、さまざまな業界の人と会えて、毎日が新鮮でした。
そういえば当時の常連に、毎回違う女の子を連れてくれる愉快なじいさんがいましてね。「このスケベ親父!」なんつって軽口を叩けるくらい、仲良くさせてもらっていたんです。そうしたらあるとき、彼の勤め先に呼ばれて。聞けばみんなご存知レベルの超大企業、しかも通された部屋は社長室。なんでも「来月で引退するから、その前に自分のことを知ってもらいたかった」って話でしたが、僕は相変わらずのノリで「へえー、社長だったんすねー」「この椅子座ってもいいですか?」みたいな(笑)。
――社長と知っても委縮したり畏まったりはなかった?
なかったですねえ。驚きはしたものの、僕からすれば「気のいい酔っ払いのスケベ親父」に変わりはなかったというか。
――その感覚もすごいですね(笑)。
きっと「お客様はみんな平等、立場は違えど優劣はない」っていう母の教えが、根っこにあるんだと思います。だから誰に対しても接し方が変わらない。今振り返れば、社長が僕を気に入ってくれた理由もそこなのかなと。別れ際「お前はそのままでいろよ」と言ってくれたのでね。
とまあそういう、普通じゃ経験できない出会いもあったりして、ますます「この世界って面白いな」と感じるようになりました。
はい。カウンター席とボックス席が1つだけの小さな店ですけどね。25歳のときに開業して四十の手前くらいまでやっていました。バーテンダーの仕事を始めたのが18歳だから、水商売に携わっていたのは、かれこれ20年ってところかな。
――水商売の道へ進んだきっかけは?
ナイトワークをやっていた両親のもとで育ったので夜の世界になじみがあった、というのが1つ。あとは中学生のときに観た洋画の影響(笑)。登場人物の中に、寡黙で渋くて、実は組織の諜報部員というバーテンダーがいたんですよ。「すげえカッコいい!」って、めちゃくちゃ憧れましたね。卒業文集の「就きたい職業」に、1位諜報部員、2位バーテンダーと書いたくらい。
――諜報部員が1位だった(笑)。
そう、そっちが先(笑)。まあさすがに1位の夢は叶えられなかったけど(笑)、知人から銀座にある老舗のショットバーを紹介してもらい、2位は無事に叶えることができたわけです。
――実際に就いた「憧れの職業」はいかがでしたか?
楽しかったですよ。さまざまな年代の、さまざまな業界の人と会えて、毎日が新鮮でした。
そういえば当時の常連に、毎回違う女の子を連れてくれる愉快なじいさんがいましてね。「このスケベ親父!」なんつって軽口を叩けるくらい、仲良くさせてもらっていたんです。そうしたらあるとき、彼の勤め先に呼ばれて。聞けばみんなご存知レベルの超大企業、しかも通された部屋は社長室。なんでも「来月で引退するから、その前に自分のことを知ってもらいたかった」って話でしたが、僕は相変わらずのノリで「へえー、社長だったんすねー」「この椅子座ってもいいですか?」みたいな(笑)。
――社長と知っても委縮したり畏まったりはなかった?
なかったですねえ。驚きはしたものの、僕からすれば「気のいい酔っ払いのスケベ親父」に変わりはなかったというか。
――その感覚もすごいですね(笑)。
きっと「お客様はみんな平等、立場は違えど優劣はない」っていう母の教えが、根っこにあるんだと思います。だから誰に対しても接し方が変わらない。今振り返れば、社長が僕を気に入ってくれた理由もそこなのかなと。別れ際「お前はそのままでいろよ」と言ってくれたのでね。
とまあそういう、普通じゃ経験できない出会いもあったりして、ますます「この世界って面白いな」と感じるようになりました。
開業は勢い任せ、半年で経営危機。営業スタイルの転換で安定するも、“ドクターストップ”で店を畳む
――その後、満を持して25歳のときに自身の店をオープン。
いや、全然「満を持して」ない(笑)。開業も30歳くらいを目処に考えていたし。
――なぜ5年も早まることに?
24歳のときだったかな。後輩が北海道へ転居することになり、仲間うちでお別れ会をやったんですよ。そうしたら彼が「多部さん、俺、期待していますよ!」と。どうやら僕、ハタチくらいの頃に「25までには店を持つ!」と吠えていたらしんですけど、そんなこと全然覚えてなくて(笑)。しかも当時の勤め先だった赤坂のバーでは、結構いい給料をもらっていたので、独立なんてみじんも頭になかった。だというのに、目をキラキラさせながら、みんなの前でその話をするもんだから、思わず「う、うん! つくるよ!」って。引っ込みがつかなくなったという(笑)。
――(笑)。とはいえ有言実行を。
大変でしたよ。店は地元に出したんですけど、自分が理想としていた本格志向のスタイルで始めたら、お客様がまるで来ない。銀座や赤坂からは電車で1時間ほどかかる場所なので、昔の常連さんも足を運びづらい。半年後には経営危機です(笑)。
そこで営業形態を「バーテンも飲みます!」みたいな、みんなでワイワイ飲めるコミックバーに変えたところ、徐々に経営が安定して。そのままどうにかこうにか十数年、今度は身体が悲鳴をあげて……。
――何があったんですか?
