独占インタビュー！高級アロマエステ｜風俗男性求人・バイト【メンズバニラ】

――ご出身は？

大阪です。東京に出てきたのは10年ちょっと前、22歳のときだったかな。

――上京の経緯をお聞かせください。

僕、大学に入ってすぐ、飲食店向けの商材を扱う完全歩合制のバイトを始めまして。いわゆる飛び込み営業ですね。その会社が六本木に立ち上げた支店のメンバーに誘われたかたちです。「東京ってどんなもんやろ？」みたいな興味もあったので、特に迷うこともありませんでした。

――では大学卒業後に就職を？

いえ、完全歩合の業務委託です。それに大学は3年生に上がる直前で辞めているんですよ。

――いったいなぜ？

実はそのバイトだけで月に50万円くらいは稼げていたんです。おかげで欲しい物が買えたし、海外旅行にも行けたし、キャバクラだって通い放題（笑）。もちろん浮き沈みはありましたが、「商品を売れば売ったぶんだけ収入になる」みたいな、成果主義のうまみ、醍醐味を知ってしまったんですね。
だから、このまま普通に就活をして、普通のサラリーマン生活を送るのは無理だろうなと。であれば大学にいる意味もないし、もっと稼いで、もっといい暮らしを目指そうと。そんなわけで中退を決めました。

――両親には反対されなかった？

されると思い考えた口実が、「お笑い芸人の養成所に入るため」という……（笑）。今振り返っても、なんでその発想に至ったのか謎なんですけどね。最初に伝えたとき、母親はひざから崩れ落ちていました。
まあそれでも結果的には許してもらえて。一応、養成所にも通いつつ、よりバイト中心の生活へ。大阪を離れる頃には、営業成績も上位に食い込んでいたと思います。

――そして東京へ。新天地での苦労や変化はありましたか？

特にありません。街が変わってもやることは一緒ですからね。それに僕、物事をあまり深く考え込まないというか。どんなことも「なんとかなるやろ」のスタンスなんです（笑）。だから初めての東京でも気負うことはなく。とりあえず営業が上手い先輩にコツを教えてもらいながら、目についた店へ片っ端から飛び込んで、とにかく1日1日をがんばろうと。そんな感じでしたね。

――その後は？

その後は……すいません。いやもうね、そこから先がけっこうグチャグチャで。いろいろな仕事を転々としていたんですけど、「いつ、どこで、なにを」っていうのが、はっきりわからないんですよ（笑）。

――たとえばどのような仕事を？

バーの店員、キャバクラのボーイ、クラブの受付、風俗店の内勤スタッフ……。女の子のマネージメントみたいな仕事もやりましたね。
で、そのすべてがアルバイトだったり手伝いだったりで、正社員として働いた経験がない。だからよけいに時期がはっきりしなくて。わかっているのは、ほとんどナイトワークだった、ということだけです。

――ちなみに歩合の営業職はいつまで？

それもはっきりしない（笑）。もともと業務委託だし、自由にフェードアウトできる環境だったしで、気が付いたら辞めていました。

――なぜ仕事を転々とするように？

きっかけは営業職との掛け持ちで始めた飲食店のヘルプだったかな。それが居酒屋だったかレストランだったかは忘れましたけど、ともあれ、得意先の店長と仲良くなりまして。「よかったら仕事が終わったあとに店へおいでよ」と声をかけてもらい、次第に接客を手伝うように。で、そのヘルプ先で新しい出会いが生まれて、また「よかったら」と誘われる。そんな感じで広がった人脈が、新しい仕事につながっていきました。……と言えば聞こえはいいですが、要するに、行き当たりばったりですね（笑）。

――その「行き当たりばったり」の時期はいつまで続いたんですか？

『高級アロマエステ』の仕事を始めるまで。だから……10年くらい（笑）。

――長いですね（笑）。

ただ、その時期に広がった人脈の中の1人に、うちのオーナーがいましてね。ナイトレジャー業界には関わっていなかったんですが、あるとき「今度メンズエステを始めようと思っているんだけど、身体、空いてない？」と。

――新規事業のメンバーに選ばれた？

しかも店長として立ち上げから任せてくれる、というありがたいお話でした。
なぜ選んでいただいたのか、今でもはっきりとは聞いていません。たぶん「ナイトワークに慣れている」「女の子の管理経験もある」といった理由だと思います。あとは「彼なら時間もあるだろう」とか（笑）。
いずれにせよ、信頼してもらえたのはうれしかったし、僕自身も30歳を超えて「さすがにそろそろ落ち着かないとダメだ」と思い始めていたタイミングだった。それで初めて、自分の今後をちゃんと考えて。将来のためにも、責任をもってしっかり店の運営に取り組んでみようと決めたんです。

――立ち上げ当初のお話を。

オーナーの知人のメンズエステ経営者にアドバイスを乞いながら、物件探し、コンセプト決め、ホームページの作成……と、もろもろの下準備を整えるところから始めました。まあ当然、すんなりとはいかないですよね（笑）。
特に女の子がなかなか集まらない。求人媒体に広告を出しても、大手でもなく、オープンもしていない店には誰も興味を持ってくれない（笑）。だから最初はナイトワーク時代のツテを頼りまして。あとはSNSの活用。メンズエステの宣伝方法はSNSが多いので、店のアカウントをこまめに更新したり、業界内のインフルエンサーにリツイートしてもらったりしながら、徐々に認知度を高めて、在籍数の確保に努めました。

――集客面については？

難しかったですね。収益がプラスに転換したのは、オープンして3、4カ月目。いくら宣伝をしてもすぐに電話がかかってくるものじゃないとわかっていたし、先行投資の期間だと割り切っていたつもりなんですけど。やっぱり赤字続きだと寝心地は悪い、悪い（笑）。
おかげさまで今はリピーターも多くて。売上も順調に伸びています。

――成功の要因は？

1番は遊んでくれたお客様の満足度ですかね。この業界、なによりもリピーターをつかむことが大切。そのためにも店全体の質を高めていくことが重要だと考えています。
たとえば女の子の教育。お客様にはサービス終了後のアンケートをお願いしているのですが、そこに要望や注意、お叱りがあれば、是正できるように改めて講習を行います。それでも改善しなければ、申し訳ないけど退店してもらう。仕事って低いレベルに合わせると、成長も発展もしませんからね。

――今後の目標を。

現状、セラピストの出勤数は錦糸町で一番だという自信がありますし、集客と人気の面でも上位につけている実感があるんです。だからこの勢いをさらに加速させて、近隣のエリアにもどんどん店舗を広げていく。それが今後の目標です。

――最後に求める人材像をお聞かせください。

素直さと元気とやる気があれば、どなたでも大歓迎です。
『高級アロマエステ』は年功序列がない、能力や仕事の結果に応じて昇給、昇格が決まる“ジョブ型”の店。これから店舗展開をしていくなかで、まだまだ役職者のポジションも空いているので、自分の成長を求めている方、成り上がりたい方も、ぜひお待ちしております！