独占インタビュー！Everyday Summer Summer｜風俗男性求人・バイト【メンズバニラ】

――ご出身は？

生まれも育ちも東京の多摩市です。子どもの頃は身体を動かすことが好きで、小学生のときは町のクラブチームでサッカー、中学生になってからは友達の誘いで剣道を。プロになりたいとまでは考えていなかったけど、一生懸命練習に打ち込む日々でしたね。
勉強もほどほどにはやっていたので、高校卒業後は大学に進学しました。

――大学では何を専攻？

観光業やホテルマンを目指す人に向けた、ホスピタリティ系の学部を。経営学部の派生部門みたいな感じで。この頃の経験は今に活きている……のかな。
ただ、勉強はそっちのけで遊んでばかり（笑）。いわゆるオールラウンドサークルに入っていて、お酒を飲み歩く毎日でした。この頃に知ったビールとハイボールの魅力のほうが、今に影響しているかもしれません（笑）。

――（笑）。

そんなだったから、ピンサロ店でのアルバイトを始めたんです。そのお店がリニューアルして、今働いている『Everyday Summer Summer』になるんですけどね。
当時は夜の世界に対してそれなりに不安があったものの、飲み代を稼がなきゃいけなかったから、とにかく時給が高いところ、その一点に惹かれて決めた感じ（笑）。

――実際に働いてみていかがでした？

いい意味で予想を裏切られましたね。勝手に想像していた「いかつい従業員」みたいなのは皆無で、むしろそこら辺の人よりもずっとオシャレ。スタッフも女の子も仲良しで、お店の雰囲気もよかったです。
それにアルバイトがやることは掃除とかがメインなので、特に難しいことはなかった。お金もバッチリ稼げるし、いいことづくめでしたね。結局、大学を卒業してからもそのまま続けました。

――就職は考えなかった？

はい、まったく（笑）。先輩はみんな優しいしお金も稼げるんだから、わざわざ就職活動をする必要性は感じなかったですね。しかも卒業後しばらくして、正社員にも登用されましたし。
ただ……実は正社員になって2年後に、退職したんです。

――なぜ退職を？

大きな理由があったわけではなくて、違う世界を見てみたくなったというか……いわゆる“自分探し”。上司も「戻りたくなったら、いつでも戻っておいで」という温かい言葉とともに、快く受け入れてくれました。
その後、当時の彼女が住んでいた神奈川県に引っ越したんです。

――その後はどんな仕事を？

あ、先に言っておきますけど、たいしたことはしてないですよ（笑）。カッコいいことを考えて飛び出したものの、正社員にもならずに派遣でフラフラしていただけ。そんな状態で彼女とうまくいくわけもなく、公私ともに中途半端な状態でした。
結局、その頃は目標がなかったから、やる気も出なかったんでしょうね。生活のために働いてはいたけど、今振り返ったら何もしていないのと同じようなもの。
迷走したまま3年が過ぎて、気づけば僕も27歳。さすがにマズいと思って今後の人生を考え直してみたところ、なぜか真っ先に頭をよぎったのが夜の世界だった。そこで、退職を相談した上司に連絡したんです。

――反応は？

すぐに面接の場をつくっていただき、包み隠さず話をした結果、「いいよ」と言ってくれたんです。彼女ともお別れをしてから、心機一転のつもりで『Endless Summer Summer』に戻りました。
3年ぶりなのでスタッフや女の子の顔触れは少し変わっていたけど、僕が好きだったお店の雰囲気はあの頃のまま。「自分の居場所に戻ってきた」って感じでしたね。

――復職後は？

女の子のマネージメントとお客様の案内を中心に。業務内容は退職前と変わりませんでしたが、僕自身の意識は変わったと思います。たとえばスタッフの接客は、アパレル店とかでも通用するような感じにブラッシュアップして。
あと女の子への接し方も変わりましたね。

――それはどのように？

僕が一番意識したのは、「話をしっかり聞いてあげる」こと。それぞれの性格を少しでも理解できたら、人間関係がうまくいくと思ったんです。
さらに「自分の考えを隠さず伝える」ということもプラスしました。先輩が「わかり合うためにも、自分を隠しちゃダメだ」と言っていたので、それを意識するようにして。このやり方がベストかどうかはわかりませんが、少しはお店の成長に貢献できたのかな。
今は店舗責任者になったので、新たな目標に向けてがんばっているところですね。

――新たな目標とは？

まずは店舗のある吉祥寺でナンバーワンになること。欲を言えば、中央線沿線でも一番になりたいですね。
コロナ禍になって、この業界も情勢が大きく変わりました。吉祥寺でもピンサロ店の数が減ってしまったし、僕たちの店も「お客様が来てくれて当たり前」という状況ではなくなった。
でも、そこで立ち止まっていては意味がありません。接客のあり方を見直したり、もっと効率のいい情報発信のやり方を探したり、試行錯誤しながらがんばっているところです。
とにかくウチはスタッフが意見をたくさん出してくれるので、とても助かりますね。

――そこに経験は関係ない？

そうですね。若手とかベテランは関係なく、よさそうと思ったアイディアはとにかくチャレンジしてみることにしています。ダメだったら変えればいいだけですしね。
だから、どんどん意見を出せる人が入ってくれたらうれしいかな。僕がどんどん採用しますから（笑）。

――ちなみに、この仕事の魅力は？

やっぱりみんなで企画を考えることですかね。レジャー業界なので、イベントにしてもなんにしても、バカっぽい企画のほうがお客様も楽しんでくれる。大の大人が集まってバカなことを真剣に考えるのは、ヤミツキになるくらい楽しいですよ（笑）。
あと、大きな野望を持っている人も歓迎です。今、ウチのスタッフにそういうタイプはいないから、違う角度の意見をもらえそうだし、活躍するチャンスも多いと思います。

――では最後に、ご自身の目標を。

僕は10年前に戻ってきたときに「この業界で、この店でがんばる」と腹をくくりました。そして今は店舗責任者も任されました。
僕、プライベートではあいかわらず物欲も目標もなくて。一人でお酒を飲めれば、それだけで幸せなんですよね。あ、野望を持っている人が欲しいとか偉そうなことを言ってすみません（笑）。
だから今の目標は「『Everyday Summer Summer』をエリアナンバーワンにすること」だけです……ということにしておいてください（笑）。