あるとき、立ち上がれなくなるほどの胃痛と背筋痛に襲われたんです。それで診察を受けると、潰瘍がいくつもできていた。無茶な飲み方をしていたし、休みなしに働いていたせいでしょうね。医者に「このままだと透析が必要になる」と注意を受け、これはもう潮時かな、と。
――深刻な状況だったんですね……。
あ、でもね。今はすこぶる元気。快食、快便、快眠。30代のときより健康かもしれません(笑)。
――何があったんですか?(笑)
きっと『サンクチュアリ』に入って、働き方が変わったからだと思います。
……って、こんな言い方をすると、まるで広告の宣伝文句みたいかな(笑)。だけど実際、変わったんですよ。たとえば勤務時間。うちは定時帰りが当たり前で、ちゃんとプライベートの時間を確保できる。それに完全週休2日制で有給もある、大型連休も取れる。それまでの自分には縁がなかった、ゆとりのある生活を送れるようになったんですよね。おかげで嫁と過ごす時間も増えたし、家庭環境も健康になりました(笑)。
いや、全然「満を持して」ない(笑)。開業も30歳くらいを目処に考えていたし。
――なぜ5年も早まることに?
24歳のときだったかな。後輩が北海道へ転居することになり、仲間うちでお別れ会をやったんですよ。そうしたら彼が「多部さん、俺、期待していますよ!」と。どうやら僕、ハタチくらいの頃に「25までには店を持つ!」と吠えていたらしんですけど、そんなこと全然覚えてなくて(笑)。しかも当時の勤め先だった赤坂のバーでは、結構いい給料をもらっていたので、独立なんてみじんも頭になかった。だというのに、目をキラキラさせながら、みんなの前でその話をするもんだから、思わず「う、うん! つくるよ!」って。引っ込みがつかなくなったという(笑)。
――(笑)。とはいえ有言実行を。
大変でしたよ。店は地元に出したんですけど、自分が理想としていた本格志向のスタイルで始めたら、お客様がまるで来ない。銀座や赤坂からは電車で1時間ほどかかる場所なので、昔の常連さんも足を運びづらい。半年後には経営危機です(笑)。
そこで営業形態を「バーテンも飲みます!」みたいな、みんなでワイワイ飲めるコミックバーに変えたところ、徐々に経営が安定して。そのままどうにかこうにか十数年、今度は身体が悲鳴をあげて……。
――何があったんですか?
あるとき、立ち上がれなくなるほどの胃痛と背筋痛に襲われたんです。それで診察を受けると、潰瘍がいくつもできていた。無茶な飲み方をしていたし、休みなしに働いていたせいでしょうね。医者に「このままだと透析が必要になる」と注意を受け、これはもう潮時かな、と。
――深刻な状況だったんですね……。
あ、でもね。今はすこぶる元気。快食、快便、快眠。30代のときより健康かもしれません(笑)。
――何があったんですか?(笑)
きっと『サンクチュアリ』に入って、働き方が変わったからだと思います。
……って、こんな言い方をすると、まるで広告の宣伝文句みたいかな(笑)。だけど実際、変わったんですよ。たとえば勤務時間。うちは定時帰りが当たり前で、ちゃんとプライベートの時間を確保できる。それに完全週休2日制で有給もある、大型連休も取れる。それまでの自分には縁がなかった、ゆとりのある生活を送れるようになったんですよね。おかげで嫁と過ごす時間も増えたし、家庭環境も健康になりました(笑)。
組織の活性化は「水質」にあり。夜の世界に生きた男がホワイト企業で目指す、“本当に働きやすい店づくり”
――ちなみに『サンクチュアリ』へ入社した経緯は?
バーを畳んだあと、知人が紹介してくれたデリヘルで働いていたんですが、3年後にコロナ禍で閉店。で、風俗店の面接をいくつか受けまして。その中でも『サンクチュアリ』の担当者は……まあ今の上司なんですけど、すごく親身になって話を聞いてくれたんです。それで「こういう人がいるなら働いてみようかな」と。
でもって、いざ働いてみたら「あらホワイト企業!」って(笑)。しばらくは定時になっても「ほんとに帰っていいのかな?」と思っていました(笑)。
それにスタッフも人あたりのいいメンバーばかり。あっという間に馴染めましたね。
――業務面はいかがでしたか?
苦労とか悩みとかですか? 僕、そういうのあまり感じたことがなくて……。そりゃあ壁にぶち当たって落ち込むことはあるけど、そこで立ち止まったままじゃ何も解決しない。だったら動こうよ、という考えなんです。期待していた答えと違ったらすいません(笑)。
ただ、業務への取り組み方に関しては、「評価は人がする」「努力と習慣を間違えない」の二点を意識していました。特に後者。どんな仕事もこなしているだけではただの習慣、朝の歯磨きと一緒。調べる、考える、試してみる、といった努力をして初めて、成長につながると思うんですよね。
――そうした姿勢も評価されて、現在はマネージャーの役職に。
どうなんでしょう。聞いていないのでわかりません(笑)。
でもそういう意識で仕事に取り組めば、おのずと主体性が生まれて、活躍の幅も広がるはず。結果、店の“水質”もどんどんよくなるんじゃないかと。
――水質?
