独占インタビュー！札幌 恋愛グループ｜風俗男性求人・バイト【メンズバニラ】

――まずは幼少期のお話を。

男の子たちに混じって少年野球をやっていました。ポジションはピッチャー。毎日楽しかったし野球自体も大好きだったんですが、成長するにつれてだんだん体格や体力に差が出てしまって。ついていけなくなり、中2くらいで辞めることに。仕方ないですが、当時はすごく悔しかったですね。
あと、5歳からやっているダンスは今も続けていて。全然違うジャンルですけど、ヒップホップと社交ダンスの2種類。最近は友達と一緒にやったり、市のダンス教室に呼ばれて幼稚園生くらいの子に教えたりもしていますよ。

――アクティブですね。

実は身体を動かすの、そんなに好きじゃないんですけどね（笑）。好きなことならなんでも惜しみなくやっちゃいます。ネイルも6時間くらいぶっ通しでやっても全然余裕だし。

――セルフネイルですか？

自分でもやりますね、今日の爪もそうだし。あとは仕事でもやっていました。
ネイルには割と早くから興味があったんですよ。それで最初に入った高校を中退し、自分でお金を貯めて美容系の専門学校に入り直したんです。同時に高卒資格のため系列の通信制高校に通い、一人暮らしの生活費を稼ぐためのバイトも毎日のように……（笑）。学校側が授業などのスケジュールをうまく組んでくれたものの、さすがにハードでしたね。調理師免許も取ったし。

――え、調理師？

はい（笑）。バイト先のイタリアンで「免許取らない？」と言われたのがきっかけですが、元々料理も好きで。だから卒業後はネイリストと調理師の仕事を行ったり来たりしていました。

――どちらもやりたかった？

そうですね。気分屋なので、「次は料理をしたいな」「ネイルをしたいな」と思うままあちこちに（笑）。
そもそも、最初に就職したネイルサロンも3、4カ月で辞めちゃったんですよ。年功序列の制度が嫌になっちゃって。長年働いているけど最先端の情報を追っていない人のお給料が高い一方、すごく技術があってトレンドを押さえて努力している若い女の子が一番低いお給料。それを見て、「なんだこれ？ 実力で評価してもらえないの？」と。
で、新しい仕事を探すときに「そういえばコックもやりたかったな」って（笑）。結果、転々とするようになりました。

――その後は？

『恋愛グループ』に来ました。
というのも、実は私、もうすぐ離婚するんですよ（笑）。出会って半年で結婚して、1年も経たないうちに別れることになりまして。なので今後も一人で生きていけるように、どこかに腰を据えて働こうかなと。そこで考えた条件が、「せっかくなら新しいこと」「人と関わるのが好きだから接客業」、そして「実力でちゃんと評価してもらえる仕事」の3つ。そんなときに、知人からこの会社を勧められたんです。

――全く異なる業種ですが……。

女性が多くしっかりした会社だと聞き、「いいじゃん！」と思って。ホームページでも大々的に「女性スタッフを雇用しています！」とアピールしていたので、それなら未経験でも“女性”という自分の属性を強みにできそうだなと。だからほかのお店は見ずに、即日応募しました。

――決断が早いですね。

自分で言うのもなんですが、勢いがありますよね（笑）。
で、面接は社長が担当してくれたんですけど、“女性だからこそできること”を熱く語ってくれて。「女性スタッフの重要性を真剣に考えている会社なんだな」「ここで働きたいな」と改めて思いました。

――どんなお話だったのか、具体的にお聞きしても？

たとえば女性は、生理の重さやつらさ、何をされたら痛いかなどに共感できる。接客を終えたあと、メイク直しの時間がどのくらい必要かもすぐに理解できる。男性スタッフだと席を外さなきゃいけないような裸の撮影でも、女性スタッフならそばにいてあげられる。一方で、男性スタッフはキャストさんと密室で二人きりになれない、というルールもあります。そういうキャストさんの気持ちに寄り添った話がほとんどでしたね。

――キャストさんファーストを徹底していると。

もちろん“男性だからこそできること”もたくさんありますからね。お客様の目線に立った接客のアドバイスとか。しっかり役割分担ができているんですよ。

――入社後はいかがでしたか？

集客力があるぶん慌ただしくもあり、1対1で教えてもらえないときもありましたが、忙しいときでも雰囲気がすごくよかったです。常にみんな笑っているし、私が失敗したときも「自分も前にそういうことがあったよ。次はしないようにしよう」とフォローしてくれるし。
今3カ月目ですが、そういう環境のおかげもあり、基本的な業務はほぼすべてこなせるようになりました。

――いい職場環境ですね。

生理休暇も取れるし、休まずとも動くのがしんどいときには「生理なので動けないことも多いと思います」とオープンに話せるのも、女性としてはありがたいです。そういう日は座り業務をメインでやらせてくれて。混んで忙しいときでも「松本さんごめん！ ちょっとお願いできる？」と気遣ってくれるし、お昼休憩を早めに作ってくれたり、トイレに閉じこもっても何も言わないでくれたりもします。
それにスタッフ内で上下関係がないのも過ごしやすいですね。「上も下もない」という社訓が壁に貼ってあって、私みたいな新人でも疑問に思ったことや意見を言いやすいんです。もちろん役職者はトラブルが起きたら最初に出ていってくれたりと、頼りになる存在ですよ。

――やりがいを感じる瞬間は？

キャストさんが「今日松本さんいますか？ いるなら行こうかな」って言ってくれるときはものすごくうれしいですね。女性同士なので「ホストの推しが……」とか「旦那が……」とか、プライベートの相談も気軽にしてくれるし。信頼してもらえてきているのかな。
それに、私の離婚話も笑い飛ばしてくれて。「バツイチか～！」「そんなもん気にしない気にしない！」みたいな（笑）。私も支えようとしていますが、逆にキャストさんからも支えられています。

――では、最後に今後の目標を教えてください。

スタッフからも「松本さんがいれば何任せても大丈夫だよね」と信頼される存在になりたいし、今後入ってくる若い人や女性スタッフにとって「相談しやすい先輩」になりたいです。
すでに私のあとから入ってきた子が1人いて。多少は教えることもありますが、何かミスを見つけたときも高圧的に注意するんじゃなく、「見て見て、これ確認して何か気づかない？（笑）」とか冗談っぽく教えるようにしているんですよ。1、2回の初歩的なミスだったらそのほうが萎縮せずに済むじゃないですか？ もちろん何回も繰り返すようなら、いったん喝を入れたほうがいいとは思いますけど。

――腰は据えられそうですか？

もう、ここに骨をうずめたいです！
この前横浜に出張したときも、2日間だけだったのにホームシックになっちゃって（笑）。夜、お店に泣きながら「帰りたいよー、みんなに会いたいよー」って電話しました。そのくらい札幌エリアのみんなが大好きだから、できれば今一緒に働いている仲間を1人も減らさずに、これからもやっていきたいですね。