どんなに元気な魚も、水槽の水が濁っていたら弱ってしまう。これを会社に置き換えたとき、組織の水質をつくるのは1人ひとりの発言や態度や行動だと考えていて。せっかくやる気があっても、周りの意識が低かったら、十分なパフォーマンスは発揮できないよねっていう。
幸い、うちは積極的なチャレンジを歓迎する職場。だからどんどんトライ&エラーを繰り返して欲しいですね。僕たちもより働きやすい店づくりに努めているので、なんでも相談してください。定時内で(笑)。
――(笑)。では最後に今後の目標を。
もう一度バーをやりたいですね。家から職場までの十数キロを自転車通勤できるくらいになったし。いつになるか分からないけど、そのときは寡黙で渋いバーテンダーにチャレンジしますよ(笑)。
バーを畳んだあと、知人が紹介してくれたデリヘルで働いていたんですが、3年後にコロナ禍で閉店。で、風俗店の面接をいくつか受けまして。その中でも『サンクチュアリ』の担当者は……まあ今の上司なんですけど、すごく親身になって話を聞いてくれたんです。それで「こういう人がいるなら働いてみようかな」と。
でもって、いざ働いてみたら「あらホワイト企業!」って(笑)。しばらくは定時になっても「ほんとに帰っていいのかな?」と思っていました(笑)。
それにスタッフも人あたりのいいメンバーばかり。あっという間に馴染めましたね。
――業務面はいかがでしたか?
苦労とか悩みとかですか? 僕、そういうのあまり感じたことがなくて……。そりゃあ壁にぶち当たって落ち込むことはあるけど、そこで立ち止まったままじゃ何も解決しない。だったら動こうよ、という考えなんです。期待していた答えと違ったらすいません(笑)。
ただ、業務への取り組み方に関しては、「評価は人がする」「努力と習慣を間違えない」の二点を意識していました。特に後者。どんな仕事もこなしているだけではただの習慣、朝の歯磨きと一緒。調べる、考える、試してみる、といった努力をして初めて、成長につながると思うんですよね。
――そうした姿勢も評価されて、現在はマネージャーの役職に。
どうなんでしょう。聞いていないのでわかりません(笑)。
でもそういう意識で仕事に取り組めば、おのずと主体性が生まれて、活躍の幅も広がるはず。結果、店の“水質”もどんどんよくなるんじゃないかと。
――水質?
どんなに元気な魚も、水槽の水が濁っていたら弱ってしまう。これを会社に置き換えたとき、組織の水質をつくるのは1人ひとりの発言や態度や行動だと考えていて。せっかくやる気があっても、周りの意識が低かったら、十分なパフォーマンスは発揮できないよねっていう。
幸い、うちは積極的なチャレンジを歓迎する職場。だからどんどんトライ&エラーを繰り返して欲しいですね。僕たちもより働きやすい店づくりに努めているので、なんでも相談してください。定時内で(笑)。
――(笑)。では最後に今後の目標を。
もう一度バーをやりたいですね。家から職場までの十数キロを自転車通勤できるくらいになったし。いつになるか分からないけど、そのときは寡黙で渋いバーテンダーにチャレンジしますよ(笑)。
写真・記事:メンズバニラ編集部
店長・幹部候補
多部 武広さん 46歳
年収700万円以上
勤続年数4年2ヶ月
東京都出身。18歳で水商売の道へ進み、バーテンダーの経験を積んだのち、25歳のときに自身のバーを開業。体調の悪化をきっかけに、約15年の営業に幕をおろした。
その後はデリヘル店のスタッフを経て、『サンクチュアリ』に入社。現在はマネージャーとして店舗の運営、後輩の育成に尽力している。
最近の楽しみは「嫁さんとのひととき」。二人でのんびり過ごす時間に幸せを感じているとのこと。
多部 武広さんがはたらく会社の求人募集情報
リアル給与明細
店長・幹部候補
職位
店長
年齢
41歳
勤続期間
2年
-
合計515,000円
-
基本給180,000円
-
役職手当100,000円
-
業績手当210,000円
-
皆勤手当10,000円
-
交通費15,000円
店舗スタッフ
職位
マネージャー
年齢
31歳
勤続期間
7ヶ月
-
合計415,000円
-
基本給180,000円
-
役職手当100,000円
-
皆勤手当10,000円
-
業績手当110,000円
-
交通費15,000円
Webデザイナー
職位
レタッチャー
年齢
26歳
勤続期間
1年 2ヶ月
-
合計380,000円
-
基本給150,000円
-
作業歩合230,000円
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